『相席反省会』

12月26日
『相席反省会』＠中野富士見町ニュー・サンナイ

　先月上演されたユニットコントライブ『すいているのに相席'24』の振り返りトークイベント『相席反省会』を見に、中野富士見町のニュー・サンナイに行った。
　俳優の山内圭哉さんが経営する飲食のできるイベントスペースで、以前、バッファロー吾郎A先生の主催ライブを見にきて以来2回目。相変わらず年季の入った怪しげな雑居ビルの地下という趣のある立地だけど、前回より入口や看板などが綺麗になっていた気もする。

　後方の席でスパイスえびカレーをいただきながら観覧。
　鬼ヶ島の野田さんへの反応がやたらアウェイでおかしかった。一応、相席メンバーのはずなんだけどな。
　出演者がオーダーしたドリンクを立ち上がって受け取ったザ・ギース尾関さんが、乾杯する前に立ったまま口をつけて一斉につっこまれてたのも笑った。尾関さんの意地汚さを目の当たりにした。

　都合により途中参加となった山脇さんから、ごんぎつねのコントに苦戦して精神的に追い詰められていた話が明かされ、あのコントを見て単純に山脇さんお芝居上手だなあと感心していたので、なかなか衝撃だった。
　高佐さんがお酒が入っていたせいもあるのか、山脇さんのエピソードに妙にテンション高く反応していたのに、山脇さんが「でもファンの皆さんの温かい空気のおかげで安心して演じられました」みたいな綺麗なまとめ方をしたら、「うわあ、なんか引いちゃった」と思い切り冷めてて面白かった。

　反省会の雰囲気も含めて平和なところが大好きなので、今後も出来る限り長く相席シリーズが続いてくれますように。

　帰りに中野富士見町から西新宿五丁目あたりを通ってかえったら、タイムマシーン3号のYoutubeチャンネルでおなじみのお店をいくつも見かけて、ちょっとした聖地巡礼感覚になった。

　あと、会場近くの塾から続々と帰宅する中学生たちの集団と行き合わせて、北九州で起きた悲惨な事件のことを思い出して、もし自分がこの年齢だったら不安に襲われてただろうなと胸が痛んだ。年齢的には加害者と近いのだけど、気持ちだけでも被害者側にありたい。