日記:20230805〜TIF2日目〜
2日目は前日と打って変わってゆるゆるのスケジュール。体力的にはありがたい。ゆっくり家を出て11時前に到着。
まず物販エリアに行ってリリスクの配布CDをもらう。この時間はまだ特典会もほとんど始まっておらず、すぐに入場できた。
meme tokyo DREAM STAGE
K-POP系の音作り、ビジュアルイメージで、PMDSっぽいよくできたアイドルという印象。ひとりブラジルさんに雰囲気の似ている方がいたけど、雰囲気だけだった。
りんご娘 FESTIVAL STAGE
昨日は途中退出してしまったので、しっかり最後まで見た。80年代っぽいサウンドで、他にはない魅力に溢れている。自己紹介で「スターキングデリシャスです」って聞くたびに笑ってしまう。
次のステージまでそこそこ時間があったので昼食にするつもりが、なんとなくダイバーシティのフードコートも代わり映えしないし、本社前のキッチンカーもちょっと違うし、デックスあたりのマクドナルドは混んでるし、と何を食べるか決めかねてうろついていたら時間がなくなってしまった。時々あるんだよな、何を食べればいいかわからなくなる時。
結局、何も食べずにDREAM STAGEへ。
開歌 DREAM STAGE
いやあ素晴らしい。1曲目、大好きな「灯り」で直射日光を浴びながら鳥肌がたった。歌い出しでマイクに声が乗ってなくて心配したけど、すぐ取り戻して圧巻のパフォーマンス。
夏の総選挙的な企画に参加していて、投票対象のステージだったということもあるのだろうけど、気迫が伝わってくる研ぎ澄まされたライブだった。
開歌には投票とか関係なく、自分達の表現を貫いていてほしいな。それができる環境にいてほしい。
湾岸スタジオ方面に移動しながら、物販エリアの入り口にあるキッチンカーで、カレーを購入。国際交流会館のあたりの木陰で食べる。
高円寺にある、くじらというお店のカレー。チキン、ポーク、ラムキーマの3種盛りで、1600円というお値段に恥じないおいしさ。しっかりスパイス効いてて、ただでさえ汗かいてるのに、また汗を搾り取られた。
食べ終わった容器を捨てる場所を探して、売店のスタッフさんに「近くにゴミ箱ありますか?」って訊いたら、「こっちで捨てておきますよ」と引き取ってくれた。ありがとうございます。
Lyrical School DOLL FACTORY
なんとなくリリスクのTIFはドールファクトリーの印象が強い。前体制の時の「リリスクが帰ったら夏終わっちゃうよ〜」が思い出深いからかな。横に広いステージを目いっぱい使ったライブは文句なしの楽しさ。DRIVE ME CRAZY 何度聴いてもかっこいい。
QUEENS HEAT GARAGE
人数的にも音数的にも、詰め込んだ物量でぶん殴るスタイルがZEPPに合っていた気がする。NANAMIさんが曲中に時々入れる「WOW!」がかっこいい。以前、山中湖でQUEENSと二丁魁の出番が前後した後、しばらくミキティーが「WOW!」って言ってた時期があって、あれはNANAMIさんの影響だったのではと思ってる。
二丁目の魁カミングアウト HEAT GARAGE
やめとまスタート!アイドルとアイドルファンの摩訶不思議な関係を歌ったこの曲をTIFで披露するのが感慨深い。はじめてTIFに出た時はシンポジウムリフレインを歌っていたことを考えると、この6年間で二丁魁のアイドル観やアイドル界における立ち位置も変化したのかもしれない。
三原色のファインダーも、ひときわ高く掲げられたリバのゲイギャルリフトも、焼き付けて忘れたくない瞬間だったし、こみあげるエモーションを全て吹き飛ばすようなダンサバだった。
開歌 SKY STAGE
2回目の開歌もたいへん素晴らしかった。表現力重視のDREAM STAGEと比べ、こちらはSKY STAGEらしい解放感のある爽やかな曲が多め。このロケーションで聴くポプラはたまらないものがある。「春は絆創膏」の「本当に大切な仲間たちは 勇気を笑ったりしないからさ」という歌詞が毎回うるっと来そうなくらい好き。
最初の曲で「みんな飛ぶよー!」と煽ったところだけヒヤッとした。
きのホ。 SKY STAGE
15分に4曲を詰め込むセトリで、ショートバージョンではなく1曲目を1.2倍速でやったらしい。違和感なかったので気づかなかった。
フィロソフィーのダンス SKY STAGE
「夏のクオリア」からスタート。先日のマリリちゃん生誕祭を思い出すような強い日差しの中、チルな空気に包まれる。ななこちゃんがちょっと辛そうに見えたけど気のせいだったかな。
MCで明日でフィロのス結成8周年を迎えることを話してから、「シャル・ウィー・スタート」。新体制ワンマンでも披露されたこの曲が、節目を迎えた時の特別な1曲になっているのが感慨深い。
個人的にフィロのスを初めて見たのが7年前のTIFのスカイステージだったこともあり、じーんとくるライブだった。ベスト4もグレイテスト5も変わらず応援して参ります。
最後はテレフォニズム。ぜんぜん真夏の日差しなのに、なんだか夏の終わりのような儚さを感じた。
二丁目の魁カミングアウト・PIGGS SMILE GARDEN
二丁魁とPIGGSのコラボ。期待をはるかに超えて素晴らしかった。
二丁魁の曲でPIGGSのメンバーたちが、きちんとした振付以外のわちゃわちゃした部分もしっかりやりきってて、何の違和感もなかったのがすごい。単純に覚えてきただけでなく、もともとのノリが共通しているからこそなんだろう。
ラストのPIGGSの「とらえる」では、プー・ルイと並んで踊りながら、ミキぺいが込み上げる涙をこらえる場面も。あの表情は今年のTIFで見た忘れられない光景の一つ。
しばらく見たいステージがないのでダイバーシティのフードコートで銀だこを食べながら休憩。のんびり休憩していたらガンダムステージのCYNHNを見るの忘れた。
IDOL SUMMER JAMBOREE ACOUSTIC SMILE GARDEN
とりあえず日がけで休憩しながら、冨樫優花さんと原田珠々華さんのだけ見る。お互いへのリスペクトに満ちた素敵なコラボだった。冨樫さんが最後の挨拶で、声を震わせていたのがもらい泣きしそうになった。陽の落ちてきた薄暮にふさわしいステージだった。
フィロソフィーのダンス HOT STAGE
3日間で2回しか行かなかったメインステージの2回目。
SEで登場して一人ずつ紹介し合うのは今後のお決まりになるのかな。それとも初めましての人用のTIF向け演出なのか。
シュークリーム・ファンク、ダンス・ファウンダーと鉄板の曲で盛り上げてから、シスターで一気にフィロのスにしかできない空気に塗り上げる。照明が真っ赤に染まっていたのも美しかった。やっぱりシスターは赤衣装のイメージが強いし、この色が似合う。
たしか最後のライブ・ライフで、ステージ奥のテラスっぽいセットに座ってふざけていたマリリちゃんとハルちゃんが、間奏が終わりかけてものすごい勢いでダッシュして戻ってきたの笑った。
メジャーになろうが、どんなにステージが大きくなろうが、動員数が増えようが、この人たちはライブを楽しみ続けるのだろうし、楽しみ方の選択肢が増す分、見てるこっちにとってもライブの楽しさが増している。
フィロのスですっかり満足して本日は帰宅。自分くらいTIF慣れすると、ゆりかもめは台場からではなくテレコムセンターか東京国際クルーズターミナルから乗った方が、席に座れる可能性が高いことを知っている。
家の最寄りのお店でガパオをテイクアウトしたら、ネパール系の店員さんに「ひさしぶりだね。1年ぶりくらい?」と言われて、ちょっと嬉しかった。TIFでは一度も特典会に行けなかったけど、思わぬところで特典会みたいなやりとりした。