日記:20230723〜肯定解放〜
代官山UNITで開催の「肯定解放」というイベントへ。
本当はトップ出番の開歌から見たかったけど、12時開演でその後、あまり関心のないグループを数時間見るのは辛すぎるので、16時過ぎから参戦。
それでも翌日に腰が痛くなったりしたので、これでオープンから参戦していたらと思うとゾッとする。自分の年齢とは上手に付き合っていかないと。
あ、そういえば今日は誕生日でした。また一つ歳を重ねた。
ベルリン少女ハート
余計な世話でしかないけど、フロアの盛り上がりというか大騒ぎではなく、ステージ上のメンバーたちに注目が集まるようになってほしい。それだけのパフォーマンスをしていると思うんだけどな。モッシュに巻き込まれないように端の方で楽しく鑑賞。
ヌュアンス
初音さんがコロナから復帰したかと思えば、恭美さんが声帯を痛めて声が出せず、妃菜さんは7月いっぱいで家庭の事情により活動休止、と試練続きのヌュちゃん。応援することしかできないけど、頑張ってほしい。
とはいえ本人たちに悲壮感はなく、恭美さんも「声が出ない」と書いたタスキをかけてサイレントでパフォーマンスしたり、適度なふざけっぷり。一人ずつ自己紹介パートのある「ミライサーカス」が始まって、恭美さんのパートどうするんだろと思っていたら、セリフを書いたフリップをめくりだして、一枚上手だった。
新曲もヌュらしい品の良さと遊び心に溢れていた。エモーショナルだったりふざけたりしていても、ヌュアンスには根底に気品があるのが素晴らしい。
というか、ふつうは声が出ないメンバーがいる状態で新曲披露しないと思う。ふだんからフジサキPのどうかしてる演出に対応しているから、何かあっても動じずに(実際には動揺していたとしても)乗り越えられるんだろうな。
Finger Runs
アクビ勢なのでベルハーみたいな感じになるかと思い、上手の端の方に避難して見ていたけど、フィンズでは無茶な暴れ方をする客はいなかった。住み分けできているのえらい。
1曲目のStorm Riderからぶち上がり。特に小笠原唯ちゃんがステージ上でものすごい勢いで突っ走ってくるところで、二段階くらいボルテージが上がった。
端の方で見ていて気づいたのは、各メンバーが隅のほうまで視線を送ったり笑顔を向けてくれること。あんな曲、あんなパフォーマンスでありながら、しっかりアイドルなのが凄い。
RAY
代官山UNITの雰囲気と相性がとてもよかった。なんか清潔だし、音響も照明も良いし、ステージも高くて見やすいし。いつかここでRAYにワンマンやってほしいな。
フロンティア、moment、ATOMOSPHEREなど、明るく楽しい曲が中心で、はじめて見る人も多いフロア向けには正しいセトリなのだけど、ちょっとこのところ似た感じのセトリが続いて寂しくもあり。もっと、もっとShow Me the Seasonを!Show Me Show Me the Season!
その中ではひさびさに「わたし夜に泳ぐの」が聴けて嬉しかった。アイドルが輪になって舞うのが本当に好き。妖精みたいだった。
Finger Runsにも絶頂Venusだったかで、ぐるぐる回るシーンがあって、同じ群舞でもぜんぜん印象が違って面白い。
あとこれはよりニッチな嗜好なのだけど、ふつうクラップを煽る時はマイクを持った手の前腕部を叩くのだけど、ごくまれに自分の頭をぽんぽんするアイドルがいて、あれたまらなく好き。この日、ヌュアンスのわかちゃんが何かの曲でやっててかわいかった。かわいわかたんだった。フィンズの唯ちゃんも以前やってた気がする。
今回のイベントは見たいアイドルが揃っていただけでなく、並行物販でもライブと特典会がかぶっていなかったのがとても助かる。
誕生日の当日だし、いろんなアイドルからおめでとうをカツアゲしてやろうと思ってたけど、唯ちゃんに言うの忘れてしまった。でも二丁魁の話とかできたからいいか。
ゆるめるモ!
へそさんが本当に良い笑顔、良い表情でパフォーマンスしていて素敵。
「肯定解放」というイベント名にふさわしいライブだった。
二丁目の魁カミングアウト
モ!のライブを見ながら、ここ最近の二丁魁の方向性(歌詞や配信などでのメッセージ性や、フロアのノリ方など)が今のゆるめるモ!と同じ路線になりつつあるような気がして、すこし複雑な思いがあったり、両グループのファン以外が続けてライブを見たらどう思うのかちょっと不安になったりした。
でもライブが始まったら、やっぱり二丁魁は二丁魁で安心した。
耳すま、まるもうけ(ハーフ)から始まり、青春につなげる王道セトリ。
特典会で「誕生日に聴く青春は特別でしょ」って言われたけど、すみません、ライブ中は完全に自分の誕生日のことなんか忘れていました。忘れさせるようなライブだった。
ダンサバが入ってきたのはUNITという会場に合わせたようでもあり、トリのミシェルにつなげるようでもあった。自分の周りの人たちみんな振りコピしていて楽しそうだったことが何より。
でも最後のリバでは、特にミキティーがだいぶしんどそうだった。最後の力を振り絞るようなパフォーマンスに胸を打たれはするけど、明らかに辛そうな表情はすこし見ていて苦しくなってしまうな。落ちサビのぺいちゃんリフトも投げ捨てるような感じになってたし。
ミキティーが痩せてかわいくなるのは喜ばしいけど、もしそれが原因で体力や持久力が落ちているのなら、パフォーマンスのベストコンディションを維持してほしいなあ。痩せてなくてもかわいいんだし。
MIGMA SHELTER
3人の新メンバーが加入したミシェル。まずは旧メンバー5人のみ登場。ワニャさん、ユイノンさんが表情や動きに遠慮がなくなり、見違えるようなパフォーマンスになっていた。
途中から参加の新メンバー3人も、特にショートカットのナギムーさんがちょっと凄い。加入したてであんな表情でミシェルの曲をパフォーマンスできるの信じられないな。
ブラジルさん、タマネさんはそんな新メンバーを頼もしく見守りながら、自分のソロパートでは歌とダンスでぶちかまして流石の貫禄を見せつける。特にタマネさんのボーカルがすごくよかった。一方、ミミミユさんは良い意味で前と何も変わらないように見えるのが、自分の世界を貫いていてこれも凄かった。
長時間のイベント、かつ、お目当てのアイドルを全力で楽しみ散らかして、すっかり体力を使い果たした。帰り道、俺流塩らーめんで食べた冷やしゆず塩ラーメンがたまらなく美味しかった。