見出し画像

プロレスから離れていた40歳前後にお伝えしたい、2000年以降の日本プロレス界の流れと近況

はじめに

 どうも、中途半端なプオタです。90年代にプロレスを見始め、今でもなんだかんだプロレス見てます。プロレス女子が増えたとニュースになったのも遠くに感じ、今はちょっと停滞感は否めないプロレス界。
新規の開拓も重要ですが、ここで取り込むべきは40代前後(35から45の男性)ではないか、と思うのです。だってそこの世代ってお金持ってますし、人は多い。お父さんになってれば子供と見れたりする。そしてその層は90年代見てた可能性が高い、潜在的なプロレス好きが多い気がするんです。みんな、あの総合格闘技PRIDEブームでプロレスから格闘技に流れ、そのままフェードアウトとしていきました。
じゃあ、その人たちはなぜ戻ってこなかったのか?と考えてみました。

2000年以降のプロレス界の動きをまとめてみる

2000年代の総合格闘技ブームでプロレスから離れた人々、プロレスブームとテレビニュースを見て、じゃあまたプロレスを見ようと思ったら、あの選手はいない、あの団体はなくなってる、と完全に取り残されてしまっている。じゃあそこをキャッチアップしたメディアはあるか、というと語られるプロレスは猪木・馬場だったり、UWFだったり、闘魂三銃士だったり長州力・藤波・天龍と40代の自分から見ても、世代がちょっと上だったりする。
40代の人たちのリアルタイムは第3世代だったりNoahだけはガチだったり棚橋・中邑だったりと少し後なんです。ただ、そこをフォローする情報が少ない、そして現状がどうなってるかがわからない!
そこで、そんな人たちのために2000年以降の日本プロレス界がどうなったのかをプロレス好きだがマニアックな知識はない10年片手間プオタの自分がA4用紙1枚にまとめみようと思ったのです。(作成日は2024年7月18日です)

2000年以降の日本プロレス界年表と相関図

2000年以降プロレス界年表と相関図

縦軸に年表を、右から新日本、全日本、Noah、そしてインディー最大手のDDTと並べ、各団体の体制の移り変わりを経営面でまとめてみました。
一番最後には各団体の特徴とそれぞれの団体の象徴とエース、そしてどこで見ることができるかという配信サイトについてまとめてあります。
作成日は2024年7月18日です。なぜ日にちが必要か、各団体近年移籍や移動、経営面での変化が頻繁にして起こり、あっという間に様変わりしていくからです。だから、これが8月だとまた変わっているかもしれません。これは、2024年7月18日での表なのです。

評の解説

2000年以降各団体の出来事を簡潔に重要なところ、経営陣の変化についてまとめていきました。
なぜ経営陣についてなのか?それは2000年の総合格闘技ブームによって起こったプロレス人気の下落と冬の時代だったからです。プロレス人気低迷で各団体は経営危機に陥り、リストラや親会社の変更を繰り返していいきます。その中にはいくつもの悲しい事件、信じられない事件が起こりました。
各団体の流れを見ると、全日本系列の団体の経営陣の交代が目立ちます、一時期総合格闘技で大打撃を受けた新日本に対してプロレスをやっていたNoahと全日本、総合格闘技ブームが去った後、だんだんと経営にほころびが生まれてきます。そのあたりの話は各種ムック本が多くでていますのでそちらを読むとよいでしょう。この表の人物や会社を検索するとその当時の話がでてきます。

そして2000年以降のプロレス界において重要な人物、それは
「武藤敬司」
です。全日本から選手がいなくなり、その全日本に新日本から武藤が移籍します。その後、全日本を離脱しW-1を設立、その団体も解散となるとNoahへと移籍し、2023年、デビューした新日本ではなくNoahで引退します。
そう、2000年代プロレスを見ていなかった人はここで引っかかるでしょう、新日本の象徴、nWoブームを作ったなぜ武藤敬司がNoahにいるのか?全日言ったとこまではわかるけど、なんか問題おこしたっけな・・とそのあとが追い切れていないと思うのです。武藤全日離脱によってnoahを退団した秋山が全日に戻ってくる(そして社長にもなる)、Noahの経営がサイバーエージェントになったところでnoahの新たな起爆剤として武藤敬司の招聘と経営とプロレス界の動きが連動していくのです。

そして最後に各団体について簡潔なまとめを作成しました。これは今まで離れていた人がまず見るときに誰を見たらよいか、というのをわかりやすくするために選んでます。とりあえずこの人を見ておけばOK、という人物を選んでみました。そして昨今スポーツは配信時代になってます、どこで見れるかというのはとても重要な部分なので記載しました。

まとめ

今のプロレスを表でまとめてみようと思ったのは今年2月。各団体の新年のビックマッチ後でした。そこからオカダカズチカの移籍、全日本中嶋ショック、Noahのマンデーマジックとあっという間に状況が変わっていきました。だらだら先伸ばしにした中で、今回の創作大賞を見て、書くならここだ、と思い立ち、遂に表にした次第です。
これはオタクにありがちなことですが、知っているが故に無駄にいろいろ書いてしまう、そして「〇〇がない」「なぜ〇〇がぬけてるのか」と言い出します。自分もオタクだからわかるのですが、これはマニアだけが楽しめ、ご新規を遠ざける行いとなります。まずはわかりやすく、詳しくなれば自分で調べてもらうのが良いのです。
一番の目的はプロレスを見る人が増えてくれることです。ブシロードの木谷オーナーも
「すべてのジャンルはマニアが潰す」
と言っております。マニアは自分で調べてください。ちょっとプロレスから離れていて、今見始めたんだけどどんな流れだったのかな、というのがわかってもらえるように、半端プオタが2000年以降のプロレス界を表でまとめてみたでした。


#創作大賞2024


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?