黒緑コントロールと旅行する1【スタンダード】
趣味は旅行とカジュアル目にMTGすることです。
ということで最近組んだスタンダードと旅行先の大会記録をまとめたくて久々にnote書きます。
黒緑コントロールを組む
もともと黒緑はかなり好きな色でどのフォーマットでも組んでおり、スタンダードでも黒緑で遊んでいました。
アグロもミッドレンジも回せる色ですが、ただ一つ残念だったことがありまして…
コントロールが組めない!
前に試してみたのですが、いかんせんカードが足りず諦めていました。
単体除去は多いのですがクリーチャーを横に並べられると本当につらい!
黒緑好きとしてはコントロール組んでそこそこ勝てたらカッコいいよねと思い試すものの撃沈…そんな感じでした。
そんな時に発売したカルロフ邸殺人事件…
ついにスタンダードに滅びが復活しました!!
これでコントロールも組める!!
何ならオマケの追放効果で今まで相性悪かったランプや白青系のコントロールにも勝ち手段全部抜いて勝てるかもしれない最高の1枚!!
加えて現在の環境にはコントロールのアドバンテージ源であるファイレクシアの闘技場もある!!
これは令和のアリーナドレインを組めるのでは…
というとで黒緑コントロールの構築を開始。
※ちなみにアリーナドレインとは20年くらい前にあった白黒のデッキで、アリーナ(ファイレクシアの闘技場)で手札を補充して、相手の生物を除去しつつドレイン呪文で回復しつつ勝つデッキです。
基本的にはファイレクシアの闘技場と死人に口無しでアドバンテージを稼ぎつつ、単体除去やセレスタス・温厚な襞背のライフゲインで耐え、盤面を制圧したら執念の徳目・アショク・アクロゾズでゲームを終わらせる。
とても基本的なコントロールデッキになったなぁ…という印象。
組む際には以下のことを考えていました。
構築時の留意点1 相手の喉首狙いは腐らせる
いや…喉首狙いに限らないのですが、相手の単体除去はすべて腐らせる構成にしています。
大前提として、単体除去が当たらないor除去されても還ってくるor出た時点で仕事が終わっている、クリーチャーしか入れないことで相手の単体除去を腐らせる。
アクロゾズはフィニッシャーですが、それ以上に絆魂が偉い。
襞背は前に使ってた黒緑ミッドレンジでサイドだったのですが「ほぼ全試合サイドインしていたためメインでいいや」ってなって、それどころか万能すぎた結果メイン4積みになりました。
戦慄騎士は序盤のブロッカー、後半は出来事と合わせてアドバンテージ源として採用。
構築時の留意点2 5~6枚に1回くらいは3点回復したい
どうしてもファイレクシアの闘技場を使う都合上1ターンごとに1点失います。
通常ドローと合わせて毎ターン2枚引けると考えると…
2枚で1点…
4枚で2点…
6枚で3点失う…
ということは5~6枚引いたら3点回復できる構成にする必要があるので、デッキ内に3点程度回復できるカードは12枚くらい必要。
そこでこの12枚に決定しました。
構築時の留意点3 クリーチャーに適切な除去をうてる構成にする
最近のクリーチャーは本当に強くて、アグロ系の軽いクリーチャーは放置すると3ターンで10点くらいもってかれてそのまま負けますし、4マナ以上は除去できなかったら負けみたいのしかいないですね。
ということでクリーチャーの単体除去はこんな感じで決定しました。
・初手に必ず軽量クリーチャー除去・対策があるようにする。
もはや何の記事かすら忘れたのですが、20年以上前にMTGをはじめたころ「初手に必ずほしいカードは13~14枚入れるとよい」という文章を読んで、いまだにそれを守っています。
ということで相手がアグロだった場合、初手に除去がないと間に合わないので必要枚数は14枚に決定。
戦慄騎士は3/2のブロッカーとして立たせます。
仮に除去されても相手の展開は遅らせることができるので十分と考えました。
遅らせられれば死人に口無しも間に合いますしね。
・4マナ以上のクリーチャーは確実に倒す。
ゲームを決める4マナ以上のクリーチャーは絶対に倒さなければ負けなので、4~5ターン目に最低2枚は除去できるカードを手札に入れたいです。
初手7枚+通常ドローの4~5枚のだいたい12枚の中に2枚以上必要なので、以下の12枚に決定。
構築時の留意点4 置物を割れずに負けないようにする。
アーティファクト・エンチャント・プレインズウォーカーなどのクリーチャー以外のパーマネントに対処できず負け、という流れは昔からコントロールでよくあるのでそこは避ける必要がありますね。
だいたいコントロールだと1ゲームでデッキの上から20~30枚使います。
体感ですが割らなきゃ負ける致命的な置物はだいたい3~4個くらいかな?って感じなので8枚程度必要と考えました。
対 エンチャント・アーティファクト
対 プレインズウォーカー
以上4つの留意点を踏まえて、必要枚数を調整したらこんな結果に。
襞背・小屋・死人に口無しのおかげで最低限墓地に触れるカードがメインに11枚。
まとめると…
軽量クリーチャー対策 14枚
3~4マナ以上クリーチャー対策 12枚
エンチャント・アーティファクト対策 9枚
プレインズウォーカー対策 10枚
墓地対策 11枚
それぞれ必要と思う枚数に調整できたので満足です。
ちなみにアショクで出てくるトークンを育てるために「追放領域にカードを置く」ことができるものは17枚あるのでこちらも十分ですね。
旅行をしながら大会へ
出た大会と全体の戦績は以下の通りでした。
新宿アメドリ FNM 2-0
名古屋晴れる屋 平日スタンダード 0-1-1
大阪晴れる屋TC ちょこっとスタンダード 2-0
沖縄アブソリュートゼロ FNM 2-0-1
新宿アメドリ FNM 2-0
総合戦績は8勝1敗2分!!
結構良い感じな反面、2回引き分けたのは本当に悔しい。
コントロールデッキ握って引き分け出すのは、大会進行の面からも完全に害悪なのでやってしまいました。
ここは反省点ですね。
具体的に各旅行先ではこんな感じでした。
MTG旅行① 名古屋(2024年3月19~20日)
今回の名古屋は、港にある水族館と東山動物園に行くことが目的でした。
水族館は2つの建物で構成されてて、片方はまるまるイルカ館で規模がすごい!
ここまでイルカに力を入れてるのは日本最大では?
ちょっと前に話題になってた「アクアリウムは踊らない」ってゲームにこの潜水服が出てきた時に「名古屋のあれだー!」ってなって、一人で感動してしまった…
あと名古屋はコメダコーヒーのおひざ元なので、名古屋にしかないコメダに行くことにしました。
すごいレトロな雰囲気のコメダや、テイクアウトに力を入れたコメダなど…さすがコメダの本拠地!
安定と信頼のシロノワールもおいしいですよね。
そして夜は名古屋の晴れる屋で平日スタンダードへ!
人数も少なく2回戦でした…
赤単 ×〇×
白緑毒 〇×- 時間切れ引き分け
結果は0-1-1
赤単は本当に先手後手の差が出ますね。
アグロ系が2戦だったので、もうちょっと対策練った方がよかったかもしれません。
ちなみにレガシーの参加者はいっぱいいたので、どちらかというと名古屋はレガシー人気が高いのかな?
なお、翌日は大須の晴れる屋でレガシーにでましたが、こちらはまた今度まとめようと思います。
さて、旅行しつつ現地の大会に出ると、必ずオススメの食事処を対戦相手に聞くようにしています。
今回名古屋で教えてもらったお店は2店。
1つ目はラーメン屋のHONGOTEI。
ラーメンもさることながら、オマケの漬物のバリエーションが多くてずっと食べてました。
あと店内がかなりオシャレなので誰でも入りやすい雰囲気です。
2つ目は中華料理屋の郷味居。
よだれ鶏の定食がめっちゃ旨い!とすすめられ実際に注文してみました。
…めっちゃ旨い!!
名古屋行ったらもう一度行きたいと思うくらい良かったです!
MTG旅行② 大阪(2024年3月21~22日)
名古屋からそのまんま大阪に行きました!
あべのハルカス前の天王寺動物園が大改修中とのことで見に行きたいなーと思っていたのと、大阪城に海洋堂のミュージアムができたとのことでそのあたりを回ります。
大阪城の海洋堂ミュージアムで個人的な一押しは岡本太郎コレクション。
この太陽の塔関連の作品は心にくるものがありますね。
ほかにも色んなフィギュアがあるので興味ある人はぜひぜひ!
天王寺動物園のペンギンコーナーはすでに新しくなってました!
サンシャインと同じで下から見上げることができる形状で、空をペンギンが飛ぶように見えます。
劇場版の「輪るピングドラム」が頭をよぎりました。
せいぞんせんりゃくー!!
きっと何者にもなれないお前たちに告げられたところで大阪晴れる屋TCでちょこっとスタンダードに参加。
2戦だけのスタンイベントなんてやってるんですね。
白黒ビートダウン ○○
青黒ビートダウン ○○
結果は2-0
きっと何者かになれるお前たちになれたよー!!
大会も終わったので、あとは行ったことない場所をまわることにしまして…
コリアンタウンの石焼ビビンバは美味しかったのですが、それ以上にキムチが旨い!
その辺のスーパーのとなんかキムチの味が違うのですが、この差は何なのでしょうね?
個人的に好きな大阪のおすすめスポット。
大正駅周辺はその昔に沖縄から移り住んだ人が沢山いたようで沖縄タウンが出来ています。
メインの沖縄っぽい商店街は大正駅から2~3kmほど離れた場所ですが、駅周辺にもちょいちょい沖縄料理屋はあって楽しめます。
大阪に立ち寄った際はぜひどうぞ。
MTG旅行③ 沖縄(2024年4月4~6日)
ということでオススメされた店を巡るため沖縄本島にも行ってきました。
4月ですけどやっぱり蒸し暑いですね。
今回の沖縄の目的は色んなお店を回ること、降りたことない駅に降りること、スタンの大会に出ること!
オススメされていたあさひそばとハンタバールに立ち寄って食事。
ハンタバールは本当に崖の上にあって海も見える眺めがすごいレストラン。
MTGのイベントやってるアブソリュートゼロも近くていいですねー。
ということでおなかを満たして沖縄アブソリュートゼロへ。
いざスタンのFNMへー!!
スタンの参加者10人もいるのはすごい!!
ドメインランプ 〇×-
ジェスカイコン 〇×〇
白青アーティファクト ○○
結果は2-0-1
また引き分け出してしまったー!!
これは構築見直さなきゃダメですね…
それはそれとしてアブソリュートゼロですが、店員さんもとっても明るい方で、旅行者だと言ったらお土産にライフメモセットもらいました。
米兵っぽい人もいて面白いお店です。
唯一の問題がFNM出てると確実に終バス行くんで、レンタサイクルかタクシー利用して帰ることになります。
お願いします…
終バス遅くしてください…
あるいはモノレールをあと2km伸ばしてください…
あとは気になってたけど行けていなかったお店に立ち寄りました。
まずは浦添前田駅にある貝出汁沖縄そばキセキ。
美術館に行くたびに前を通るので気になってたんですが、ついに入りました。
沖縄そばとラーメンを合体させたような印象。
そして具に乗ってる(刺さってる?)揚げゴボウがめっちゃ旨い。
ゴボウが旨かった以外の感想がなくなるくらい美味しいです!!
次行ったら間違いなく追加ゴボウをトッピングするでしょうね。
小さいながらもパンの陳列棚がオシャレですごい気になってたお店。
だいたいここ行く時はのうれんプラザでなんか食べてるので、入ったことなかったんですが今回はパン屋目的で来ました。
気づかなかったのですが店内にも飲食スペースあるんですね。
あとは特に何があるわけではありませんがテーラマージの跡地に行ってみました。
今はただの道路ですね。
テーラマージとは戦前沖縄にあった競馬場の1つで、内地の競馬と違ってスピードではなく馬が歩く美しさを競ったそうです。
ヒコーキって名前のめちゃくちゃ強い馬がいたらしいのですが、今では何も残ってないんですねー。
あとは個人的に沖縄で好きなものですが…
この3つは口に入れると沖縄に来た実感があるので毎回食べてます。
MTG・グルメ・観光と満喫してきましたー。
まとめ
ということで長くなりましたが黒緑コントロールと旅行の話でした。
最終的には8-1-2といい感じの結果でした。
構築の各カードの採用枚数は悪くなかったと思いますし、必要なタイミングで必要なカードを引けていたと思います。
最大の問題は引き分け2回でこれは大失敗でした。
相手の動きに対処するカードの枚数はきちんと計算していた反面、勝つためのカード枚数を考えていなかった結果ですね。
これらを踏まえてサンダージャンクション発売後は少しだけ構築を変更しましたが、そっちの構築については別の機会にまとめたいなと思います。
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