【上昇確率70%】AIで株価予測してみた!
はじめに
今回は特定の企業とその株価を分析・予測する方法を考案しました。この手法により、個別株の現状を簡単に把握することができ、実用的な分析ツールとなったと思います!
使用検索AI
今回の分析では、検索AI(Genspark、Felo)と予測に特化したAI(FiveThirtyNine)の回答結果を、Claude 3.5 Sonnetを用いて統合しました。
検索AIについての詳しい解説記事↓
対象企業
個人的には2020年から注目しているバイオ系スタートアップ企業です。バイオ系のリスク等も検索に反映されているか知りたかったので今回検索対象としました。
検索時のプロンプト
それでは、各AIの回答結果を観ていきましょう!
検索AIの回答結果
※各AIからの回答を見やすくまとめたものを表示します。元の回答のリンクも張ってあります。
Genspark
ファンダメンタル分析
サンバイオ(4592)は再生細胞治療薬開発のバイオベンチャー企業
現在の株価は「割高」評価(PBR 26.45倍)
予想損益:
営業損失: 3,339百万円
経常損失: 3,359百万円
親会社株主に帰属する当期純損失: 3,359百万円
配当利回り: 0.00%
結論: 現在利益を上げておらず、投資リスクが高い
テクニカル分析
最近の株価: 1,153.0円
RSI: 62.23(買われすぎ状態)
ボリンジャーバンド: 買いシグナルなし
MACD: 56(上昇トレンド示唆、売買シグナルなし)
ストキャスティクス: ファスト1%(短期的に売られすぎの可能性)
結論
ファンダメンタル面は厳しいが、テクニカル指標は短期的な上昇の可能性を示唆。投資家は慎重な判断が必要。
Gensparkの『Sparkpages』機能による詳しい回答結果
Felo
ファンダメンタル分析
企業概要: 再生医療等製品開発企業、「アクーゴ」に注力
成長性: 2026年1月期第1四半期に市販品出荷予定
財務:
時価総額: 約791億円
発行済株式数: 68,631,602株
配当利回り: 0.00%(成長段階での再投資を示唆)
評価: 現在の株価は「割高」(PBRが過去平均より高い)
テクニカル分析
トレンド: 上昇トレンド維持
オシレーター: RSIは中立圏
チャート: 特にシグナルなし
売買シグナル: 明確なシグナルなし(株価安定を示唆)
結論
成長性期待あるが割高評価。上昇トレンド維持するも過熱感なし。総合的な判断が重要。
回答結果
検索結果からのプレゼンテーション生成作成
FiveThirtyNine(株価予測)
可能性(No)
バイオテク企業の高リスク性(強度: 8)
市場全体の不安定さの影響(強度: 7)
黒字転換の持続可能性不確実(強度: 6)
可能性(Yes)
黒字転換による投資家信頼向上(強度: 9)
ストップ高買い気配による短期上昇可能性(強度: 8)
バイオテク企業への高い投資家関心(強度: 7)
分析
短期的には上昇の可能性が高いが、長期的には不確実性が残る。
最終予測
株価上昇の確率 70%
回答結果
回答結果の分析と統合
各検索AIの回答をClaude 3.5 Sonnetを用いて統合しました。
最終分析結果
短期的な見通し:
株価上昇の可能性が高い(約70%の確率)
主な理由:
a) 黒字転換によるポジティブな投資家心理
b) ストップ高買い気配による強い買い圧力
c) テクニカル指標が短期的な上昇トレンドを示唆
長期的な見通し:
不確実性が高い
考慮すべき要因:
a) バイオテクノロジー企業特有の高リスク性
b) 現在の株価評価が「割高」である点
c) 黒字転換の持続可能性が不明確
ファンダメンタル分析:
企業の成長性:再生医療製品「アクーゴ」の開発進展は好材料
財務状況:依然として厳しい(営業損失、経常損失予想)
評価指標:PBRが高く(26.45倍)、現時点では割高評価
テクニカル分析:
全体的に上昇トレンドを維持
RSIは中立から買われすぎの領域
明確な売買シグナルは出ていない
投資判断のポイント:
短期的には上昇トレンドに乗る機会があるが、高いボラティリティに注意
長期投資の場合、企業の成長性と財務状況の改善を慎重に見極める必要がある
市場全体の動向や、バイオテクノロジーセクターの状況も考慮すべき
リスク要因:
バイオテクノロジー企業特有の開発リスク
市場全体の不安定さによる影響
現在の割高評価による調整リスク
結論
サンバイオの株価は短期的には上昇の可能性が高いものの、長期的には不確実性が高い状況です。投資家は、短期的なトレンドを活用する機会がある一方で、高いリスクも伴うことを認識する必要があります。長期的な投資を検討する場合は、企業の成長戦略の進展や財務状況の改善を注視し、慎重に判断することが重要です。また、バイオテクノロジーセクター全体の動向や、市場環境の変化にも常に注意を払う必要があります。
いかがでしたでしょうか?
実際に検索AIから回答結果の情報統合まで2分ほどでできました。情報統合はGPTでもGeminiでも良いです。
株価以外にも様々な分野で活躍できるのが検索AIです!
ぜひ、試してみて快適な検索ライフを!
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