日記:20230609〜鹿休み・1日目(中)〜
11時の開園時間になったので鹿苑の子鹿公開へ。
昨年、土曜日に行ったら大行列ができていたけど、この日は平日だからかそれほど混んでいなくて、ゆっくり見られた。
3日間ずっと雨が降ることも覚悟していたけど、晴れてくれてよかった。
成年の鹿にもたれかかって寝ている子鹿がめちゃくちゃかわいかった。母鹿なのか、関係ない鹿なのかは不明。
この鹿さんの周り、ほかの子鹿も集まってきていて甘えられ上手だった。
ひたすら鹿を見て写真を撮っていたら、13時前くらいにスタッフさんから「子鹿が産まれました」とのお知らせ。
あわててそちらに行くと、文字通り「生まれたての子鹿」が!
子鹿公開を見に行くようになって数年、はじめて出産直後の子鹿を見ることができた。
子鹿公開に毎年通うようになって何年も経つけど、公開中の出産に立ち会えたのは初めて。この感激はちょっと言い表せない。
子鹿がはじめて自分の脚で立ち上がり歩き出したときは、ちょっと涙が出そうになった。
ちなみに生まれ落ちてから立ち上がれるようになるまでは、大体30分くらいだったと記憶している。
1回立ち上がると、その後は意外とあっさり立てるようになっていて、子鹿の成長の速さを目の当たりにした。
子鹿の体を母鹿が舐め続けている間、何頭か別の鹿が周りに寄ってきていたのだけど、スタッフさんのお話によると、ふつう野生の鹿は群れから離れて単体で出産するので、他の鹿のお産や産まれた直後の子鹿を見ることは滅多にないので、珍しがって集まってきたのだろう、とのこと。子鹿公開に集まってる観客たちとほぼ同じで面白かった。