『Great Hunting Night VOL.91』
10月23日
『Great Hunting Night VOL.91』@原宿Ruido
フィロのスの元プロデューサー・加茂敬太郎さん主催のアイドル/音楽イベント『Great Hunting Night VOL.91』を見にいく。
ゆっふぃー、二丁魁、fishbowlとフィロのスも含めて関わりのある面子だけでなく、ベルハー、開歌と音楽ジャンルが大きく異なるアイドルが出演したのはどういう意図なんだろう。加茂さんの真意はわからないけど、結果的にフェスを見ているようなバラエティに富んだ楽しさに溢れていた。加茂フェスだった。KIF。
MaNaMaNa
1組目は加茂さんが力を注いでいるMaNaMaNaさんから。相変わらずビビッドなオレンジ衣装が体現するように、明るい楽しさに溢れたステージング。お隣にいたフォロワーさんが「振りコピうまいね!」と褒められていて、こちらも嬉しくなった。
開歌
『星雲少女』から始まり2曲目に『セミロング』と、懐かし目な曲からスタート。セミロングはショートバージョンで、ちょっと寂しい。開歌の楽曲はできればフルで味わいたいんだよな。
新曲『シンデレラ・ステップ』はたぶん初めて聴いた。「ビビデバビデブー」という歌詞が出てきて、二丁魁の『綺麗故に、故に綺麗』の「ミキハバブデブー」を思い出してテンション上がった。
『春は絆創膏』『シリウスにマフラー』『Secret Summer』と実際の季節に関係なく、歌で指揮を表現できるのが開歌の強み。
BELLRING少女ハート
モッシュを避けて端のほうに避難。決して広くないRuidoのフロアが煮えくりかえるように湧いていた。開歌と雰囲気変わりすぎ。どっちも楽しい。
ミキティー振付の曲やるかなと思ったけどセトリには入らず。でも『チャッピー』とか久しぶりに見られてうれしい。
fishbowl
体調不良で佐々木一心さんがお休み。急遽の体制変更にもかかわらず、定番曲満載でしっかり盛り上げていた。特に『熱波』はベルハーの後でも見劣りしない湧き方で、改めて曲の強さを感じる。
二丁目の魁カミングアウト
いやちょっと本当にすごかった。1曲目で「ミキハバブデブー」を回収してから、2曲目の『あの頃、僕ら若すぎた青春』がフェスの大トリ最後の曲を聴いてるみたいだった。二丁魁のファンだけでなく、その場にいた観客ひとりひとりに届いているパフォーマンスだったと思う。
『LOVEタイムマシーン』本当に良い曲。なんというか、シングルのカップリング曲として理想的かも。
じっくりと曲を聴かせてからの『耳をすませば』『まるもうけ』で大盛り上がりして、こうなったら最後はこれしかないだろうなと思った通り『青春は何度でもやり直せるなんて嘘だ』。夜のスマイルガーデンかと思った。いや、ここがスマイルガーデンだし、ここがTIFだった。
寺嶋由芙
ゆっふぃー、お喉の調子が悪くて落ちサビが苦しそう。ヲタクたちは直接的にアイドルに何かをしてあげられるわけじゃないけど、だからこそ、ステージ上のアイドルにヲタクたちが必死にケチャを捧げる姿は誰がなんと言おうと美しかった。
喉の不調を謝りつつ、心配させすぎたり、しゅんとさせないようにユーモアを交えたMCが流石の手練れ。
「次はしっとりした秋冬曲をお届けします。ハスキっふぃーなのでいつもよりセクシーになっちゃうかも」という言葉に、「うおおお!やったー!」と叫ぶヲタクたちは、やっぱりただのバカなのかもしれない。
特典会で、開歌の山村伶那さんから「後ろから他のアイドルさんを見てる時、ノリ方が自分に似てるなと思った」と嬉しいお言葉をいただいたのだけど、どのアイドルの時だったんだろう。ベルハーはすみっこでおとなしくしていたし、二丁魁は羽目を外して汗だくで振りコピしていたので、たぶんfishbowlかな。
4グループの特典会に参加したの久しぶり。どの出演者もそれぞれの個性と魅力に溢れていて、最高のフェスだった。加茂さんありがとう。