日記:20240108〜開ヌュ〜
開歌とヌュアンスの共同開催イベント『開ヌュ』を見に横浜へ。相鉄ムービルのyokohama mint hall とすぐ隣にある1000CLUBの2会場で行われるアイドルフェス。VRシアターだった頃には何度か行ったことあるけど、1000CLUBになってからは初めて。
横浜についてまず腹ごしらえしようと会場近くのケンタッキーに寄ったら、客が自分ひとりしかいなかった。主要駅すぐのファストフードで一人も客いないなんてこと想定していなかったので驚いたし、なんならちょっと怖かった。パニックホラー映画みたいな。
1000CLUBでリストバンド引き換えをしてからミントホールに移動。オープニングアクト的に開歌とヌュアンスが10分ずつライブ。客席後方の椅子席で見たのだけど、開場時間中から続々と観客が集まり超満員になっていた。入りきれない人もいたとか。
開歌(mint hall)
2曲目で披露された『Pl(r)ayer』がとても素晴らしい。特に山村さん。リリスクがお好きなだけあって、ヒップホップ的なパフォーマンスが板についている。リリスクと共演できるということで気合いも入っていたんじゃないかな。
『かいかのmusic』はショートバージョンだったみたいだけど、ライブ中はぜんぜん気づかなかった。それくらい濃密で研ぎ澄まされていた。
ヌュアンス(mint hall)
続いて共同主催者のヌュアンス。現体制では初披露の『Love chocolate?』と『Ocha cha cha chinatown』。横浜のライブでおちゃちゃ聴けて嬉しい。隣の人がイントロで「てんてんてんてんてんてんてってん」とか口ずさんでいて、まさか客席で人力ラジオやる人がいるとは思わなかった。
Yes Happy!(1000CLUB)
対バンで見られると毎回安定して楽しいイエハピさん。ベテランらしい客席いじりを随所に入れながら、ゆったり楽しめるライブでとても心地よい。最前にいたおそらくイエハピのお二人より年下っぽい他現場のオタクが大はしゃぎしていて微笑ましかった。
野球をテーマにして作ったという曲も良い歌だったな。DIY精神溢れる関西のアイドルデュオは応援したくなる魅力がある。
Lyrical Scool(1000CLUB)
女性メンバーのみの出演予定が、DJのreinaちゃんが病欠のため代理でryuyaくんがDJを務めることに。登場時・退場時、ryuyaくんへの声援が性別問わずやたら大きい。かわいいし綺麗だもんね、わかる。
『LAST DANCE』の切なさと美しさが胸に沁みて、なんだか泣きそうだった。その後、すぐに『LOVE TOGETHER RAP』で明るく空気を変えてくれるところも素敵。「L.O.V.E」のハンドサインをmanaちゃんが間違えて照れてたのがかわいかった。
最後の『NEW WORLD』はhanaちゃんの低音ラップがめちゃくちゃかっこよかった。ryuyaくんがコーラスに入っていたのもあって、クールさが増していた。
yummy green(mint hall)
トイレに入ってたらオサカナの『シューティングスター・ランデブー』が聴こえてきて慌ててフロアに駆け込んだ。他の曲もカバーしてたりするのかな。
セカイシティ(mint hall)
1000CLUBのSW!CHと悩んだけどせっかく無料チェキ券までつけてくれたので、こちらを選択。開歌の山村さんがかつて所属していたグループ。セカイとグループ名にある通り、多国籍な楽曲要素を取り入れた曲調が楽しい。登場SEの詠唱をフロアも一緒に裏声で歌ってたのが面白くも気持ち悪くてよかった。チェキ券関係なくまた見にいってみたい。
そろそろお腹空いてきたのでキッチンカーのケバブサンドを買って、1000CLUB後方の飲食可能エリアでいただく。会場内でライブ見ながら韻書できるのはとても助かる。
BELLRING少女ハート(1000CLUB)
新体制になってから初めて見た。最初3人しかいなくてお休みかな、と思ったら曲によって参加したりしなかったりするみたい。そのへんの運用もアクビっぽい。
相変わらずエナジーの塊みたいなライブではあるのだけど、成人したアイドルやアーティストのそういったステージングと比べたときに、どうしても若い(幼い)アイドルの身を削るようなパフォーマンスを見て「儚い」とか「美しい」とか無邪気に喜んだりはできなくなってきた。
最後の曲のポンポンを持ったパフォーマンスは単純に楽しくてよかった。アクビのアイドルたち、全体的に明るい雰囲気になってきてる気がする。
PANDAMIC(1000CLUB)
めちゃくちゃかっこよかった。横浜だから「君と小籠包」に期待していたのだけど、クールな曲中心のセトリでゴリゴリ攻めてきたので、今日はやらないかなと思ったら終盤に来た。ヌュアンスのおちゃちゃと同じ日に見たかったから嬉しい。
Ringwanderung(1000CLUB)
新しめの曲の中に『es』が入っていて嬉しかった。この曲好き。
相変わらず『パルス』のサビの増田陽凪さん、びっくりするほどキレキレ。足の上がり方や体の沈み方が尋常じゃない。踊ってて楽しいのが伝わってくる。
みょんちゃんが投げ捨てたジャケットが凜子ちゃんに直撃してて、ちょっとハラハラした。
SANDAL TELEPHONE(1000CLUB)
夏のイベントで見た時は露出度高めの衣装だったけど、冬仕様なのかあったかそうな長ズボンだった。おなかは出てたけど。
MCで新曲を披露すると予告したあと、みんな知ってる曲だと思うのでと言ってて、新曲なのにみんな知ってるってどういうこと?と思ったら、「Shangri-La」のカバーだった。
RAY(1000CLUB)
それまで上着をかけられるように後列の柵前で見ていたのだけど、RAYは高いステージを見上げたかったので、前方へ移動。そしたら『わたし夜に泳ぐの』が来て大正解だった。輪を描いて舞うシーンが天女。
『ATOMOSPHERE』『フロンティア』のよくばりハッピーセットから、『読書日記』で締める完璧な構成。今日見たアイドルの中でいちばん1000CLUBが似合っていた。ワンマン期待しています。
あと何より愛海さんの復帰がめでたい。やっぱりあみみのいる5人のRAYが好きなんだ、俺は。愛海さんだけでなく、みんな無理なくご自愛ください。
NaNoMoRaL(1000CLUB)
リハの音響チェックで『唖然呆然』をすこしやってから、そのままスタート。最初ちょっと音小さめかなと思ったけど、途中から全く気にならないくらい引き込まれた。
この日はパセリちゃんの誕生日当日ということで、未來ちゃんから「この日にふさわしい曲」という曲フリで『ビューティフルデイズ』。最近あまりライブで聴けてなかったから嬉しい。未來ちゃんが「いつまでたっても同じ東京は」を「横浜に」にアレンジしていたり、パセリちゃんがマニピュレーターの台にしがみつくようにして宙に浮いた状態で歌ったりと、いつにも増して気持ちのこもった特別なビューティフルデイズだった。
特典会で集合チェキを撮ってもらったのだけど、タイミングでパセリちゃんがツーショットを撮り終わるのを待ってる間、未來ちゃんがこっちおいでよと声をかけてくれて、すこし長めにお話しできて、ありがたいやら申し訳ないやら。
パセリちゃんの誕生日の話から、元日生まれの人は誕生日当日にケーキが食べられないという豆知識を話したんだけど、これヌュアンスの恭美さん(元日生まれ)がスペースでしゃべってたやつだった。
自分の誕生日(7月23日)を訊かれて、パセリちゃんの「じゃあ夏休みだから友達も呼びやすいですね」という返しに、「いや、友達いなかったんです」と余計なことを言ってしまった。そしたら未來ちゃんが「でも私たちが友達だから」と慰めてくれて、本当に聖母かと思った。
MIGMA SHELTER(1000CLUB)
ここもダイナミックなダンスを足元まで見ることができて、ステージの高さが活きていた。ナギムーさん遠目にも様子がおかしいのがはっきりわかるくらい表情豊かで面白い。
終盤の横一列でのけぞるようにしながらその場でステップ踏む振り付けの曲で、ブラジルさんだけのけぞりの角度がエグくて凄かった。どんな体幹してるんだろうか。
たぶんこの日唯一のサークルピットが発生していてちょっと異次元の盛り上がり方だった。
NaNoMoRaLの特典会の後、ちょっと時間があったので松屋で晩ごはんを済ませる。ケンタッキー、ケバブ、松屋とジャンクフードまみれになってしまった。
相鉄ムービル1階のメガ盛りで有名なスパゲッティとか焼き飯のお店にも行きたかったのだけど、お店の前まで行ってなんとなく怖気付いてしまった。
開歌(1000CLUB)
2回目の開歌。岩永さんが髪型を変えていて、おでこを出してサイドを編み込みにしていてとてもかわいい。
ひさびさにヌュアンスの『sekisyo』のカバーも聴けた。繊細さと情熱的な表現を兼ね備えた両グループの良さがいちばん発揮される選曲かも。
何回聴いても不思議な曲だなーと感じる『シリウスにマフラー』の「ふっふーふぅふぅ」で会場一体となっていた。あれ続けて聴いてるとだんだん妙なトランス状態になってくる。
5月19日の周年ワンマンも行きたいな。
ヌュアンス(1000CLUB)
赤レンガ、セツナ、ハーバー、sanzanとキラーチューンの乱れ打ち。単純な曲の良さだけでなく、「横浜」という筋が貫かれているので、特にこういう環境で聴くと何倍も心を揺さぶられる。
ルカルカを挟んでからミライサーカス。先月のリクエストアワードで上位に入っていると思いきやランキング圏外で、初音さんが「みんないつも盛り上がってるのに……」と呟いていたこの曲、今日もちゃんと盛り上がっていました。ふだん聴けない曲に投票しがちだからね。
最後はやっぱり『sky balloon』。広げた両手を掲げるシンプルながら解放感のある振り付けが、フェスと抜群の相性の良さ。多幸感に包まれながら、まさに大団円なハッピーエンディングでした。
長丁場のイベントなのでモバイルバッテリーを持参していたのだけど、結局必要なかった。スマホをいじっている時間もないくらい、ずっとライブを楽しんでいた。
開ヌュ、間を空けずにすぐまたやりましょう。今度はRAYとねおちのタイテ被らせないでください!あと二丁魁呼んでください!
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