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ムーミンファミリーのハッピーエンド

フィンランドセンターのFB情報で、はじめて森下圭子さんがムーミンやトーベの研究をフィンランドの現地で30年されていることを知りました。

素敵な登壇者の皆さん(左から、森下さん、センター長、通訳さん)

フィンランドセンター所長アンナ=マリア・ウィルヤネンさんの質問に森下さんが応えるかたちで対話が進んでいきます。

『ムーミンの物語が世代を超えて人々に与える影響』

なんとも興味深いテーマでした。森下さんが30年かけて現地でトーベ・ヤンソンの弟さん達との話も交えて、トーベの身近な人たちがモデルとなっているキャラクターやエピソードが満載であること。トーベの挿絵の一見無駄に見える線はすべて必要な線であり、沢山の感情が盛り込まれていることなどなど。
しかも、ムーミンママといえば、伊藤絵美先生も公言されているヘルシーアダルトモードのお手本的存在ですから、ムーミンママとニンニ(姿の見えないおんなのこ)のお芝居のことを森下さんがおっしゃっていて、改めてちゃんと読んでみたい!と思いました。怒りや笑いなど感情がでることで姿がみえるようになってくると・・・示唆盛りだくさんですね!

さらに一昨年、映画TOVEを観ていたので、

時代背景や、ジェンダーのことなど、いままでのムーミン谷のイメージからは想像できなかったバックグラウンドが見えてきました。

さらに、フィンランドセンター担当時間の次がデンマークのカレン・ブリクセン。申し込んでなくても残席ありということで、参加させてもらってきました。初めて知る作家さんでしたが、このような土壌が熟成されて、いまの北欧の女性活躍につながるのでしょうね。

さてさて、タイトルの答えは、、、『ただいま』なのだそうです。
はい、大切にしたいと思います。

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