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【第3話】遺言書を開封するための準備

マンガはここから!

 


第3話のあらすじ

まさおが遺した遺言書において、まもるは遺言執行者として指名されていました。
相続人であるゆきこたちに代わって手続きをしてくれるんだ!と喜んだのもつかの間、

「まずは検認が必要です!」

とのこと。

検認とは、いわば遺言書の開封手続きのようなもので、家庭裁判所で行います

3話まもるのセリフから


遺言書を開封するためには、まず家庭裁判所で検認の申立てをする必要があるのです。


そこで、まず「まさおの相続人はだれなのか?」を確定させるために、まさおの一生涯の戸籍謄本を取得する必要があります。


「まさおさんの本籍がある役所へ、戸籍を取りに行きましょう!」

と言われたものの、よくわかっていないゆきこはただただ不安に…。


そもそも、戸籍ってどういうものなの?!


ーーここでもまもるによる、戸籍のレクチャーがはじまります!
 

コラムの目次

マンガの後には、当センターの代表である行政書士の嶋田による解説があります。
抜粋として、その目次を紹介します。

マンガの進行に合わせて、実用的な相続情報もぜひお読みください。

  • 検認の概要

  • 相続手続きには相続関係を明らかにする戸籍が必要

  • 戸籍は郵送でも取得することができる!

 

制作裏話

まさおの遺言書があって、
遺言執行者に指定されているまもるに手続きを進めてもらうためには、
遺言書の検認が必要で、
そのためには(相続人確定のために)まさおの一生涯の戸籍謄本が必要…

と、手続きを進めるために必要なことがどんどん増えていき、いよいよ混乱してくる方もいるかもしれません💦
 

解説である「黒板」の出番も増えてきました。

特に表現が大変だったのは、戸籍の変遷の部分です。
戸籍というものの性質まで理解している人は少ないと思います。
わたし自身も「なんで、ひとりの一生涯の戸籍が何枚も及ぶのか」が当初とても不思議でした。なのでどうしても含めたかった部分でもあります。

また、結婚によって「せいかの戸籍は、まさおの戸籍から抜けている(除籍)」部分の表現も難しかったです。
どうすれば「抜けた」ことが伝わるのか…何度もフクイさんと往復したことを覚えています。

定額小為替についても、ぜひ知ってほしいなと思って入れました!
実用的でしょ?(笑)


次回もぜひご覧ください。 



KADOKAWAの「ウォーカープラス」で連載中!
〈マンガ〉相田家と一緒に学ぶ!家族を亡くした後の相続手続き

当センターがSNSで1日1話の日めくりマンガとして掲載していた『わたしと相続の100日物語』の世界線を継承し、全く新しい物語として連載しています。
原作・監修は当センター代表の嶋田裕志が、
マンガは、イラストレーターのフクイサチヨさんが
担当することで、温かみのある相続マンガが誕生しました!