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しゅうかつロック、ボクにも言わせて 「第133回 ロック対談_だぶる模話模話模話~〈ロック再入門編_【レッドツェッペリン編集アルバム③_ロックンロール・レッドツェッペリンの10曲】①Led Zeppelin_C´mon Everybody ②Led Zeppelin - That’s Alright Mama ③Wearing and Tearing ほか〉~」

模話1「ロックンロール・レッドツェッペリンの10曲ね」

模話2「3つ目の編集アルバムですね。ハードロックンロールと今回のロックンロールとの違いは?」

模話1「いかにもハードロックなロックンロールといわゆるロックンロールの違いだよ。では今夜の1曲目をどうぞ」

①Led Zeppelin_C´mon Everybody

模話2「ははあ、ロバートプラントはエルビスプレスリーから入ったひとだから…アメリカのロックンロール的な要素は結構隠せないもんね」

模話1「そうそう。ブルースやってたって隠せない影響ってのはあるじゃん? ジミーペイジだってスコッティムーアのレッツプレイハウス?だっけな…そっからギター少年への道に入ったってインタビュー記事にあったよね。ロバートプラントが鏡の前でエルビスプレスリーの真似してたって言ってた気がするしね」

②Led Zeppelin - That’s Alright Mama - Live at The Royal Albert Hall, London (January 9th 1970) RARE


模話2「胸いっぱいの愛をのロックメドレーでさ、この曲やってるやつあるけど…この頃はめっちゃ速いテンポだね」

模話1「ロカビリー、ヒルビリー、アメリカのロックンロールってのは英国の少年たちのあこがれだったんだってわかるよね。1曲目のエディコクランは英国のツアーをやっている影響が大きいってことね。Whoが70年あたりのライブ全盛期に来日していれば…くやまれる(笑)」


③Wearing and Tearing (Remaster)


模話2「コーダってヒルビリー、ロカビリーっぽいジミーペイジとロバートプラントのルーツが透けてる感じのエルビスプレスリー回帰路線を感じる曲があるよね」

模話1「ジミーペイジのギターがこの手の曲にあうスタイルってことじゃない?」

④Walter's Walk (Remaster)


模話2「ブラックドッグみたいな派手さはないが…たのしいロックンロールじゃな~い?」

模話1「同感だね。変な暗い感じがなくてけっこう好きかな?」

⑤South Bound Saurez (Remaster)

模話2「いい曲だよね。ケラウズランブラとか、地味に佳曲ありだね。このアルバム」

模話1「しかし…範疇が広いが、王道だよね。アメリカのロックンロールをベースにしてるってとこは、ローリングストーンズにも通じるかもね。チャックベリーがキースの基本だもんね。ジミーペイジはスコッティムーアか?」


⑥Led Zeppelin - Whole Lotta Love (Live from How the West Was Won) Part 1


※6分くらいから「ブギーチレン」…かのジョンリーフッカーのブギーチレンなのか?と思います。ちょーかっこえー。ほかにこの曲があるのかもしれませんが…調べきれず。コニーフランシスのLet's Have A Partyもぶっとびのアレンジ。作家のクレジットさえしときゃ…歴史に残る偉業だったかもしれないのに…おしい…


模話2「このブギーママって思い込んでたけど…ジョンリーフッカーのブギーチレンをアレンジしてるの? コニーフランシスのLet's Have A Partyも全然違うアレンジですごくかっこいい。これもカバー曲としてアルバムに入っていてもよかったんじゃない?」

おまけ:Connie Francis / Let's Have A Party レッツ・パーティ / コニー・フランシス


模話1「外国語だとそう書いてあるけどさ…全然違うし…これを原曲クレジットジョンリーフッカーにしてアレンジしてアルバムにちゃんと収録すべきだったと思う。最も好きな曲だね。ジミーペイジのプレイも最高だしさ」

⑦Candy Store Rock (Remaster)

模話2「プレスリーっぽい歌い方だね」

模話1「ハードだけど、ロックンロールっぽいよね」

⑧In the Evening (1990 Remaster)

模話2「これもプレスリーっぽいね」

模話1「曲は斬新だけど…アメリカのロックンロールの影響がある感じだよね」

⑨Led Zeppelin - Living Loving Maid (She's Just a Woman) (Official Audio)


模話2「ハードロックファンがそっぽを向くこの曲ね」

模話1「ブリティッシュビートっぽくもあるけどね。明るさがイギリスっぽくないね、アメリカ臭あり」

⑩Down by the Seaside (Remaster)


模話2「もろアメリカンポップスみたいじゃん?」

模話1「しかし、幅広い音楽性だね。パクリにしても(笑)。こんだけ多彩なバンドはなかなかないかもね」

模話2「次は何がテーマかな~? お楽しみに~、続く~」





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