株主優待を目的に株式投資する際の注意点3つ!
投資のひとつとして株式を始めたいと思っても、値動きがあると損をしそうで怖いと思っている人は多いものです。
今回は、株主優待目当てで株式投資する際の3つの注意点と。
注意点1:株主優待でも業績チェックは忘れない
株主優待が目的だといっても株主として会社を応援するのですから、業績のチェックは必須です。その中でも「営業利益」に着目しましょう。本業の事業でどれだけ稼いでいるのか。また、来期に向けて伸びる予想になっているのかです。
例えば、将来業績が悪化したときは優待制度を縮小したり、株主優待を打ち切ったりすることもあり得ます。経営内容や今後の事業の見通し、財務内容などを確認して投資を行いましょう。
注意点2:権利確定日に必要株数を保有していること
株主優待を受けるための必要な株数を持っていることが必要です。会社によっては株数と所有期間で優待の内容が違うところがあります。
次に、権利確定日(株主優待がもらえる権利が確定する日)に株主名簿に名前が記載されている必要があります。
たとえば、9月末が権利確定日である会社は、2024年の場合9月27日までに株式が購入できていなければなりません。この日を「権利付き最終日」と呼びます。
注意点3:株式の購入時期や購入価格
権利付き最終日に株式を持っていれば配当や株主優待がもらえます。そのため、権利付き最終日の1か月ほど前から株価が上昇し、権利付き最終日の翌日には株価が下がるという動きがあります。
このような動きがあることを知らないまま購入してしまうと、高値掴みになってしまい、売れない状態になることもあります。
また、株式は思わぬ展開で値動きすることもあります。株式の購入にあたっては、最新の情報や詳細を確認した上で行ってください。