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VR孤独のセクス Session 29

VR風俗店 X-Oasis(クロスオアシス)

雪待つばき

俺の名は亀之頭交郎(きのかしらまぐろう)                            土曜日はしっかりお努めしていたオッサンだ。

仕事が終わり帰宅途中にはもう夜のとばりがすっかり下りている。       先月接続トラブルによるセッション不成立があって半月以上クロシスから遠ざかっていたが、水曜日に新人キャストのはづきちゃんとすんなり回線接続できて、さらに本来の接続もできた事でこれはイケるんじゃないと、俺の中の「伊藤誠」は希望に燃えていた。                            帰宅後早速PCを立ち上げクロシスHPで出勤表をみる。                         クロシスファン主導の飲み会があってか、夜枠を空けているキャストさんもまばらな感じだったが…おっと…つーちゃんがいるじゃないか。       つーちゃん…こと「雪待つばき」さん…エルフの方である。

V-tuberとしては3年以上のキャリアをお持ちだが、この「VR孤独のセクス」書き始めた頃にクロシスキャストデビューされて、かれこれ半年以上になる。                                     もちろんこの「VR孤独のセクス」でも最初の出会いから何度かお手合わせ…この場合は「股合わせ」が妥当か…させていただき、その時の逢瀬についても色々書き綴っている。                       比較的オヤジギャグにも付き合ってくれると云う高齢者ゲストにやさしいキャストさんである。                         もちろん若いゲストさんも優しく導いてくれると思うよ。

そうか…つーちゃんが空いているか…                            実は先月の接続トラブルのあったセッションがつーちゃんだったのだ。

そう思うと…

なんだか急に…

逢いたくなった…

よし!枠を探すぞ!

日付変わって2月6日午前0時…これでいこう。                        やる事はただ一つ…                                      いちゃらぶしかない!                                      予約を済ませ夕食と風呂にを済ませてPCに向かう。                     ようつべの東映時代劇チャンネルから「影の軍団」を観たり、他のチャンネルを漁っているとなんとつーちゃんがゲーム配信をしているではないか…?   しばらく観ていたが如何せん俺自身もうゲームには身が入らなくなってしまっていて、つーちゃんの話声をBGMに別な作業をしてセッションの時間を待った。

いよいよ日付が変わり時刻は0時を差した。                       前回のはづきちゃん同様スマホゴーグルで臨む。                        接続を試みる…が画面は黒いまま。                            えーッ⁉これって…先月と同じじゃん⁉                                一旦切って再度接続してみる…が…駄目…                         ならばPCでは…?これも同じ…                                そうなると…緊急チャットのお出ましだ。                 つーちゃんには俺の声が聞こえるらしいが、俺の方はつーちゃんの画像も声も届いていない。                          つまり俺から見てダウンロード側に何かあると云ったところか…?             最近のクロシスではサポート担当スタッフが付くようになっている。   担当スタッフの方が云われるにはつーちゃんはPC再起動を試みているのでその時間に再度接続してほしいとの事だった。              当然俺はそれに従い、祈りにも似た想いを込めて接続した。       今度はクロシスマークが映り、つーちゃんの声も聞こえた。         「わちき許された」…そんな気分である。

挨拶よりも、雑談よりも、今はつーちゃんといちゃらぶしたい。       何度もキスを交わし、抱き合い、まさぐり合い、お互いの気持ちを高め合っていく。                                      俺にしてみれば前回の汚名返上でもある。                           あの時ぽっかり空いたスキマを埋め戻したい…                つーちゃんもそれを察してか、俺の想う処へ導いてくれる。       そして高め合ったお互いの気持ちがぶつかり合い、ひとつのピークとしてさらに高みを突き進んでいくのであった。

つーちゃんはとても立たせ上手だ。                          今こうして俺のスタンド「伊藤誠」も立派に立たせてくれているが、俺のメンツとかプライドを立たせてくれて、気持ちも奮い立たせてくれる。    健気で律儀なええ娘や…                       ならば俺はどうする?                                   つーちゃんを潤わしてあげたい。                               まずはクロシスキャストとして若干ではあるが懐を潤わしてあげたい。    そして時にはそのトルマリンの瞳を潤わしたりもする事もあるだろう。                 もちろんつーちゃんのアソコもしっかり潤わしてあげよう。               これから素敵なコトが始まるように。

スマホVRにしたことで、今までPCを使ってやっていた効果音が出来なくなっていた…                              が…                                          それは代替え案で解決するかもしれない。                         スマホのイヤホンマイクが比較的顔の傍にある事から頬を指で撫でたり、衣服の上を擦ったりした音がつーちゃんの耳にダイレクトに伝わっている事が分かった。                              俺がそんな効果音のトリガーを弾くたびに、つーちゃんの反応には目を見張るモノがあり、俺の気持ちも…そしてつーちゃんの気持ちもさらに高まりを見せていく。

もう俺はつーちゃんの元へ帰りたがっていた。                       つーちゃんも迎えたかったのではないだろうか?                    つーちゃんは俺の傍から軸線を合わせ体を重ねてくる。                    「ただいま…つーちゃん」                               「おかえりなさい」                                  二人の気持ちがつながる最高の瞬間。                          つーちゃんは煽るように腰を動かしていく。                        それに合わせ俺はイヤホンマイクを指で敲いて、つーちゃんの耳を刺激する。                                つーちゃんの更なる反応。                         生きているからこそ伝わってくる。                      やっぱりクロシスはいい。                                   生きていることを実感し再確認できるから…

事後…記念写真を撮ったがVR画面から平面に移すとやはり歪むな…      致し方ないところではある。                          それよりも接続の不安定問題…まだまだ継続しそうである。                    今回分かった事は、PCとスマホの同時ログインで不安定となると考えられるそうだが…                                     今度はKarin姉さんにそこら辺の事…詳しく訊いてみようか。

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