#13 「人に振り回された」と思う時
Noteを書くのが2日空いてしまった。
久しぶりに、ままならない週末を過ごしていた。
というのも前回のマザーに注意された件に派生して「人に振り回された」と感じてしまった出来事があった。
前回の投稿でお話しした通り、先週、私はホストマザーから
「片付けが十分でない」と注意された。
ちゃんと反省し気持ちを入れ替えていたところである。
その週の土曜日、マザー主催のパーティが家であった。
マザーの友人など40名ほど集まるホームパーティにしては大きめのパーティであった。
パーティ自体には、私はバイトがあったため参加していない。
ただ準備を少し手伝った時のドリンクやフードの量から、
後片付けはきっと大変になるな〜と予測していた。
そして家でパーティが開かれていた日の夜、バイトから帰宅すると案の定、室内・室外含めテーブル上にはボトルが散乱しシンクにはワイングラスの山という、まさに片付けがいがありそうな状態になっていた。
そして翌日、先週の「片付けが不十分」という注意を踏まえて、
午前中からパーティの残骸の掃除を始めた。
ところが片付けている最中、前日のパーティを終えて疲れた表情のマザーがやってきてこう言ったのだ。
「この片付けは後で私がやるから、今はしなくていい。そのままにしておいて。」
私の頭の中は「???」
先週と言っていることが真逆である。
マザーの雰囲気は「本当に片付けて欲しくない」といった感じで、その言葉は建前でもないようであった。
マザーなりの気遣いであったのかもしれないが、マザーの気持ちはマザーにしかわからない。
私は困惑した。
「片付けが不十分と言われたので、今日は朝から片付けをしている。でも今日は片付けなくていい、と。それでは片付けが必要・不必要の線引きがわからないので教えてほしい。」と伝えたいところではあったが、私の英語力では角が立たない言い方がわからなかった。
そしてその言葉の内面にある意味について「Why?」と問いただしたところで、不毛な議論になって関係が悪くなるのも避けたかった。
今は追求するタイミングじゃない、「No」は「No」なんだろう、と自分に言い聞かせ「Okay, I’ll stop cleaning.」とだけ返事し片付けるのをやめた。
その日の午前中はなんだかなあ、とままならない時間を過ごした。
信頼できる人にこのことを話して「現状私にできることは何もない」という結論に至ったので気をとりなおして、午後のバイトに向かった。
人間なので考えが日々変わるのは理解している。
私も気分屋であるので、他人にいつでも同じ態度でいてほしいと望んでいるわけではない。
マザーは、前回は「私に片付けてほしい」と思い、今回は「私に片付けて欲しくない」と思っただけだ。それ以上でもそれ以下でもない。
ただ、こう言ったことはどんな環境にいても私の周りでよく起こり、その度に「なぜ?」と考えてしまう自分がいる。
それは相手を理解し、より良い関係を築きたいという思いからだと思うが、
同時に「振り回された」とも感じてしまう。
これは私のエゴなのだろうか。ふと思った。
いろいろと考えてみたけれど、モヤモヤは晴れず、これという解決策も見つからなかった。
追求するのは一旦やめた。
この答えを知るのは今じゃないみたい。
そして今日。
今日は2週間に一度の家全体を掃除する日だ。
今朝、改めてマザーに「Can I clean up the house today?」と聞いたら「Yes, please!」と。
今日は大丈夫らしい。
ということで午前中から午後にかけて掃除をした。
(結局、残骸の掃除をするのだ。)
家はいつもより荒れていて、大変やりがいを感じた。
綺麗にしながら心のモヤモヤも少し晴れ、やっとハッピーになれた。
何はともあれ、人と関わるって簡単でないなあ、と感じてしまう出来事であった。
悩みは尽きないけども、結局自分をハッピーにできるのは自分だけなんだな、と改めて実感。
そんな当たり前のことを考えながら、ゆっくりnoteを書けることに感謝。
また1週間が始まる。
どんな学びがある週になるか、ワクワクしている自分がいる。
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