『Turbo vol.7-Madness 3man show』
6月13日
『Turbo vol.7-Madness 3man show』@渋谷Malcolm
Idol Rap Collective Intern
まだ二人ともぎこちなさはあるものの、初々しくて良い。2024年に『イナクナル』をライブで聴けるのはありがたい。『イミナイ』とかもいつか聴けたらいいな。最後にやった『Dance with Mr.loneliness』の盛り上がり方がすごかった。
校庭カメラギャル2018+
突然『Taiwan no men』がCMソングで使用されたかと思ったら、きゃちまいはーさんがタペストクに電撃復帰して結成された校庭カメラギャル2018+。以前と変わらず客席に降りてヲタクのケツを蹴って回る。きゃちさんが「ごめんね〜」とか言いながらキックしててかわいい。
前半はウテギャ曲が中心で、後半は『Tront lot』からコウテカ3の曲という構成。ICIの時は正直、内輪だけで盛り上がってる感じも若干あったけど、ウテギャではFinger Runs目当ての観客も含めて、会場中が踊る衝動を抑えきれずにぶち上がりまくっていて、これだよこれ!になった。
狭いフロアにパンパンに詰まった客が我を忘れて踊り狂い、完全に酸欠で死ぬかと思った。楽し死に。この脳みそが湧きかえって馬鹿になっちゃう感じ、それこそ2018年のコウテカで何度も味わってきたやつだ。
振りコピとかの決まり事ではなく、音楽による衝動だけで体が動き声が出る、原始的な祭りみたいなライブ。
Finger Runs
手術でお休み中のこむぎさんのヘッドドレスを朝倉みずほちゃんがつけて登場。他のメンバーも衣装のガーターベルトとか、こむぎさんのパーツを受け継いでパフォーマンスしていたみたい。
いつも通りしっかり気合の入ったライブだったし、すごく楽しかったけど、でもちょっとウテギャの勢いに飲まれちゃってたかな、という印象をほんのり受けた。
でも後半、特に『FYI』や『Butterfly』『ユレルミライ』といった聴かせる曲でフィンズならではの世界を見せつけていた。
SZWARC NEVER
こちらはシュワネバのオリジナル曲と、コウテカのカバー曲を織り交ぜながら。きゃちまいはーさんをゲストに迎えた『Taiwan no men』から『Harbor』『Speed Test』の流れは泣いてしまう。
らみたたらったさんがシュワネバではウテギャの時とはぜんぜん違う表情を見せていて、役に入り込む力を改めて感じた。コウテカ3で突然レゲエ風のフロウを始めたり、『Charm』ではがなり声でシャウトしたりと、職人的な表現力にいつも驚かされる。
『Speed Test』のレゲエパートまたやってほしいなあ。
終演後も余韻が強すぎて、イヤホンせずに歩いて帰った。ウテギャのライブ、いまんとこ今年のいちばんだった。
前回、たらちゃんの生誕祭で見た時は基本的にタペストクの常連ファンだらけの現場だったけど、この日のような対バンイベントで、どこのファンか関係なく問答無用で踊らせるライブこそウテギャの良さなのかも。
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