日記:20231029〜RAY「Camelliaリリースパーティ」〜
池袋の美容院で髪を切ってから、RAYのアルバム「Camellia」リリースパーティを見に行くため、高円寺へ。
お祭りが開催されている高円寺の雑踏を野方方面に歩くことしばし、スパイスカレー青藍に到着。高円寺の行ってみたいお店は何軒もあるのだけど、selfishの清水玲衣さんのメンバーカラーである藍色にちなんでここにした。
お盆に敷いてある紙に書かれているカレーの説明通り、スパイシーと言っても辛さはあまり感じない。それでも食べ進めるうちにじんわり汗が滲んでくるくらいスパイス感はたっぷり。ホールスパイスのガリガリした食感も楽しめる。
カレーだけでなくつけあわせのお惣菜も色鮮やかなだけでなく、味も美味しくてとても満足。最近食べたカレー屋さんの中でも特にお気に入りのお店になった。
できたら今度は平日にあいがけのカレーも食べてみたい。
お腹に余裕があるので、会場の高円寺HIGHのすぐそばにある公園で食べようと、同じ商店街のドーナツ屋さん・フロレスタでドーナツを2つ購入。駅の反対側まで歩いて公園までやってきたら、お祭りの一環でカレーフェスみたいなことをやっていて、人でごった返していた。
とてものんきにドーナツ食べてる場合じゃないので、別の小さな公園に移動。天気もいいし気持ち良いのだけど、わりと緑の多い公園なので、虫も多くて閉口した。
駅前でプロレスを見物したりして時間を潰してから高円寺HIGHへ。
今回はシューゲイザーに特化したイベントを開催しているTotal Feedbackとの共同主催で、RAYはバンドセット。対バン相手も全員、シューゲイザー系のバンドということで、いつもと違ったライブが見られることに期待。
対バン相手の中では、くゆるがすごく良かった。ギター・ボーカルの女性の透明感のある歌声と、リードギターの男性が奏でるのたうつようなギターノイズが絡み合って、トリップしそうなほど気持ちよかった。
トリのRAYが登場する頃には決して広くない会場がパンパンになっていた。こういうギチギチに人が詰まったライブハウス、ひさびさに体験した気がする。
「火曜日の雨」「Blue Monday」などのハードなシューゲイザー曲をやるのかなと思っていたら、「世界の終わりは君とふたりで」「サテライト」と王道な曲が中心のセトリだった。これはこれでアイドルにしかできない戦い方でとてもよかった。
「わたし夜に泳ぐの」の輪を描くシーンが、音源セットの時以上に美しさに溢れていて涙出るかと思った。でもアウトロのいきなり激しくなるところは、静と動の差があまりなかった分、どっちかというと音源の方が好きだったかも。
やっぱりバンドサウンドの轟音にかき消されて、歌声が聴こえにくかったりした点もあって、正直言うと、バンドセット最高!と手放しで喜ぶ感じではなかったかな。
現体制で初披露となった「愛はどこいったの?」は振り付けがなく歌だけだったことが、かえって歌声が強調されていてとてもよかった。アンコールの「ため息をさがして」も歌声と演奏のバランスが良くていつも以上に心に沁みた。
これからRAYのバンドセットがどう成長して行くのか楽しみ。
終演後、中野まで歩いて南口のお気に入りの定食屋さんで夕食。
いくつかチェーンのあるお店なのだけど、中野店が群を抜いて美味しいし店員さんも感じが良い。
なんだけど、隣にまだ若いのに妙に横柄な客がいて、感じ悪いなーと思いながら見ていたら、注文したメニューを間違えられたり、お箸がなかったり、さんざんミスされてキレそうになっていて面白かった。途中から店員さんもわざとやってんのかなと思った。普段から人には丁寧に接するようにしなきゃ。
同じお店で同じ時間に食事をしたのに、自分とあいつでは正反対の評価になってたんだろうな。