Finger Runs『BODY ROCK』
6月7日
Finger Runsワンマンライブ『BODY ROCK』@渋谷WOMB
Finger Runsのワンマンライブを見に渋谷WOMBへ。
前回のワンマンはありがたいことに整理番号1を引くことができて、最前ど真ん中で見られたのだけど、その分、開演直後から圧縮を受け続けていたので今回は中央付近は避けてしもて側で観る。
「これからみんなでめちゃくちゃ踊って騒ごう騒ごう」のSEでメンバーが登場。出てきてすぐ、鹿目あきさんがとっても楽しそうな笑顔で、今日は絶対に楽しくなると確信した。なんとなく鹿目さんには「楽しそうな表情を作る」のではなく「楽しいから笑う」タイプの人というイメージがある。
あと兎月こむぎさんが赤いヘッドドレスをつけていて、かわいいな〜と思っていたら1曲ももたずにとれていた。似合っていたのでもっと見たかった感もありつつ、飾りとか全部なくなってセットした髪型もぐちゃぐちゃになるくらいがフィンズのライブだって思いもある。それでもかわいくしようというアイドルの意志がありがたい。
ライブ後のチェキ撮影の時にはつけてくれていて、本人が手作りしたものとのこと。大変お似合いでした。
前半からぶち上げ曲の連打でひたすら踊って騒いでいたせいで、細かい記憶はほとんどなし。終盤の『Red Sprite』はあまりライブで見る機会がなかったのだけど、小笠原唯ちゃんの歌い出しに熱がこもっていて素晴らしかった。
それから『Dope246』も、このワンマンの後、手術のため休養が決まっているこむぎさんが、ソロパートを歌い終えた後で見せた表情がとても記憶に残っている。込み上げる気持ちを噛み締めるような表情に見えたのだけど、チェキの時に聞いたら「足がつってた」らしい。
Dope246から『ユレルミライ』のエモーショナルな流れを受け、『SPICE』で弾けた後に『Bluelight Knight』でいったん終了。セトリのこのブロック、とても綺麗だった。
あと終盤どの曲だったか、リフトで上がっているヲタクを朝倉みずほさんが殺意むき出しの目で睨んでいたのが印象的。
中谷美月さんも「怒り」としか表現できない形相でのかっこいいパフォーマンスを見せていたけど、みずほちゃんのは表現としての怒りというより、本気で目の前のヲタクを殺したがってる表情に見えた。
アンコールが始まったと思ったらすぐ再登場して、持ち曲の中で唯一やってなかった『Storm Rider』を披露。ここはもうフロアもタガが外れたように騒ぎ散らかして、思い残すところひとつもなく完全燃焼でエンド。信じらんないくらい汗かいた。
Finger Runs の今をすべて出し尽くしたライブだったし、この勢いのまま未来へ駆け抜けていく姿が眼に浮かぶライブでもあった。このまま突っ走っていくことと、こむぎちゃんの手術成功と無事な復帰を願っています。