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特殊清掃について日本一わかりやすく解説
特殊清掃についてどこよりも誰よりもわかりやすく説明いたします。このnoteの冒頭で説明したように「特殊清掃」という言葉は広く認知されつつありますが、実際のところ具体的なことはわからないのではと思います。
今回の記事では孤独死などを始めとした人の死があった部屋の清掃と消臭に絞ってご説明します。
孤独死が起きた部屋は特殊清掃が必要
孤独死や自死があった部屋でご遺体発見まで時間がかかり素人では手に負えないぐらい汚れていたり臭いがある場合に手配するものです。特殊清掃という言葉自体は登録商標で江戸川区内のエバーミングや特殊清掃を行う会社が登録しています(更新されてるかは不明)
一般の清掃会社や個人の人が清掃することができない、だから「特殊」と名が付いています。どうして一般の清掃会社が手に負えないかをお伝えしますがかなり不穏当な表現や文字だけでも凄惨な光景が浮かびますので苦手な方はここまでにしておきましょう。
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人は亡くなれば溶けて流れる
前のnoteでも書いてますが、人は亡くなればただちに細胞の活動が停止し腐敗が始まります、概ね2~3日で皮膚が破れ腐敗体液や臓物が流れ出てきます。
その量は日に日に量を増していきます、同時進行で腐敗臭も濃度が濃くなりその腐臭をめがけてハエがどこからともなく入り、ご遺体に卵を産み付けます。ハエは卵期間が季節によってはたった1日ですからすぐにウジとなり部屋中を這いまわります。
そのウジもやがて成虫となり卵を産み付けウジとなるのです、かなり早いサイクルで繰り返されますのでもし死後2~3週間ともなれば数千もしくは万の単位でハエが飛び回るのです。
この状況が孤独死など人の死があり日数が経過した部屋の状態なのです。
特殊清掃業者がやるべきこと
上記のような凄惨な状態の部屋にはご遺族すら入室することが憚られます、ハエが数百数千飛び回り、嗅いだことのない絶対に脳が受け入れない臭いがあり、人型を形成した汚れがある中で何かできるでしょうか?
このような状態から汚れを取り去り臭いを無くすのが特殊清掃業者の役目なのです。
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部屋を元通りにするまでの正しい手順
どんな過酷な状況でも何もなかったレベルまで回復させるのが特殊清掃業者の役目なのですが、正しい手順というものがあり、その手順通りにやらないと上手くいかないのです。
良く起こる間違いとしては先に残置物を撤去したり、特殊清掃を省いてリフォームをするということがよくあり、これは物件オーナーや不動産会社の認識不足や知識不足で起きることです。
特殊清掃から原状回復や孤独死現場でのNG行為はまごのての特殊清掃サイトでご紹介していますのでぜひご覧ください。
特殊清掃は原状回復の成否をわける重要セクション
孤独死発覚から特殊清掃→家財撤去→完全脱臭→リフォームと進むのですが、部屋を何事もなかったように元通りにするのは特殊清掃が要中の要であることがおわかりだと思います。
特に完全脱臭ができるかどうかが勝負の決め手となり、これは特殊清掃業者の技量にかかってるものです。もし下手糞な技術のない特殊清掃業者を選んでしまうと最悪で臭いが消えていないなどのトラブルが多発しています。
必ず臭いを消す特殊清掃技術とは
特殊清掃界隈ではさまざまなデマや変な情報が飛び交っており、孤独死の消臭は簡単でオゾンさえかければ消えるとか、強力な消臭剤を使えば消えると言った何の根拠もない情報が出回り、それを真に受けた大家さんが消臭にチャレンジし失敗するということもありますし、修行も研究もせずなんとなく儲かりそうだからと飛び込んできた自称特殊清掃業者が結局臭いを消せず口八丁で逃げるということが横行しています。
私たち株式会社まごのては、孤独死由来のにおいは必ず消える!という信念の元技術を磨き研究をしてきました。適当な処理をする業者が多い中確実な消臭ができる特殊清掃業者として高い支持を得ています。
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消臭に対する基本的な考え方
どうして消臭に失敗するのかですが、まず第一に消臭の基本的なことを理解していません。臭いというものは「臭い成分」が無くなれば必ず消えるのです。
部屋の中に赤ちゃんの使用済みおむつが広げて置いてあったらどうですか?当然においますよね。そのおむつがあるままの状態で消臭剤(ファブリーズなど)を撒いたらどうなりますか?
おそらく一時は臭いは消えるでしょうけど、またすぐ戻ってきますね。みなさんがやってる消臭はまさにコレです。
では、おむつを外に捨てて空間に漂ってる臭いに対して消臭剤を撒けばどうでしょうか?完全に臭いが消え再度臭いが戻ることがありません。
消臭とはまさしくこれで、臭いの発生源を完全に取り除くことです、すなわち消臭とは徹底した清掃(洗浄なのです)特殊清掃はご遺体の流れた跡を徹底的に追跡し洗浄する、浮遊して部屋中至るところに付着した菌を取り除くことです。
この基本的な考え方を持ってるかどうか、そして臭いの元とは何なのかを理解している特殊清掃業者しか完全消臭はできないのです。
完全消臭ができる特殊清掃業者は少ない
特殊清掃業者は昨今ひじょうに増えており、インターネットで検索すれば東京近辺だけでも10や20社できかないぐらいあります。実はすごくたくさんあるように見える特殊清掃業者ですが、完全消臭までできる業者は東京近辺でもひじょうに少ないのです。
これはある損害保険の鑑定人から言われたことですが、現在消臭不備の事案が増えていて、保険会社から特殊清掃会社への支払をストップしてほしいという相談が多いらしいです。大家さんなどが消臭不備を感じ、特殊清掃会社への支払を止めて保全しているのです。
その鑑定人曰く、毎日たくさんの孤独死事案の保険請求の処理をしているが、まごのてを含め5社程度は安心して保険金を支払えるが他は未完であったり不備が多いので慎重にならざるを得ないということです。
ビックモーターと同じように不正な保険請求もあるようで、特殊清掃業界は黒い部分も多い世界なのです。私たちまごのては常に初心を忘れることなく日々新しい技術開発に取り組んでどんどん技術のブラッシュアップをしています。
もし孤独死などがありお困りのお客様はお気軽にまごのてにご相談ください。
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