還暦過ぎても大盛り――たべもの記2024②「60過ぎてからの二郎系初体験②」
地元にある二郎系ラーメンで「ごめんなさい」残しをしてから、1週間が過ぎた。
妻が店の前を通るたびに…よせばいいのに、店内を毎回覗いていたらしい…。
何回か店員の方と目が合って、お辞儀をしたりしているらしい…。
おとなだな…妻よあなたは…。
そして今回の妻からの提案、
「前回のリベンジに行こう」
ぷ。いいね。快諾。
そして予習。ホムペ等で、やはり大半のお客さんが「小」ラーメンを頼んでいることを理解した。なるほど…常連だってみんな300グラム食べられるってことではないわけね…。
150グラムでポークステーキ一枚でもやし1袋なら…還暦過ぎでもいけるであろう。にんにくは胃壁の負担がくるので…生姜にしておけばなおよし。
すいている時間に行った…つもりだったが…結構人が入っていた。
見ると…ほとんどが小で野菜マシ。中には厚豚小で分厚い3枚のポークステーキのようなチャーシューをのせて完食している人も見た。
すげえ、小とはいえ、あの厚豚を3枚…簡単に食べるとは…さては常連さんだな…やはり店員の方の反応も同胞への愛の交流のような熱さが出ているような気が…そんなこたねえか…。
今日は予習をしてきたので、二人ともすぐ食券を買えた。
小ラーメンで妻は味薄め。
味付けは最初に伝えておくほうがよいようだ。
妻は「アブラ少なめ」「にんにく少なめ」「野菜マシ」。
ボクは「アブラふつう」「にんにくなし」「野菜マシ」。
二人とも麺はふつう。
前回の失敗を考えてのことであった。
気持ちは高まる~。
チャーシューが目の前で切られているが…それにしても分厚い。
妻のチャーシューもかなり大きなものをのせてくれている。
ボクのもだ。気持ちボクのほうが大きい。
しかし、薄いチャーシューがたくさん載っているラーメンより、ここの1枚のほうが量が多いかもしれない。
味もたれがしみていてたいへんおいしい。
とはいえ、チャーシューはのちの楽しみで、いまはストイックに野菜マシから片付ける。ときどきキャベツ。玉ねぎはないようでした。記憶違いだね。
麺、全粒粉みたいなので…やはりかためは消化しにくいし、胃に結構きいてくるし…ふつうの硬さでも十分硬い。
うまい。さぬきうどんより腰がある。
当たり前か…。
妻はいかにもおいしそうに、声に出しつつ食べている。
ボクも自然にうまいと声が出てしまう。
生姜を入れたり、胡椒を入れたりして味変。
いやあ、150グラムだと…こんなに余裕で楽しめるのか…これはたのしい。
野菜マシは片付いて、あとは、アブラに麺にチャーシューの三角食べ…ときどき汁。
うまい。チャーシュー特にたまらん。
さすがに、汁はいい年をして全部飲むのも体調にさわる。
それに…ある理由で、適量でやめる。
いやあ、完食。
おいしかった。
店員さんに、おいしかったと告げて、
退出。前回のことがあったこともあり、
店員さんも完食できた二人客をにっこり送り出してくれた。
いやあ、おいしかった。
次は汁なしのものにチャーシュー2枚をトッピングして、二人でシェアして、チャーシューを2枚にして食べてみようか。
二人で店を後にして、しばらくして…機嫌よく食事の回想なのをしていたところ…やはり、妻もボクと同じことを気にしていた。
白い粉…
う~ん。ここって〇化調じゃなかったのか…
あるHPで別の場所の同店名の店は〇化調って書いてあったと思うけど…
舌に少し膜ができたような感触があった…
まあ、他店よりは少ないかな…神戸でも〇化調で知られた老舗がいつのまにか結構入るようになっていたことを思い出した。
でもおいしかった。
習慣性あるな…やっぱり。
家系のときもちゅうどくしてたし…
なんでも中毒しやすいから…
20年前に中毒してた店は…
矢口渡のこうやに、
世田谷区にあるケンちゃんラーメンの味噌コーンバターとか、
桂花ラーメンターローメンなどなど…
いずれもライス必。
持ち帰りできるらしいから、
300グラムの厚豚をテイクアウトできるなら、
シェアして、うちのごはんで食べたらおいしいかもな~
とはいえ、二郎系リベンジ成る。
めでたしめでたし。