『月刊PAM 5月号』
5月24日(金)
月刊PAM 5月号@下北沢MOSAiC
月刊PAMの主催イベント『月刊PAM 5月号』を見に、下北沢MOSAiCへ。対バン相手とのトークコーナーのあるツーマンライブ。
最初にトークコーナーから始まるのだけど、月刊PAMのおふたりがとにかくFinger Runsをベタ褒めで見ていて気持ちが良い。
月刊PAM、はじめてライブで見た時はなんとなく似た雰囲気のふたりという印象だったけど、トークを聞くと比較的しっかりした宇都宮未来さんと、自由奔放な船井美玖さんのキャラの差がハッキリわかって面白かった。
フィンズが登場するやいなや、月刊PAMが小笠原唯ちゃんに「かわいい〜赤ちゃん〜」と言ってて確かにその通り。でも、インタビューではワンマンへの意気込みを訊かれ、いまの集大成というよりもこの先のFinge Runsへの希望を感じてもらえるようなライブにしたい、とかすごくしっかりとグループのビジョンを語っていて、赤ちゃんだけどお姉さんだった。
唯ちゃんのダンスを褒められた時に、メンバーも唯ちゃんのダンスに触発されてパフォーマンスのクオリティが上がったり、お互いに刺激し合う関係ができているという発言も素晴らしかった。良いグループ。
Finger Runs
最前列で観賞。フィンズを最前で見るの楽しいんだけど、キックする振り付けは顔面蹴られそうな気がしてちょっと怯えてる。
体調が万全ではなくて自重しながら見たため不完全燃焼ではあったけど、ライブ自体はとても良かった。上げ曲だらけのセトリでひたすら踊りまくり、盛り上がりまくり。
『Butterfly』で中谷美月さんの歌がものすごく良かった。力強い歌声と可愛らしい歌い方を使い分けるのすごい。終盤、苦しそうな表情が見えた気がして、そういう表現なのかとも思ったけど、最後の集合写真の時に姿を見せず、特典会も遅れての登場だったので、実際に体がしんどかったみたい。
それだけ全力で振り絞るようなパフォーマンスではあるけど、やっぱり心配。鹿目あきさんもお休みだったし、月刊PAMの船井さんも喉の不調でライブはお休みだったり、本当にアイドルの皆さん、お大事に。
まあ、自分も人のこと心配している場合じゃないんだけれども。咳喘息と副鼻腔炎が時間差でやってきてつらい。
月刊PAM
宇都宮未来さんソロでのライブ。びっくりするほど歌うまい。追い込まれた状況をなんとかしようという気持ちがステージに表れていたのかもしれないけど、はじめて月刊PAMを見た時よりもずっと印象に残るライブだった。改めてふたりでのステージをまた見てみたい。
最後、捌け際に「今日のライブは忘れてください」みたいなこと言ってたけど、そんな自己肯定感低めなこと言わないでほしい。すごくよかった。
最後の『ニューロマンサー』で宇都宮さんが客席に降りてきたと思ったら、フロアで見ていた唯ちゃんをステージに引っ張り上げていた。急遽ステージに上げられた唯ちゃんがアドリブでなんだか愉快なダンスをしていて、赤ちゃんでお姉さんで着ぐるみキャラでもあった。愛嬌の天才。