『アイドルアーカイブス特別版~夏歌 乙女塾~』

7月21日
『アイドルアーカイブス特別版~夏歌 乙女塾~』@東京カルチャーカルチャー

 元ハコイリムスメ星里奈さん、吉田万葉さんがRAMUNEとして出演するイベント。元CoCo宮前真樹さんをMCに、乙女塾の夏曲を中心に披露するコンセプト。
 世代的に乙女塾はかすってはいるのだけど、当時はあまり関心がなかったので、特別な思い入れがあるわけではない。でも、ハコイリムスメでカバーしていた楽曲を改めて聴くと、じんわりと胸の奥から込み上げてくるものがある。

 1曲目がRAMUNEの『眩しくて』で、Qlairの曲の良さ、ほしりなちゃん、万葉ちゃんのハーモニーの美しさにうっとり。

 この後、1曲ごとに出演者が入れ替わりながらメドレー形式で曲を披露していくのだけど、wqwqのメンバーがステージを降りた後、舞台袖で「わ〜がんばったね〜!」とか話してる声が聞こえてきて微笑ましかった。

 途中、スペシャルゲストとして『美少女仮面ポワトリン』花島優子さんが招かれ、歌唱とトークに花が咲いた。会場に来ていたQlairの今井さんも急遽登壇し、当時のぶっちゃけ話を披露。
 花島さんも今井さんもおしゃべり好きな方のようで、昔から楽屋でこんな感じで盛り上がっていたんだろうな、と関係性が伝わってきた。乙女塾の番組をほとんど見ていなかった自分でも、宮前さんを含めた3人のお話を聞いているだけで十分楽しめた。

 個人的なハイライトは、やはりRAMUNEの2人が後半に歌った『Be My Diamond!』。ハコムスの中でも特別な曲で、いろいろな思い出が蘇ってきて目頭が熱くなった。
 10年くらい前からハコムスのファンになった自分でこうなんだから、乙女塾の当時からずっと応援していた人たちの気持ちは察するに余りある。グループが解散した後も、ステージ上の姿を見ることができたり、今どうしているかだけでも時々伝えてもらえるのは、とても幸せなこと。

 元ハコムスのおふたり、当時から大人っぽくて25歳とかいじられていた星里奈さんは、ようやく実年齢が追いついてきた感じ。あの頃と変わらず、とても上品で真面目でお綺麗だった。
 びっくりしたのが万葉ちゃんで、SNSとかで見る写真は素敵な女性になっていたけど、ステージで歌う姿はハコムスの頃と変わらないあどけなさ、純真さを纏っていた。
 という旨をご本人にチェキ会で伝えたら、「死ぬwwww」と笑っていた。ステージを降りたらちゃんと年相応にギャルで本当に良かった。

 ハコムスちゃんたちがこの先もそれぞれの人生を幸せに過ごしてくれますように。


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