行動することが大切だ        と感じた、私の体験談!

ネットに掲載されている物件を
検討することは少ないのですが、
今回は、具体的に検討しました。


大手の仲介会社だったのですが、
担当者さんが、迅速に、
非常に的を得た資料や回答を
して頂けたことも、
検討を進める思いになりました。


ただ、結果を先に伝えてしまうと、
私は購入を見送る判断をしました。


重要事項調査報告書や規約の改定の
資料などを見ると、
組合の運営を、非常に丁寧に
進めていらっしゃる、しっかりと
進めようと取り組まれている様子が、
書面を通じて感じられました。


その中で、1点だけ、
ひっかかる点が生じました。


送って頂いた資料を見ると、
「短期賃貸借は不可」と
記載されていますが、
部屋の借主さんは、ウィークリー
マンションやマンスリーマンションを
運営する会社様でした。


担当者さんの話では、
「法人が借主で、
 社員宅として使用している」とのこと。


この食い違いは何?と思い、
調べていくと、案の定、
マンスリーだけでなく、
1か月未満のショート滞在も
運営されている部屋でした。


オーナーの立場としては、
その借主の事業者様が、
運営を継続して下さる限り、
定額が賃料として見込める
という点で、
悪くはないと感じました。


ただ、規約との兼ね合いも
考えると、話を前に進めて
良いものかどうか、
判断がつかなくなりました。


そこで、意を決して、
そのマンションの理事長と
予想した方へ、
ホームページ経由で、
問い合わせしてみました。


すると、ビンゴ、でした。


「よく、私がそのマンションの
 理事だと分かりましたね」
というお返事から始まり、
丁寧な回答を寄せて頂きました。


1か月以上のみのマンスリー
マンションであれば支障ないけれど、
1週間単位など、1か月未満の場合、
住宅宿泊事業法または旅館業法に
基づく手続きが必要であり、
このマンションでは
それを認めていない、とのご指摘。


基本は、マンスリーなので、
支障はないかなと思ったのですが、


・普通の住居の賃貸借と異なり、
 賃借人である事業者様の運営状況に
 賃料が左右されてしまいかねない点


・ウィークリーなどの短期賃貸借も
 行っていることを知ってしまった以上、
 私自身の気持ちとして、
 規約上認められていない状態での
 賃借人様がいるお部屋を、
 買い受ける気になれなくなった点。


など、いくつかの思いが交錯する中で、
最終的に、購入しない、
という判断を下しました。


最終的に購入しない判断をした旨を、
その理事長さんに伝えたところ、


「断片情報を繋げて一つの仮説として
 推察できるところ、またそれを
 確認されるまでの行動力は
 素晴らしいですね。
 どこの物件であっても、
 それだけ深い意識があれば
 成功されるものと確信します。」


という、嬉しいお褒めのお言葉を
頂いた、という出来事でした。


今日お伝えしたかったこと。


それは、
気になることがあれば、
しっかりと調べてから
行動することが必要だ、
ということ。


今回は、直近であった、
私自身の体験談を通して、
お伝えさせて頂きました。


やりながら考える、
スタートしてから
軌道修正をしていく、
という進み方が大切だと、
基本的には、私は考えています。


考え過ぎて動けなくなる
くらいなら、動いてから考える
ことこそ、ものごとがうまく
進む秘訣だとも考えています。


ただ、今回に関しては、
スタートした後の、軌道修正が
しにくい内容だったこともあり、
気になることがあるのであれば、
スタートする前に、
調べて確認する、
というスタンスを取りました。


どちらにしても、共通しているのは、


「自分の中でだけ考えを思い
 めぐらせて、
 ああでもないこうでもないと
 時間を過ごすのではなく、
 自分なりに考えて行動を起こす」


ということです。


前に進むにしても、
立ち止まるにしても、
迷い考えているだけでは、
時間は徒労に過ぎてしまいます。


どのような決断を下すにしても、
何かしら動きながら考えることが、
資産運用、資産形成に限らず、
生活全般など、幅広い部分で
必要な視点ではないかと
私は考えています。


ひいては、その
「動きを止めない。
 動きながら考える姿勢」こそ、
ものごとがうまくいく秘訣
ではないか、と私は考えています。


ぜひ、あなたも、
考えすぎずに行動してみる、
迷って動けないという時間を
減らす努力をする過ごし方、
大切にして頂ければと思います。

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