日記:20230402
登校拒否して途中で行かなくなった中学の部活の朝練に久しぶりに行ったら、雨が降っているのに屋外で練習させられ、愚痴をこぼしていたら近くにいた別の部活の奴にすごまれ、卑屈に笑って誤魔化す、という夢から覚めて起床。夢で自分の情けなさを自覚させられるの、寝起きから惨めな気分になるから勘弁してほしい。でも久々に9時間くらい眠れたからOK。
五反田で「ガラフェス」を見る。五反田に来たのは何年振りだろうか。「うどん」という名前のカレー屋に行った時ぶりだから、もう6〜7年になる。うどんは日曜が休みなので、今日は行けなかった。残念。
G6とG7という隣接した会場を行き来するスタイルのイベントで、まずG6で松山あおいさん。作詞作曲や衣装も自分で手がける歌のおねえさん。異様に統率の取れた「調教済み」のヲタクたちのノリがすごい。リングフィットを持って腿上げを延々やらされる曲があって、ヲタクたちがリングフィット持参しているのが面白い。
オードリーのANNで若林さんが「おかあさんといっしょ」のコンサートの話をしていたこともあり、ひさしぶりに自分の中のおっきいおともだちが目覚めてしまった。大学生の頃、毎日おかいつや教育テレビの幼児番組を録画して、月に2本くらいのペースで編集してDVDに焼く生活をしていたことがあるので。
G7でlyrical school。新体制になって初めて見た。といっても今回は女性メンバーのみの変則的な構成。まだちょっと前体制と重ね合わせて切なくなってしまったところもあったけど、これで男性メンバーが加わったら見え方も変わってくるのだろう。ライブ自体はとても楽しかった。
ステージを去り際、「この後、特典会があるけどマリリ見てからでもうちらの特典会間に合うからねー」と笑顔で告知していくminanちゃん、相変わらず優しくてかっこよくて最高に良い女だった。
続いて奥津マリリさんのソロ。ここ最近は生誕ライブ以外でなかなか見る機会がなかっただけに、満員の客席は開演前から期待が高まって熱気もすごかった。
1曲目は最初のソロ曲「バイバイよりも」。ウィスパーでコケティッシュな歌声がたまらない。そこからフィロのス曲「バイタル・テンプテーション」!一転して力強くセクシーな歌声を堪能。フィロちゃんのほうでも長らくやっていない曲がひさびさに聴けて嬉しい。
MCに入ると、そのへんの地下アイドルでもやらないくらい全力でぶりぶりに愛嬌を振り撒き、パフォーマンスとのギャップが激しすぎる。
「マリちゃんのこと知らないよ、っていう人ー?」と客席に訊いたら誰も手を挙げず、「みんなお友達だー!」とステージを駆け回るマリリちゃん。本人はにゃんこと言ってるけど、むしろ子犬のはしゃぎ方なんだよな。
でもその後、「知らない人も手を上げづらかったと思うので、初めて見る人でも楽しめるように」と気を取り直していて、そのへんのバランス感覚や思いやりも愛情深くて好き。優しくてかわいくておもろくて最高に良い女。
今日最大のサプライズは、ガラフェス主催者さんからのリクエストということで、シンガーソングライター時代の「魔法をかけてあげるよ 」が披露されたこと。過去の生誕のMCから、マリリちゃんは自分の歴史を大切にする人だと思っているので、これからも大切に歌い続けてほしい。
ラストに歌われた「花をください」はマリリちゃんのソロ曲の中ではいちばん好きなのだけど、がっつり歌詞を飛ばして無言の時間がしばらくあった。でも、昨日のまなみのりさでも思ったけど、アイドルとして歳を重ねキャリアを積むことは、ミスをしない完璧な存在に近づくことではなく、ミスさえも愛おしさに変える人間味を増していくことじゃないかと思う。少なくても自分の好きなアイドルにはそうであってほしい。
最後はG6に戻ってNaNoMoRaL。わりと王道アイドルが揃うイベントで、ナノモラルが出るのは異色。会場の雰囲気もフラットでちょっと勝手がちがうのか、すこしパセリちゃんがノリづらそうに見えた気がしないでもない。
でもラストの唖然呆然は問答無用で盛り上がって、イベントの雰囲気とか関係なく良い音楽がその場の空気を作り上げていた。
代々木に戻って気になっていたラーメン屋さんに行こうと思ったら、なぜか休みだった。仕方なく新宿をふらふら歩いてみたものの、日曜夜のラーメン屋はどこも混んでいるので、たまたま見かけたステーキのお店でハンバーグをいただいた。コンロ付きの鉄板で提供され、適当なところで「火止め棒」をコンロに差し込んで火を消す、というちょっとしたイベント性があるのが今っぽい。美味しかった。
明日からたぶん仕事が多忙になるのが目に見えている上に、二丁魁の4日連続フリーライブもあるので、日記の更新は滞りそう。
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