『ソノウチ』
6月30日
『ソノウチ』@新宿LOFT
昨日の足の張りが取れないまま、2日続けて長時間のイベント。
その前に西新宿のカレー屋さん『半月』で昼食。新宿界隈でお昼からライブがある時は大体ここでカレー食べてから行く。
本日の日替わりはグリーンチリキーマ。なぜかテンション上がってエビポテサラにマンゴーラッシーもつける。エビポテサラ最高に美味しかった!
新鮮に感動するカレー屋さんの代表がシモカワスパイス、旧ヤム邸で、いつ食べても安心できる安定の美味しさなのが半月とSpice Post。
セカイシティ
ひたすら陽気で楽しいし、ふたりともパフォーマンスにもMCにも安定感あって安心して見ていられる。なんとなくバニビを思い出したりした。
小林瑞希さんは二丁魁のファンらしくて、この後のにちょがけのライブで爆踊りしていたらしい。そういうところも含めてとても良い。
selfish
メンバーが2人増えて新体制になってから初めて見た。グループとしては今まで以上に正統派アイドル色が強くなったように感じるし、その分、清水玲衣さんの歌唱力やステージ上での佇まいがひときわ独自の輝きを放っていた。
れーちゃんと久しぶりに特典会でお話しして、「れいに通ってるの?」と訊かれて一瞬なんのことかわからなかったのだけど、RAYちゃんズのことだった。反射的に「めちゃめちゃ通ってます」と答えた。
SW!CH
大勢出るタイプのイベントで見るくらいなんだけど、毎回楽しい。ダンスの揃い方とか、真面目なグループなんだろうなって思う。
PANDAMIC
とんでもなく曲が強い。パンダが始まった途端にスピーカーのボリューム全開にした?と思うくらい音もパフォーマンスも圧が強まった。
ただ攻めるだけでなく、『君と小籠包』とかのかわいらしい曲もちゃんと楽しくかわいい。
Finger Runs
いやー圧巻。圧勝。パンダで全開になったと思ったボリュームがさらに振り切れるくらいブチ上げられた。
『NY?NY?』に「やってきたぞFinger Runs登場 片っぱしから投げ散らすぞ」ってイントロが追加されていた。山嵐がサンプリング元らしい。めちゃくちゃかっこいい。
さらにラストの『Night Thinker』はラストサビを延々と繰り返すエンドレス・エディションで、観客の汗と体力を全部搾り取るようなライブだった。
けど、それだけじゃなくて全部の曲でなんかもうギラつき方や熱量が桁違いで、この日はステージと客席の間に広めのスペースが設けられていたのだけど、距離を超えて伝わる熱があった。
あと鹿目あきさんが熊耳の髪飾りつけてて、子鹿で子熊でかわいかった。
BELLRING 少女ハート
葵みとさんがステージとフロアの間の広いスペースに躊躇なく飛び降りて、端の方で見ていた観客にも笑顔で手を振っていたのが忘れられない。MCとかはあざといキャラみたいな感じだけど、パフォーマンス中の吹っ切れ方とかは紛れもなくアクビのアイドルでギャップが素晴らしい。
NUANCE
ベルハーの狂乱の後ですこしおとなしく映ったかもしれないけど、やっぱり上品さ、丁寧さと一筋縄でいかないユーモア感覚はヌュアンスでなければ得られない魅力だった。
『セツナシンドローム』の後ろ向きで円を描いて移動するところで、お膝を痛めてダンスやフォーメーション移動ができない恭美さんに、メンバーが手を振ってたのがかわいかった。恭美さんもダンスできない分、曲中の煽りとかでがんばってた。
るりねさんの情感豊かな迷いのないパフォーマンスとても好き。
開歌
ヌュアンスから開歌の流れなんて最高に決まってる。とりわけお互いに曲交換したことのある『sekisyo』を受けて、『かいかのmusic』が良かった。対バンでこの曲やると毎回、フロアが開歌の世界に飲み込まれている。
これで一気に心を掴んで、次の『シリウスにマフラー』の「ふっふ〜」もフロア中が巻き込まれていた。
大好きな『ポプラ』が聴けたのも嬉しかった。
二丁目の魁カミングアウト
ぺいちゃん不在の3人体制で初めて見る二丁魁。ぺいちゃんは加入後、10年以上ずっと皆勤賞だったから、ぺいにゃむにゃむのいない二丁魁を見ること自体が初めて。
『マイノリティーサイレン』で激しくフロアを煽り立て、観客も尋常じゃない熱量でそれに応える。
『耳をすませば』『リバ』と対バン人気の高い曲が続き、おなカマ以外も振りコピしながらとんでもない盛り上がり方。
そこからちょっと毛色の変わる『あの頃、僕ら若すぎた青春』になっても、ただ騒いで盛り上がるだけでなく、しっかりステージのパフォーマンスや歌詞がオーディエンスに届いていたのが伝わってくる。あの青春のラスト、紅さんのしびれるロングトーンでまだ曲中なのに客席から歓声と拍手が起こってて、ちょっと込み上げるものがあった。誇らしい。これがアイドル、これが俺の好きなアイドルなんだよ。
ぺいちゃんは不在だったけど、ステージから4人の魂を感じるライブだった。ぺいにゃむにゃむさんが復帰次第、東京ドームでライブやってほしい。それくらい最高に輝きを放つスターだった。
というわけで、特典会終了まで含めて2日連続7時間越えのライブを見たのは、ちょっと頭おかしかったかもしれない。でも普段、毎日8時間以上の労働しているのはもっと頭おかしい。こういう日があるからやっていける。というのは嘘で、たぶんアイドルがなくても自分は生きていけるけど、それはただ生きているだけの少しも面白くない人生なんだろう。
特典会で直接伝えられなかった人たちにも、この場で改めてお礼を言わせてください。つまんない人生を照らしてくれてありがとう。どうか健康でいてください。