あなたは、リスクをとって過ごしていますか?
幣事務所、
ケセラセラ横浜は、
8月で、開設から
丸10年を迎えることが
できました。
今振り返ると、
副業でスタートし、
ご縁あって著書を出させて頂く
ことが決まった4年後の2017年に
会社員の立場から離れました。
その後、
今でいうリモートワークの
環境を整えて頂けたおかげで、
二刀流で過ごし、
約3年前に、ケセラセラ横浜1本に
絞ったというのが、
おおまかな私の経緯になります。
この約10年の間、いろいろな方と
出会ってきましたが、その中でも、
私が心の師匠的に思っている存在との
出会いは、大きかったな、
と感じています。
その存在が、
8月24日に発売予定の著書のオビを書いて頂いた、
内藤忍さんという方です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4774519847
マネックス証券の創業メンバーの
おひとり。
20年以上金融業界に身を置かれ、
その後独立。
今では金融資産、不動産など、
様々な対象へ投資もされながら、
著書も多数おありの、
ビジネス書作家・投資家の顔を
持ち合わせている方です。
ご経歴などすごい方なのですが、
会っている時は、そんな一面が
全く見えない方です。
褒め言葉と捉えて頂きたいのですが、
アラカンの面白いおじさまです(笑)
少し前置きが長くなりましたが、
私は丸10年の節目ということもあり、
「初心忘るべからず」の想いから、
今、内藤さんの講座へ通っています。
https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/60230/
あと1回で終わってしまうのですが、
話がすごく分かりやすいので、
新鮮な気づきも多いです。
また来年度開催されるかも
しれませんので、ご興味あれば、
ぜひ行かれてみて下さい。
現時点までの5回の
お話を聞く中で、
良かったなと感じたことを
シェアします。
いくつかあるのですが、今回は、
「リスクを取らないことが
リスクになる」
という言葉。
私なりに言い換えれば、
「自分がやってみたい、
と思ったことにチャレンジする
気持ちを大切にする」
とも言えるかな、と。
そもそも、リスク、
とはどういう意味でしょうか?
英語の勉強的に言えば、
「危険」などと捉えられます。
リスク管理、リスクヘッジなどの
言葉は、日本語として考えると、
危機管理とか危険回避という
意味で使われています。
ただ、資産運用的な面で言えば、
リスクとは、「収益のブレ幅」を
意味しています。
リスクが大きいと言えば、
大きくプラスになる可能性も
ありながら、大きくマイナスになる
可能性もある。という意味合いです。
債券はリスクが小さく、
株式はリスクが大きい
と言われることがあります。
これは危険の大小ではなく、
運用成果の結果に、
差が出やすいか否かということを
意味しています。
だからこそ、ブレ幅を少しでも
抑えながら運用を行うために、
分散投資、という考え方も
推奨されています。
ここで間違って頂きたくない点は、
例えば、株式の中で、保有する銘柄を
分散するという意味合いではありません。
お金を置く場所という大きな視点で、
株式、債券、不動産のように、
投資対象を
分散するという意味合いです。
このお金の置き場をどうするか、
ということを考えるのが、
アセットアロケーション
と言われる考え方です。
例えば、
株式30%、債券20%、不動産50%
という具合に配分して、
ブレ幅であるリスクを抑えながら、
年利4%の収益を上げることを
目指していく、というような、
おおもとになる考え方というイメージ
と捉えて頂ければと思います。
これを意識して考えていくことで、
あなたが、
どのくらいまでのリスクであれば
許容できるのか?
目指す収益を得るためには、
どのくらいのリスクを
考えていかないといけないのか?
という点が見えてくる
というイメージです。
ここまでは、資産運用という点での
リスクについてお伝えしてきましたが、
最後に人生のリスクについても
考えてみたいと思います。
例えば、仕事の面。
大枠で考えれば、
会社勤めを続けるか、
独立して自営をするか、
というのが、
考えられる最初の選択肢です。
リスク=収益のブレ幅、
という点から考えれば、
会社勤めはリスクが低い、
自営はリスクが高い、
と考えられます。
リスクが低い=収入は安定する
見込みがあることから、
金融機関からお金を借りるような
場面では、プラスに評価がされます。
自営の場合は、収入が途絶える
可能性もありながら、
会社勤め時代よりも、
自分次第で収入があがる可能性も
秘めています。
どちらが良いという話ではなく、
あなたがどちらの立場を
選ぶことが、リスク管理という
点で受け入れることができるか、
より生活しやすいと感じるか、
ということだと私は考えています。
私自身の場合、
冒頭でお伝えしたように、
会社勤めから、徐々に独立自営に
シフトしていきました。
リスク管理という面で、
区分マンションからの賃料や
株式の配当など、収入源を
複数持つことを意識しています。
このリスク管理があるからこそ、
自営の収入のブレ幅を抑えながら、
過ごせていると考えています。
あなたは、
資産運用や働き方という点で、
リスクをどのくらい取って
過ごしていますか?
どのくらいリスクを取って
過ごしたいと考えていますか?
今後の人生をより楽しく、
前向きに過ごす意味でも、
一度考えて見られることを
おススメしたいと思います。