奥津マリリ生誕祭2024
8月31日
フィロソフィーのダンス『奥津マリリ生誕祭2024』@新小岩・古代の湯
今年の奥津マリリさん生誕祭は、湯会の会場でおなじみ新小岩・古代の湯の宴会場で開催。毎年、趣向を凝らしたこだわりの生誕祭だけど、今年はとりわけうれしい。
湯会といえばな湯けむりDJsさんをゲストに迎えて、大騒ぎゾーンと着座でのんびり鑑賞ゾーンに分かれた客席は、DJタイムから大騒ぎゾーンが大盛り上がり。
こちらはのんびりゾーンでゆったりと観覧。開場早々、焼きそば、ホタテ串、フランクフルトで腹ごしらえ。ドリンクチケットで三ツ矢サイダーが交換できるのありがたい。酒なんかなくても、じゅうぶんお祭り気分。
DJタイムが終了し、いよいよ本日の主役が登場。
浴衣姿のマリリちゃんがてちてちとステージに現れ、マイクを通さず地声で「これから奥津マリリ生誕祭を開催しまあす!」と叫び、太鼓をドドンと鳴らして宴がスタート。もうこの時点で満足度100パーセント。あとは最高を更新し続けるだけのボーナスタイム。
ふだんのマリリちゃんはわりと厚底のシューズを履いてるから、あまり小ささを感じないけど、浴衣で裸足だとほんとにちっちゃい。ちっちゃいマリリちゃんが思い切り大声張り上げてるのが面白いやら愛おしいやらで、脳から愛がびちゃびちゃ漏れ出した。
お久しぶりなソロ曲『こころ盗んで』で脳トロな歌声を響かせ、DJ Nachuさんとのコラボでカバー曲を披露。
続いて苦手なラップを克服するためのチャレンジと称して、初級・中級・上級に分けてラップパートのみを歌うコーナー。フィロソフィーのダンス『Go Survive』に始まり、Creepy Nutsの『Bling-Burn-Burn-Born』まで。クリーピーはマッシュルのテーマ曲つながりでもある。フィロのスも全米ビルボードにチャートインしてほしいね。
フィロのスのメンバーを呼び込み、宴会場の雰囲気にぴったりな曲として『コモンセンス・バスターズ』!座ったままではあるけど、ひさびさに例の振りコピができて嬉しい。楽しい。じわじわと過去の曲も含めた選曲の幅が広がってきてるのは大歓迎。
そしてこの日いちばん謎だった『太鼓の達人』コーナー。どうしてもやりたかったというお祭りの太鼓を、カラオケに合わせてドンドンカッカッとひたすら打ち鳴らすだけの時間。なぜかメンバーみんな「●●だどーん!」と太鼓の達人のナレーションっぽくしゃべってるのがかわいい。
さらになぜかマリリ生誕の恒例になりつつある日向ハルちゃんの『もってけ!セーラー服』まで披露され、ますますカオスに。
マリリ生誕は破壊と再生がテーマらしい。特に今年は破壊の要素が強いと言われていたけど、みんなでライオンの着ぐるみでカラオケ歌ってた年と比べればまだまだ。あれはいまだに高熱の時に見た夢のようにフラッシュバックすることがある。
そして待望の『マリちゃん音頭』。ファンから募集したマリリちゃんを褒め称えるワードを散りばめたマリリちゃん作詞作曲の最高にハッピーな音頭。この曲は世界を平和にする。
ゲストのDJ Nachuさんが急遽、太鼓叩き要因として駆り立てられていたの笑った。ゲストにいろいろ負担かけすぎ。
底抜けなマリちゃん音頭から一転、脳トロゾーンと銘打たれたブロックでマリリちゃんの美声をたっぷり堪能。フィロのスの新曲『マイアミ・ブルー』のソロ歌唱や、あいみょん『裸の心』ももちろん良かったけど、最後に披露された『若者のすべて』がちょっと凄すぎた。歌声の美しさだけで涙が出たのは初めてかも。さっきまでマリちゃん音頭でにゃんこにゃんこぷーとか言って踊ってたのに。
いったん捌けてからすぐ戻ってきてアンコール。先ほどは歌もオケ音源で流していたけど、今度は生歌バージョンの正調・マリちゃん音頭。観客全員立ち上がって、花道で歌うメンバーを中心に盆踊りスタイルでぐるぐる回る。
あまりにも楽しすぎてもう1回コールが鳴り止まず、一度はスタッフからNGが出るも「強行突破だー!」とマリちゃん音頭おかわり。柔軟かつ強引に楽しさを重視して判断してくれたマリリちゃんに感謝。スタッフさんも許してあげてください。
マリちゃん音頭を歌いながらヲタクの顔をひとりひとり見て、「あなた久しぶりじゃない!」とか言いつつ、「相変わらず美しいでしょ?相変わらず頭おかしいでしょ?」つってたのが最高だった。本当に最高に美しくて、最高に頭おかしくて、最高ににゃんこにゃんこぷーだよ、貴女は。
今年はTIFにもアットジャムにも行かないことにしたけど、自分に必要なのは夏フェスじゃなくて夏祭りだったんだな。
宴の後はそのままお風呂に直行して、温泉にも入れるしサウナにも入れる。なんだこの天国は。
ひととおり温浴とサウナを楽しんでから、新小岩でパン屋さんを2軒ハシゴして、明日食べるパンを購入。それから前に一度行ったことのある定食屋さんで、豚しゃぶ定食にモツ煮こみとポテトサラダをつけていただく。
急いで定食をがっついたせいか、サウナ上がりにスポーツドリンクをがぶ飲みしたせいか、帰りの電車内で急に便意に襲われ途中下車して駅のトイレに駆け込んだら派手にお腹を下していた。最後に余計なオチがついたのを除いて、最高に楽しい8月最後の日でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?