見出し画像

マグ郎の学生P備忘録 後編     『目を開けてみる夢の続きを』

※この記事はマグ郎の学生P備忘録 3/3 になります。
是非前、中編の記事を読んでから、当記事をお楽しみください。

前編記事↓

中編記事↓



第三章『目を開けてみる夢の続きを』

思ったより早かった復帰戦


高校卒業から遡ること数か月、2020年7月頃。
これまでになかった、衝撃のコラボが発表されました。

デレステ×ミリシタ』の両タイトルコラボ、と………。

コラボすること自体もかなり驚きでしたが、
先鋒、ミリシタ側のコラボは『Cleasky』と『レイジ―レイジー』。
なんだこの組み合わせ!?とも思いましたが、とにかくデレ×ミリ、なんて面白いコラボなんだ!と思ってました。担当が関わらないとはいえ、越境だいすきマグ郎君としてはこういうのドンドンやってほしいなぁ~と思ってました。

恐ろしかったのは、デレステ側のコラボでした。
ミリシタ側のコラボが始まる数週間前、発表されたデレステ側のデレステミリシタコラボに選ばれたユニットは────……

D/Zeal』と『Rock the Beat』!?!?!?
嘘やろ!?!?!?こんな俺のストライクゾーンど真ん中なことあるか!?!?!?俺が考えたんか!?!?!?!?

ということで、この発表には流石に居ても立っても居られない……といっても、コラボは遥か先のお話。あわよくば受験終わってからならな……と願い……、

そして年明け頃、コラボイベントの期間が発表。
イベントは────2/18~2/25の8日間。にがつ…にじゅうご……

そう、国立大学の二次試験当日、でした。

あぁ~、じゃあ、もう出来ることやろう。
そう意を決し、勉強だけは失速しないようにしながら、デレステの営業だけは全日上限までガン回し。
イベントアイテムだけでも全力でかき集め、二次試験当日へ。

結果としては第二章最後で書いた通り、第一志望は落ちました。
これに関しては、もちろん落ち込みはしましたが、まぁ、実力なので。

そして二次試験から帰宅後、親が労いで買ってきてくれていたパック寿司を爆食いしながら、あの問題がどうだこの問題がどうだグチグチ。

その後、イベントアイテム全消化のため、イベ曲『ハーモニクス』を、
怒涛の20連奏。もう試験の疲れとか出過ぎて、難易度MASTERすらフルコンできないショッボショボの目で、ただただ担当同士の夢のコラボハーモニクスを浴びながら、イベント終了ギリギリまで叩き続けました。
結果としては、イベントアイテムを使い切り、ギリギリ30000ptに届かないくらい。ちゃんとやったの約1時間なら上出来だったでしょう。多分俺はこの時の時速を越えられることはないだろうと思います。そのくらいには必死で、限界で、最高に楽しかった。

正直この頃、「高校卒業してもアイマスPを続けるか」に悩んでいました。

今思えばやめる理由なんてないに等しいですが、この時は心身共にズタボロになりながら生きていて、受験を間近に控えているにも関わらず「俺は何のために勉強してるんだ」とぐちゃぐちゃになるほどに疲れ切っていました。タヒぬ…とまではいわないまでも、全てほっぽり出した方が良いんじゃないか、なんて考えたりもしていました。

そんな中、受験終わった途端、
と言って過言でないタイミングでの、この、どストライクコラボイベント。
気づけば、ぷらずまさんに誘われ、新たに出来たDiscord李衣菜サーバーの、イベントお疲れさま会に参加していました。

そこでまさかの、ライブ観戦すら最速で復帰を果たすこととなります。


あのときの忘れ物を取りに行く


李衣菜サーバーで行われた『ハーモニクス』イベントお疲れさま会。
労い合いもそこそこに、話題はリスアニ2021へ。

このときの私はライブ情報なんてほとんど仕入れておらず、「あぁ、なんかあったな」程度の記憶しかなかったんですが……
メンツがこれまたマグ郎特効でして。
リスアニは何人もの出演者が順繰りにステージで演奏するフェスに近い形のライブ。その一出演者として、シンデレラガールズからは3組のユニットが参加。
Rock the Beat』『ビートシューター』『フォーリンシーサイド』の3組。

担当ユニットと、担当ユニットと、あと大阪公演で脳焼かれた『Gaze and Gaze』のユニット。これも俺が考えたんか?????

この頃、2021年2月末頃は、奇跡的にコロナ禍の波が一時的に引いた奇跡のタイミング。まさかの有観客ライブであり、関東の李衣菜P何人かは現地に行ってくる、というお話でした。

「めっちゃ良いライブじゃないですか~!!羨ましいなぁ」
「いやいやマグちゃん、あるよ。配信チケットが。あるよ。」
「……え?」

日付にして2/27、受験からたった2日後。しかしながら、土曜授業のみで午後からは家に1人。

……見れ、る、のか……。


オンラインチケット、購入。

当日、土曜授業から爆速帰宅のち、iPadスタンバイ、ポテチとコーラもスタンバイ。おうちライブ全力お楽しみモード。

不勉強なもんで、デレマスから以外は名前を聞いたことがあるぐらい、とか、まったくの初見という方々も。でも知らない方々も知らないなりに、かなり楽しませてもらって。
スピラスピカさんなんかは結構追って何曲か調べて聞いちゃったりなんかして。

そして待ちに待ったシンデレラガールズ。

もう、登場時点で涙が止まらなかった。
だって、衣装がクリムゾンロッカーズなんだもん。
ロック公演を冠しながら、なつきちが出れなかった。しょうがないとはいえ、悔しかった。あのとき見たかったもの。加えて、大好きな衣装を新たにまとった晴役こいっちゃんまで……。

もうやばかった。
7th大阪がフラッシュバックして、やばかった。

それぞれのユニット曲を全部が全部もう号泣しながら見て。そして全体曲でおしまいかな……?と思ったところで。
2日前に、何度も聞いた、あのイントロが。
Rock the Beatで、『ハーモニクス』が……!

まぁもう、泣いたよね────……。


そんなこんなで…戻ろうか、戻らまいかと考えて僕の腕をガシッと掴んで、アイマスのほうに引き戻されてしまいました。
あぁ、やっぱ俺アイマスだいすきだわ、って、なっちゃいました。

素直ね、オタク君。
でもまぁ、こんな手厚い歓迎されちゃったら、さ。


ほんとに『膝から崩れ落ちた話』


さて、2021年4月から大学生となり、資金的にも行動範囲的にも余裕が生まれたため、かなり自由に。

おかげさまで、同年11月、ライブ現地参加にも復帰。
復帰ライブはデレ10thツアー千葉公演Day1。もちろん狙いは李衣菜!
かなりレポートなんかにも追われながら自転車操業みたいな勢いで、へとへとになりながらも久しぶりの現地ライブを浴びて感動。

そこからデレ10th愛知両日、オンラインでのトロピカル公演両日鑑賞を挟み、そして迎えたデレ10thファイナル公演


私はココで、最初にして最高の形で念願を叶えることになるのです。

マグ郎、ここまで回数にして5回のライブ配信鑑賞、5回のライブ現地参戦を重ねてきていました。
そしてその現地ライブ全てが誰かしら自分の担当アイドルが出演しているものでした。7thナゴド飛鳥7th大阪李衣菜飛鳥10th千葉李衣菜10th愛知飛鳥、と……、それまでの経験で、ありがたいことに飛鳥のソロ曲は両曲とも現地で浴びることに成功。晴はこの当時まだソロ曲がなかったことも含めると、

未だに「李衣菜のソロ曲を現地で浴びる」ことが叶っていませんでした。

さらに、神の悪戯か、李衣菜が出演しているライブに参戦しても、自分の行けていない方の日にソロ曲が披露される、ということが2度もありました。7th大阪ではDay1に参加し、Day2にアスタリスク2人バージョンでの『Twilight Sky』が披露。
10th千葉公演もDay1に参加、『Jet to the Future』は聞けたものの、Day2に李衣菜→夏樹でバトンを繋ぐ形でソロ曲、『Twilight Sky』を披露。

ライブを十分に楽しんだのは間違いないんですが、このことがどうしても悔しく、「担当がいるライブは両日行った方が良い」と心に決め、10th愛知は両日参加するに至る…といった形でした。

そして迎えた10thファイナル公演
セットリストどころか、出演者オールシークレットという超攻めた公演。
しかしながら、「シンデレラガールズの10周年ツアーの最後なんだから」と、大きな期待を寄せていた人が大半だったことと思います。

かくいう私も、まさにそう。
担当が出るかは分からんけど、出なくても楽しめないはずがないだろう
そんな期待を込め、チケットを握りしめてライブ現地に赴きます。

実際、ライブは2日間通して、過去に類を見ないほどの大大大盛況。
過去最大規模、過去最大曲数、過去最大人数出演。さらに十時愛梨役の原田ひとみさんや高垣楓役の早見沙織さんなど、直近のライブでは中々お目にかかれなかった方の出演や、4th神戸のサプライズなつきち演出をはじめとした歴代ライブの再現、加蓮毒茸伝説など多岐渡るコンテンツからの小ネタまで拾った曲の披露に、出演できなかった声優さんはMCで出演、ボイス未実装アイドルはデレステの3Dモデルで出演と100%の全アイドル出演に加え、アニメデレマスでプロデューサー役を務めた武内駿輔さんをはじめとするプロデューサー声優陣や美城常務(今は専務)のMC、それどころか本人たっての希望で参戦を叶えたDJ KOOさんのMCまで……
と、恐ろしいほどに濃密なセットリストとなっていました。

そして。
ライブに合わせて発表された、「My Best Cinderella Songs」
言ってしまえば、楽曲総選挙。
更にランクイン楽曲は全部この10thファイナル内で披露!と大盛り上がり。オリジナルメンバーが叶わない楽曲も工夫された演出で、ほんとに全部披露されるという大盤振る舞いでした。

ランクインしてたから、聞けたんです。

そう。

そうなんです。

ランクインしてたんですよ。

『Twilight Sky』が。16位に。

2日目50曲中41曲目という、ライブ自体も佳境も佳境に入っている中で、ほんとうに意識外から、何度も聞いたイントロ。
こんなに、こんなに「初めてライブ現地で担当のソロ曲を聞いた!」という中で最高のシチュエーションがあるでしょうか。

いや、ないですこんなん。

10周年ライブツアー千秋楽。
ボルテージ最高のラストブロック。
生のバンドサウンド。

しかも私のDay2の座席、野球でいうセンターのスタンド最前、ステージまっすぐ前の会場全体が見渡せる最高の位置でした。

見えたんですよ、最高の夕焼け空が。

ほんとに涙が止まんなくて。

今ここでタヒんでもいい」と思えるほど最高の体験が出来ました。

曲単位で見たら、ほんとにこの体験を越えるものは後にも先にもない。
そう言い切れる、最高のライブ体験でした。


そして、この体験から、マグ郎は、もうどんどんやりたいことが溢れ出し、もう幅広~く、色んな事に手を出し始めます。


やりたいことやったもんがち


目に焼き付いてしまった、最高の夕焼け空。
なんとかして、この体験を、形に残したい、という、ふわふわした願望が湧き上がってきます。

さて、この頃からマグ郎、もう思いついちゃったら止まりません。

「なんか、つくるか」

そして、10thライブツアー直後、感動を共有した李衣菜Pのうどんさん、そしてそれを聞きつけた李衣菜Pのちはさんと結託。
10thファイナルトワスカ記念李衣菜法被の作成を開始します。

多くの方にご協力頂き、法被作成経験のある心強い助っ人のおかげで、最高の法被を作ることに成功。
リアルが忙しかったため法被完成直後のライブには参加できなかったものの、そのあとのライブなど、事ある毎に法被を介してのコミュニケーションを取ることができ、いよいよ。、ついこの前のcgsfにて、自分も参加して法被集合写真なんかも撮れました。

感動でした。もうほんとに。

この法被製作の体験から、
みんなとワイワイしながらなんか作るの、楽しい……!
と味を占めます。


そして舞台は東京ドームへ。

アイドルマスター最大規模のお祭り、MOIW2023にて、会場周辺に掲示されるのぼりのデザイン権の抽選の告知が。もちろんマグ郎始動。
こちらも多くの李衣菜Pの方々のお力を借り、見事会場に李衣菜ののぼりを立てることが出来ました。

↑リプ欄から李衣菜Pさん達が撮ってくれた写真も見れるよ!


そしてそして。
ついには、ほんとについ先日のcgsf、いつかは、いつかは…!と願っていたフラワースタンドに挑戦。しかも初めて、自分のイラストを使った企画…!

デザインから小物の用意まで、李衣菜Pのあっくんと協力し、そして多くの方から支援を頂き、これまた素晴らしいフラスタを作ることが出来ました。

これもいろんな人が感想くれて、超楽しかった……!!


毎度毎度発端は「俺がやりたい」というだけなのに、多くの方にご支援いただき、そして毎回多くの方から評価を頂き、そして自分としても他では出来ない体験を何度もさせて貰えて、ほんとにありがたい限りです。
段々と企画運営としても円滑に進められるようになってきており、規模もどんどん広がるおかげでまだまだやりたいことがどんどん出てきます。

これからも、やりたいことやったもんがちの精神で、自分のできることをどんどんやっていくつもりです!


オタク、広がる活動の輪


ライブに関連したことだけでなく、いわゆる一オタクとして、取材や創作活動も大学生になったことでどんどん広がっていきました。

2021年9月、初めての痛車展示会でポートメッセなごやへ!
アイマスP、ひいてはいちオタクとして、なんとなく憧れというか、羨ましさというか、そんな感情を抱く痛車。
ぷらずまさんに誘われ、愛知のイベントだし、ブログのタネにもなるなと思っていざ参加!

最初はアイマスの痛車さえ撮れれば…という動機でしたが、ありがたいことに縁が広がり、今では色んな痛車オーナー様と仲良くさせて頂いています。

ここから、今に至るまで繋がる痛車オーナーの方々との縁はココから始まりました。今となっては、東京だろうがなんだろうが免許も持ってないのに、縁があればひたすらに痛車イベに一般参加するように。
フォロワーさんから譲り受けたデジタル一眼レフ片手に、どんどんよくわからないポジションとして痛車を撮りまくるようになっていきました。

結果として現時点でのべ10回に迫る痛車イベントに参加し、どんどん痛車の良さを広めるための活動を続けています。

せっかくなので良かったら写真見てってね!


さらに、2023年10月頃から、創作活動をするプロデューサーとの繋がりが広がったことで自分もさらに積極的に創作活動するように。
Skeb開設から合同同人誌への寄稿、自分でアクスタ作って同人イベント出店側参加にまでトントン拍子で話が進んでおり、アイマスのおかげで出来た縁が、もう完全に自分のこれから人生の根幹に関わるところにまで至っており、ありがたい限りですが、こんなスルスル進んでええんかぁ?という困惑もちょっと、といった感じです。

もちろん働き始めても創作活動は絶えず!やっていきます。
今や私は、絵を描いてないとやっていけないレベルで絵を描くことに快感を覚えてしまっているので……。

ほんとうに、今やっていること全てに、アイマスが関わっているんだな、と思います。


まとめ『オタクの半生とアイドルマスター』


ここまでで、アイマスとの出会いから今まで、を振り返ってきました。

自分で振り返って、中学生くらいからの人生はアイマス抜きでは語れない、と言っても過言ではないほどにアイマスと共に生きてきた、アイマスのおかげで生きてきたような人生だったんだなぁ、と改めて痛感しました。
今の私があるのは、ほんとうに、「アイドルマスターのおかげ」と言って差し支えないでしょう。


アイマスに心を支えられてきた、というのはもちろんなんですが……

自分の生き方というか。
アイドル達から得た心得みたいなものも、自分の生きる指針になっているように感じます。

一番は、「自分の"すき"は曲げない、すきはまっすぐ。」という生き方。

私の担当の大半が持っているテーマかな、と思っています。李衣菜のロックはじめ、ジュリア、求められるものとは違っても!というテーマでは麻央も通ずるものがあるんじゃないかなぁ。

自分の中に確固たる芯を持つ人ってかっこいいな、と思っていて、特に李衣菜はほんとに生き方がカッコイイなと思っています。最初はビジュアルから入ったんですが、今はもう何が好きって言われたら、その生き方ですよ。

学マスでの麻央のストーリーも、自分の持てる全てを使って理想を叶えるために、自分の持っているものを自覚したうえで、さらに理想に近づくために、っていうストーリー、すげえ良かったなって思ってます。
学マスなんかはまだまだ道の途中なんでしょうけど。だからこそ先のストーリーにめちゃくちゃ期待してます。

あぁ、こういう生き方カッコいいな、こうやって生きていきたいな、という生き方考え方に、アイマスで何度も出会うことが出来たことを、本当に感謝しています。

マグ郎22歳、アイマス歴9年目。ほぼ半生をアイマスと生きてきました。

昨年ミリオンが10周年、そして来年はデレステが10周年
そして何とたまたま、今日はデレマス13thのアニバーサリー。めでたい!

アイドルマスターって凄いもんで、追えば追うほど好きになっていく本当に最高のコンテンツです。

もちろん社会人になっても、趣味として、生き方の教科書として、生きるモチベとして、心の支えとして、ずっとアイマスを追っていく所存です。
創作活動も続けますし、痛車の取材も続けますし、活動の幅はどんどん広がっていくだろう、と思っています。だって、楽しいので!

止まらない物語で、声繋いで、歌い合おう!ということで!!

ここまで合計2万字越えの超々々長文になってしまいました!!!
ここまで読んでくださった皆様!!
本当に!本当にありがとうございました~!!!

サンキューロック!!!!!!


いいなと思ったら応援しよう!