女性ホルモンと婦人科系不調に効くアロマ
今回も、前回に引き続き、婦人科系不調に関するお話。
・女性ホルモンのフィードバック機能
・婦人科系の不調に効くアロマ
について、お伝えします✏︎
前回までの婦人科系シリーズ
・婦人科系不調の対策①(布ナプキンとハーブ)
・婦人科系不調の対策②(簡単ヨガとハーブ)
月経期の不調にお悩みの方は是非目を通してみてくださいね✨
女性ホルモンのフィードバック機能
ホルモンとは内分泌系の器官から分泌され、血液で全身に広がり目的とするきかんにゆっくりと長時間にわたり作用する化学伝達物質のことで、ホルモンは特定の細胞にのみ作用する特徴があります。
内分泌系をコントロールしているのは、脳の視床下部と下垂体。
視床下部や下垂体の命令を受けてホルモンを分泌するのは卵巣。
分かりやすく例えると、
視床下部が「社長」、下垂体が「工場長」、卵巣が「工場」。
工場である卵巣は「命令に従いこれだけホルモン生産しました」という情報を、社長である視床下部・工場長である下垂体に伝えます。視床下部や下垂体はその情報をもとに命令を出すのをやめるという仕組みになっています。
これを「女性ホルモンのフィードバック機能」といいます。
女性の更年期障害は、卵巣が長年の働きで疲れてくること等により、このフィードバックがうまくできないことによるものとも言えます。また、内分泌系に大きく関連するのが自律神経であるため、ストレスが多くなると、視床下部や下垂体の命令がうまく働かず、卵巣に適切な命令が伝えわらないことによるものとも言えます。
婦人科系不調にも自律神経のバランスはとっても大切になります。
自律神経については以下の記事をご覧ください♪
・冷えの原因にもなる自律神経のバランス
・自律神経バランスと梅雨を乗り切るセルフケア
婦人科系の不調に効くアロマ
婦人科系の不調に効くアロマを2つ紹介します🌸
①クラリセージ
女性ホルモンの分泌の調整の働きや心身の緊張を鎮める働きがある。生理痛やPMS、更年期の精神不調の改善に効果あり。子宮筋腫や乳腺炎などエストロゲン過多により悪化する症状がある場合・妊娠中・運転前は使用を控えましょう。
②ローズゼラニウム
ローズに似た香りで人気がある。私も好きな香りです。ホルモンバランスの調整作用があり、生理痛、生理不順、ホルモンバランスによる精神的な乱れの解消にも役立つ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2022年からの投稿は、ヨガ&フィトセラピーを実践して解消された心身の不調を実例をご紹介していこうと思っております。
お楽しみに💌