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しゅうかつシリーズ~「せめて、もう一回食べてから…美味過去記憶反芻対談」9〈忘れじの東京B級グルメ名店〈経堂周辺1980年~2000年前半編①〉~「飲食店がたくさんあってさ、今よりもね。安いお店がたくさんあってさ、駅の雰囲気もまだ踏切だったし、のんびりしつつも街だし、気に入ったのです」「結局食べ物屋につられたんだな(笑)」~ ほか〉

模話1「経堂周辺を語ろう」

模話2「大学3~4年のときに住んで、また数年空いて、また住んでたんだよね」

模話1「うん。去年東京に遊びに行ったときに1回行ったよ」

模話2「変わってた?」

模話1「うん。しばらく思い出せなかったけど、インフラは駅から離れるとそれほど変わってはいなかったかな?」

模話2「なんで住もうと思ったわけ?」

模話1「大学2年まで同じアパートに住んでたSくんが、引っ越ししたんだよ。先に経堂にさ。それでどんな街か聞いてみたら、リトル下北沢っていったんで気になって行ってみたのよ」

模話2「そしたら、気に入ったってことか」

模話1「そうなんだよ。飲食店がたくさんあってさ、今よりもね。安いお店がたくさんあってさ、駅の雰囲気もまだ踏切だったし、のんびりしつつも街だし、気に入ったのです」

模話2「結局食べ物屋につられたんだな(笑)」

模話1「そうなんだよ。初めに行ったときに大石屋っていったかな?岐阜県だかどこかが本店のラーメン店があったのよ。メニューがラーメンにチャーシュー麺にライスしかなかったと思う。住んでたときには焼売始めたりもしたけど。400円とチャーシュー麺が700円かな?しょう油味で透き通っててチャーシューにネギ大量にメンマだけだったかな?記憶違いはあるかもです」

模話2「ラーメンライスを食べてここに越したいと決めましたね?(笑)」

模話1「はい。スープが並々で、お膳でくるんだけど、こぼれることもあったかな。くるくるした表面はクリスピーなチャーシューがおいしくてさ。お金があるときはチャーシュー麺にご飯でしたね」

模話2「経堂を語る上では、避けてとおれない店があるよね?」

模話1「牛鉄だろ?」

模話2「正解」

模話1「まだ本店と二号店しかないくらいだったかな?」

模話2「学生でもたまに行けるくらい安い美味しい店だったよね?」

模話1「本店の店長さんらしき人がいい人で、いつも1000円以内でカルビスープとご飯に1品だけとかでも爽やかに対応してくれてうれしかったよ」

模話2「その後大ブレイクして、なかなか入れなくなるくらい繁盛してたよね」

模話1「カルビとか名前を覚えられたのは牛鉄さんのおかげね」

模話2「当時の経堂で著名な店を列挙しようか?」

模話1「おう。丸さん?表記は忘れたけど南口地下の安くて良心的なお店」

模話2「セットの種類が多くてまよったよね」

模話1「笑店に餃子の王将に若葉?の大食い御用達安いお店トライアングル」

模話2「笑店の焼きそばはすごかった」

【続く】