『Chips Night Vol.2』

9月12日
スパンコールグッドタイムズ、二丁目の魁カミングアウト『Chips Night Vol.2』@渋谷club asia

 スパンコールグッドタイムズの主催ツーマンライブを見に、渋谷のclub asiaへ。わりと急に決まったツーマンだったし、平日夜だし仕方ないけど、せっかく魅力的な顔ぶれなのに客入りはいまいちで寂しかった。

二丁目の魁カミングアウト
 『耳をすませば』スタート!どんな対バンでもいきなりトップギアまで上げられる曲。正直なことを言うと、耳すまやりすぎて「またかー」と思ってしまった時期もあったのだけど、必殺の武器として磨き上げるためにセトリに入れ続け、パフォーマンスを鍛え続けているのかも、と反省した。

 右隣の男性が対バン相手のファンらしく、耳すまでも『マイノリティサイレン』でもあまり振りコピとかしてなかったので、あまりお気に召してないのかなと遠慮がちに肩を組んだ。
 そしたら、続く『◻︎私はロボットではありません』で静かに体を揺らしながら真剣に聴き入っててうれしかった。

 この日のロボット、すごくよかった。asiaは舞台袖からステージまでの間に、ちょっとフロア側に出っ張った部分があって、そこも使いながら立体的にパフォーマンスを見せていた。ロボットと『つよくやさしくなりたい』が同じ日に見られたのもよかったな。

 激しめの曲、明るい曲、切ない曲と偏ることなく、二丁魁のさまざまな表情を見せるセトリであり、しっかり楽しませるライブだった。

スパンコールグッドタイムズ
 ライブを見るのはちょっと久しぶり。今までとはセトリが刷新されていて、初めて聴く曲もあったけど違和感なくずっと楽しかった。
 特に味園ユニバースでのワンマン用に作られた『UNIVERSE』、ステージの床から煽るように照らす赤い照明が炎のようで、すごくかっこよかった。ランニングポーズで前後に行ったり来たりする振り付けも超楽しい。スペースに余裕があったから、自分も前後移動しながら見ればよかった。
 『UNIVERSE』で終わりかと思ったら、さらに2曲続ける大盛りなセトリで満腹になった。どちらのグループも楽しませることに貪欲なのが良い。

 ライブ後のトークパートで、「ライブ見てたら泣いちゃった〜」と白々しいことを言うぺいちゃんに、スパンコールちゃんたちが一斉に詰め寄って、顔を覗き込みながら「涙出てないですよね〜!」と突っ込んでたのよかった。あまり二丁魁にフランクに距離詰めてくるアイドルって少ない気がするので、こういう裏表のない陽気なアイドルがぐいぐい仲良くなってくれるとありがたい。

 ご挨拶後、asiaの舞台裏の通路のいろんな所からミキティーが顔を覗かせてフロアに手を振ってて笑った。asiaを熟知してる。対バンのゲストだけじゃなくて、二丁魁の主催でもasiaどんどん使ってほしいな。


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