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心配されること頼りにされること

夏に食道と胃の接合部分にがんが見つかり、
手術(食道亜全摘術)⇒入院⇒自宅療養の末、
現在は社会復帰しています。

そういったこともあり、また、包み隠さず話している(中には、
辛さの勝手な押し付けと感じる人もいるかもしれませんが・・・)
こともあり、多くの方から心配されます。
実際、気に掛けて頂けることは、心からありがたく感じております。
素直な気持ちです。

表現がなかなか難しいのですが、
いつのまにか、心配されることに慣れてきているなと
感じることもあります。
悲劇のヒロインではないのですが、気を付けないといけないと
思います。
まだまだ、謙虚に病気に向き合っていかないといけませんし。

一方で、自分を頼りにされることが減ってきているようにも
感じます。
実際、今は頼られても、満足に対応できないケースがあるのも
事実です。

そんな中、胃がんが発覚した知人がおり、
その方は、放射線治療ではなく、
自分と同じ食道亜全摘術を選択したこともあり、
状況などを聞いてくれたり、何かと頼りにされています。
軽はずみなことは言えないのですが、
自分自身の経験則として、状況をお伝えしています。

その時、ふと、忘れていた「頼られる喜び」を改めて実感しました。
人生は、やはりギブ&テイクが基本なのかなと。
来年は、もう少し回復して、心配されることより、
頼りされる回数が少しでも増えれば幸いです。

追伸:今更ですが、今年の自分にとっての一文字は、
   「謝」です。
   感謝と謝罪(主に自分の身体への)。。。

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