しゅうかつシリーズ~「せめて、もう一回食べてから…美味過去記憶反芻対談」8〈忘れじの東京横浜B級グルメ名店〈横浜みなとみらい以前のB級グルメ編①〉~忘れられないのは…大きな中華鍋みたいなやつにたっぷり油が入ってて、乾燥パン粉をつけて具材をフライにしてたんだよ。特に目を引いたのがさ、魚肉ソーセージをフライにしたやつ!仕事中だったけど気になって仕方がなかったなあ(笑) ほか〉
模話1「前回は東京B級グルメだったね」
模話2「今回は横浜まで広げるわけね」
模話1「いずれ他の地域もやる予定」
模話2「横浜はいつの時期?」
模話1「ふふふ。みなとみらい以前だよ、はっぽうやぶれ蟹江凱の弘明寺にまだその名残のある時代だよ。小池重明が真剣師やってた賭け将棋の店が上大岡にもあったかな?ってな時代だよ(笑)」
模話2「大学でて横浜で働いていたんだよね?」
模話1「社員寮だったから、そこまでたくさん外食したわけじゃないけどね」
模話2「当時はまだみなとみらい以前で、かなり怪しげな湾岸あたりは怖かったらしいね?びびりなもわくんは(笑)」
模話1「マンガで読むようなイメージに近い感じがした、というより横浜の憧れやイメージに近いものを見ては〈やっぱり横浜だ!〉ってうれしがってた感じだな」
模話2「いかにも地方出身者がやりそうなこっちゃね(笑)」
模話1「いまはきれいになったけどさ、特に市場のある辺りとか東神奈川の海辺の辺り、本牧から磯子あたりはたのしかった。まったく東京と雰囲気違うし、坂は急だし、区により地域により、全然雰囲気違うのよ。東京も京都も神戸も区画かわるとかわるけど、横浜は広いから…神戸も広くて地域によりまったく雰囲気違うとこは似てるかな?…とにかくその雰囲気の違いはたのしかったね」
模話2「食べ物での記憶は?」
模話1「黄金町や日ノ出町?の辺り、鎌倉街道と呼ばれる道路の近くにさ、記憶違いはあるかもだけどね、屋台がたくさん普段から出ていたのよ」
模話2「博多の中洲とか屋台みたいなの?」
模話1「うん、博多とはさ、ちょっと違うかな?もう少し縁日の出店に椅子を置いてるような簡素な感じかな?記憶はちょっとあいまいだけどね…忘れられないのは…大きな中華鍋みたいなやつにたっぷり油が入ってて、乾燥パン粉をつけて具材をフライにしてたんだよ。特に目を引いたのがさ、魚肉ソーセージをフライにしたやつ!仕事中だったけど気になって仕方がなかったなあ(笑)」
模話2「遠州の縁日にそういうのも昔はあったかもね。それは食べなかったの?」
模話1「うん、結局ね。やっぱりあの辺は当時は結構よそもんには怖いイメージがあったんで、夜は行かなかったよ」
模話2「他の食べ物は?」
模話1「横浜といやあ家系だよな」
模話2「吉村家は行った?」
模話1「行ったことあるんだけど、実は横浜に住んでたときは行ったことないのさ」
模話2「家系は行かなかったの?」
模話1「車持ってなかったからさ、仲のいい人と行動をともにするわけ。そういう人のなかに吉村家に行く人がいなかったのよ。ある先輩に教えられた店が大将って店で、よく行ってたよ」
模話2「家系とは違うんだよね?」
模話1「うん。でも似たような醤油とんこつかな?ライスが安くて、サービスだったか50円くらいだったか?500円いないでおなかいっぱい食べられたよ。本牧にあってさ本牧家っていう家系もあったけど、そっちより車が止めやすい感じもあったかな?本牧家は並んでたし」
模話2「本牧家は行かなかった?」
模話1「引っ越してから行った(笑)。すごい美味しかったよ」
模話2「いずれ家系特集をやるとして、最後に恒例の列挙しますか?」
模話1「山ノ内埠頭市場の会員食堂の昼定食。京急富岡駅前よかろうのかつ丼。ニュータンタンのタンタン麺。黄金町界隈の串焼き。荒井やのらんちの牛めし。中華街の豊なんちゃら楼の焼売。中華街は海員かく以外名前が出てこないから後日ね。あっ同発の焼き物各種ね」
模話2「次回はまた違った話題で続く~」
【続く】
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