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日記:20240120〜日向ハル生誕祭〜

 ビルボードライブ横浜でフィロのスの日向ハルちゃん生誕祭。去年に続いて同じ会場での生誕ライブ。フィロちゃんの生誕ライブがメンバーごとにやりたい会場で、やりたいことができているのはとても良い傾向。ののちゃん、ななこちゃんもこれから自分たちのやりたいことが前面に出た生誕祭できるようになるといいな。

 相変わらずラグジュアリーな客席に着いて、ハイビスカスティーを注文。オリジナルドリンクのCOCOREDも気になったのだけど、とにかく寒かったのであったかいのが飲みたかった。一応、赤だしいいかなと。

 シックなドレスで登場し、まず1曲目は中森明菜『飾りじゃないのよ涙は』のカバー。これ歴代カバー曲の中でいちばん好きかも。力強く声を張りながらも、抑制の効いた繊細さも感じられてすごく良い。

 続いてフィロのス曲から『ニュー・アタラクシア』。意外な選曲でびっくりした。何年ぶりだろ、これ聴いたの。初披露された下北沢Garden(現シャングリラ)のステージの風景が蘇った。

 それからミュージカル曲のカバー。ミュージカル疎いので曲名とかはわからないけど、セリフ風のパートを交えながら楽しそうにパフォーマンスするハルちゃんの無邪気な笑顔がたまらなくかわいかった。ソウルフルなゴリゴリ感だけでなく、こいういうキュートさも併せ持ってるのがハルちゃんの魅力であり、紛れもないアイドルである証拠。
 いつかハルちゃんがミュージカルの舞台に立つ日を心待ちにしています。

 それから東京事変の『落日』のカバー。曲の後のMCでは、悲しい体験をしたときにこの曲を何度も聴いて寄り添ってもらっていたという思い出を語ってくれた。あまり普段プライベートな話をするタイプではないから、生誕祭の場でこういう話をしてくれたことに感謝。

 それからゲストのPenthouse大島真帆さんを呼び込んで、フィロのスの『サンバーント・ロマンス』とPentohouseの『…恋に落ちたら』をデュオで披露。大島さんはPentohouseではダンスはしないらしいけど、もともとダンス経験があるそうで、サンバーント・ロマンスもしっかりめに踊っていたの。ダンスしながら歌うのは不慣れだろうけど、正確なピッチで声がぶれたりすることもなくて感服しました。
 歌唱後のトークで、Pentohouseの曲が難しすぎる!歌詞も知らない言葉が多くて難しい!と笑わせたハルちゃんだけど、昔からの知り合いが同じステージに立つには、お互いが活動をやめずに続けなければいけないから、と話していたのが印象に残る。
 フィロのス自体、アイドルとしてはだいぶキャリアが長くなってきたし、その前から含めたら仲間や戦友たちとの別れも数多く経験してきたんだろう。ハルちゃんが、フィロのスが今も歌い続けることを選択してくれていること、改めてありがたい。

 合唱バトルの番組への反響が大きかったので、急遽セトリを変更したという前置きからドリカムの『未来予想図II』。番組でも披露されたラストの大フェイクが本当に素晴らしかった!
 ゴリゴリって言ってるけど、マイクフォローの仕方とかも含めて、はるちゃんの歌はパワフル一辺倒ではなく、繊細で気持ちのこもった表現もできるものにどんどん進化している。

 この回のハイライトは何と言っても玉置浩二『田園』のカバーだった。毎日生きてたら辛いこともあるだろうから、みんなを幸せにできるようにという曲フリを受けて、ハルちゃんの歌声が聴く人の気持ちに寄り添って、そっと支えてくれる温もりを確かに感じた。
 やっぱり歌はうまいかどうかや、曲の良さだけではなくて、歌い手の人柄や人間性が伝わってくるからこそ、胸に響くんだなと思った。
 横浜だし田園だし、ミキティー本物とハルちゃんをつい重ね合わせてしまっていたのだけど、曲の後のMCで田園はあんぬちゃんからのリクエストだったことが明かされて震えた。流石あんぬちゃん!

 アンコールは最新曲『作り笑いをさせないで』。絶対聴けるだろうと思っていた「目隠し」がなくて寂しくはあったものの、常にアップデートして進化していく今のハルちゃんを見せるという意味でも、去年と同じ曲を外すのは理解できる。

 MCで横浜にはあまり来たことがないと言ってから毎週ラジオで来てることを思い出して慌てたり、15センチのヒールを履いてお辞儀すると転びそうになったり、ペンギンみたいにヨチヨチ歩いたり、ドレスの背中にタグがついたままだったり、そんなお茶目さも含めてハルちゃんの全部が愛おしかった。
 これからもハルちゃんには歌い続けていてほしいし、進化し続けるハルちゃんの歌声に寄り添ってもらいながら、なんてことのない毎日にちょっとだけ幸せを感じて生きていけたらいいな。
 日向ハルさん、お誕生日おめでとう!最高に幸せな生誕ライブをありがとうございました!


 


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