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とーます模話のこざこざシリーズ 34「わたしも俳句をつくりたい④ ~〈だるさかな 線路のわきに 百日紅【夏】木下闇 白き道路の 先眩し【夏】〉ほか~」

※続・書き溜め分アソート


飯粒を 雀に残す 春時雨【春】

ひと粒を 雀に残す 春時雨【春】

つちふるや 大気汚染に 風情なし【春】

セキレイの 声交わす下 通りすぐ【秋】

冬たつも 力みも抜けて ひのひかり【冬】

日向ぼこ まぶたも口も ゆるみたり【冬】

だるさかな 線路のわきに 百日紅【夏】

木下闇 白き道路の 先眩し【夏】

今日も晴れ 昨日と同じ 百日紅【夏】

セキレイの 声響く昼 土手を行く【秋】


※5年前のものから、まあまあ最近のものまでの
書きなぐってあったものです。
百日紅の句は、JRだったか阪神だったか…
通勤電車のけだるさのなかで
詠んだもので…まあまあ気に入ってます。

木下闇の句も、会社の昼休みの疲れ切った夏の時の句で、
けっこう疲れたときの俳句が多い感じですね。

ではまた。ごきげんよう。
次をおたのしみに~。


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