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Great Hunting Night VOL.85

5月7日
Great Hunting Night VOL.85@原宿Ruido

 加茂敬太郎さんが主催するイベント、『Great Hunting Night』を見に行く。
 フロアに着いたらフィロのスのリミックスアルバム『Sapiosexual』が流れていた。周りの大半はフィロのスのファンらしく懐かし〜とか言いながら、曲を口ずさんだりしていて、オレモー!と思ったりした。しみじみ。

MANAMANA
 いつ見ても元気で明るくオレンジ色なMANAMANAさん。フロアを強引に巻き込みながら繰り広げるステージ、生命力に溢れていて素晴らしい。
 何回か「月曜の夜から〜」と言っていて、途中で客席から「火曜日、火曜日」と訂正されていた。まあ連休明けだし月曜と間違えても仕方ない。
 ヤマモトショウさんがプロデューサーを務めるfishbowlとの共演ということで、ちゃんと曲紹介してから『私がお金持ちになっても』を披露していてえらい。今日はお金まくマシーンは使ってなかった。

スパンコールグッドタイムズ
 最前列で見ていたのだけど、舞台袖から登場と同時にニッコニコな天野りこさんの表情を見ただけで2段階くらいテンションが上がる。
 相変わらず熱気に満ちたフロアの反応が楽しいし、それを誘発するだけのパフォーマンスがあってこそ。どちらかというと、キャラクターを乗っけながらステージに立つタイプかと思うのだけど、それが音楽劇っぽい雰囲気のある楽曲とうまく結びついているのが魅力なのかも。BPM遅めの曲でもしっかり盛り上げられるところも心強い。
 
RAY
 『春なんてずっと来なけりゃいいのに』で始まり、『バタフライエフェクト』『フロンティア』と王道な代表曲を挟んで『星座の夜空』『See ya!』で締める、ワンマンで披露した新曲ぜんぶ盛りの意欲的なセトリ。鉄は熱い内に的な意気込みやよし。
 いわゆる楽曲派のアイドルファンが大半だったと思われるフロアに、圧倒的な楽曲力とキラッキラのアイドル力を存分に見せつけていて本当に光り輝いていた。
 とりわけ『フロンティア』で会場を湧かせた後の『星座の夜空』は飲み込まれるような迫力と多幸感が心地よい。この日の天気みたいな初夏の清涼な空気に包まれた。
 そして『See ya!』がまたすげえ。平日夜に対バンで聴くSee ya!はどんなエナジードリンクより活力が湧いてくる。終盤、ステージのメンバーと小指を差し出して約束を交わし合えるのが幸せ。今日が連休明けの初日ということも忘れるくらい元気をもらえた。

fishbowl
 新体制になってから初めて。めっちゃくちゃよかった!こちらもRAYに一歩も引けを取らない楽曲力とアイドル力で、壮絶なぶん殴り合いに興奮した。かわいい高山vsドン・フライかと思った。
 こちらも新曲の『一雨』がものすごく良い。サビで床を蹴るような振り付けがあって、その度にブーツの底がこすれて「キュッキュッ」と鳴る音が聞こえてきて、最前列で見られたことに感謝した。
 あと1曲目に披露された『尻尾』で、ヲタクのうるせえコールが響いた後に、「しーっ」ってやるところがなんかいい。ある意味フロアと共同で作っていると言えるかも。
 新メンバーの齋藤ザーラチャヒヨニさんが、目を疑うくらい美人。このご時世にSNSをやってないところも潔い。チェキを撮っていただいたら朗らかで人当たりの良い方だった。かわいい。
 もう一人の新メンバー・佐々木一心さんはラストアイドル出身だけあって、ステージ上でのアイドルらしい笑顔や振る舞いが堂に入ってて素晴らしい。
 で、既存メンバーも大白桃子さんのキュートさ、新間いずみさんのフレッシュさはそのままに、パフォーマンスが格段にパワーアップしていて驚いた。特に木村日音さん、こんなに上手かったっけってくらい歌唱力、表現力が増してて超かっこよかった。
 これでお休み中の久松由依さんが戻ってきたらどうなるんだろう。久松さんのちょっとナルシスティックな歌いかた好きなんだよな。復帰を心待ちにしています。


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