ヴェンデット布教したい民


はじめに

タイトル通り、ヴェンデットの布教をしたい民による記事です。
時々お口が悪い。( ・×・)
自己満足で書いてる記事なので、分かりづらい・読みにくい点があるかもしれません。
先に謝っておきます、ごめんなさい。
筆者はヴェンデットのモンペですが、弱点も含めてしっかり説明していきたいとは思っております。
相性の良いカードや苦手なカードはいつか別記事にて詳しく書きたいです。
前置き(テーマ自体の説明)いらないって人は目次あるので飛ばしてね…


ヴェンデットについて

闇属性アンデット族の儀式テーマ。
見た目で言うなら、ダークヒーロー系やクリーチャー系が好きな方にオススメできます。
一見すると儀式モンスターの効果が控え目で弱そうに見えるかもしれません。
代わりに、下級モンスターがフィールドから儀式素材になると効果を付与してくれます。
出張で悪さをしないので冤罪規制されないのは安心感がありますね。
儀式魔人と合わせて自分好みの効果の儀式モンスターを作ってみるのも良いでしょう。
リリーサーカエシテ……

儀式魔法の共通する特徴として、手札の他に墓地の儀式モンスターも儀式召喚できます。
なので全てに屋敷わらしが刺さります。
ついでにリヴェンデット・ボーン以外はうららも刺さります。
テーマ全体で見ると他にもありとあらゆる誘発や汎用妨害が刺さるテーマです。
……デッキから素材を呼び出して墓地の儀式モンスターを儀式召喚する、と言えば少しは強そうに聞こえるでしょうか。

儀式テーマなので当然手札事故も起こりやすいです。
また、如何に相手の妨害を切らせるか、いつどこでどの効果を使うか…と、しっかり考えてマスカンを見極める能力が求められます。
負けた原因、自分のプレミしたポイント・反省点が分かりやすいテーマだと思われます。
手札事故を誤魔化す為に思い切って普通ならしないような動きをする必要がある場合もあります。
総じて、中級者向けのテーマと言えるでしょう。

得意な相手と苦手な相手がハッキリしていて、一部のテーマ相手では完封してしまう事もあるのでカジュアルでは少し使いづらいかもしれません。
アンデット内やそれ以外でもシナジーのあるカードは多いので、テーマ外のカードも取り入れてあげれば弱点を減らしてあげられます。
儀式テーマ故にEXの自由度が高いのも魅力ですね。


リヴェンデット・スレイヤー

リヴェンデット・スレイヤー及びフィールドでリヴェンデット・スレイヤーとして扱うモンスター。
主人公枠というやつですね。


リヴェンデット・スレイヤー
☆6    ATK 2400/DEF 0

テーマのエースにしてメインエンジン。
儀式召喚したこのモンスターを墓地へ送ると儀式魔法のサーチ&ヴェンデットモンスターの墓地落としができます。
素材効果を付けずに儀式召喚した後にヴェンデット・チャージなどで墓地へ送るか、SやLの素材にしたいところ。
X素材にするのはやめて下さい…レンタルでやってる人いて悲しかったです……。
他のテーマの儀式魔法もサーチ出来ます。
リヴェンデット・バースで儀式召喚した後、ラヴェナス・ヴェンデットを手札に加えてヘルハウンドを墓地へ送るのが基本的な動き方でしょうか。
戦闘時にアンデットを除外して攻撃力300アップ出来ますが、これはオマケ程度だと思って頂いて結構です。
しかし舐めてかかってきた2500モンスターを返り討ちにする事が出来るので、頭の片隅には置いておいて下さい。


リヴェンデット・エグゼクター
☆8    ATK 3000/DEF 0

テーマの切り札的存在。
ヴェンデット・コアの素材効果を付与してあげると自分フィールド全体が相手の効果の対象にならなくなります。
コア+ヘルハウンド+レヴナントを素材にするのが一般的。
パズロミノなどを使えば更に効果を盛れます。
サーチ効果の方は儀式召喚で出した上で相手に破壊されないと発動しないので注意。
テーマカード何でもサーチ出来るのは嬉しいのですが少しだけ使いづらい。


アドヴェンデット・セイヴァー
L2    ATK 1600  両斜め下

恐らく皆さんが1番よく見るであろうリヴェンデット・スレイヤー。
テーマ外で使っても強い、テーマ内で使うともっと強い。
テーマ外で使う場合はコストでの墓地送りがメインなので効果無効にされても困りませんが、テーマ内で使う時は名称変更効果・墓地回収効果を消されてしまうのが地味にかなり困ります。
エルドリッチを入れておけば3500までなら殴り勝てる子。
それ以上の相手でも先にこのモンスターでデバフを入れてから後続のモンスターで殴れば突破できたり。


儀式モンスター


ヴェンデット・スカヴェンジャー
☆8    ATK 2800/DEF 0

多分ライバル枠とか共闘枠とか追加戦士とか、その辺の人。
今の所ロールパンナちゃんみたいな印象。
目の色が赤と青だし。
リヴェンデット・スレイヤーがフィールドにいると復活してくるヤンホモストーカーみたいな効果。
効果無効にされて名称が元に戻ってるエグゼクターやセイヴァーは人違い判定して反応しないのが少し抜けてる感あって可愛い。
打点アップ効果で厄介極まりないモンスターを倒してくれる頼もしい一面もあります。
不乱健をリリースした時の4500が最高…に見せ掛けて、アンワ下なら5000アップも可能です。多分。知らん。


ヴェンデット・バスタード
☆7    ATK 2700/0

章ボスみたいな立ち位置の方。
儀式召喚されてから墓地に送られる事で儀式モンスターのサーチとヴェンデットモンスターの墓地送りが出来ます。
スレイヤーと同じようにヴェンデット以外の儀式モンスターのサーチも可。
自分のターンだけとはいえ、宣言した種類(モンスター・魔法・罠)の効果を封じる事が出来るのでニビルケアとして優秀。


ヴェンデット・キマイラ
☆5    ATK 2300/DEF 0

中ボス的立ち位置、なのに何故かMDではスレイヤーよりレアリティの高いSRでTCGではシークレット。
それだけ効果が優秀なのかと問われるとそんな事は全くもってない。
カドショのストレージに大量発生してるレベル。ほんとに謎レアリティ。
せめて全体デバフを儀式素材になった時以外にも発動してくれればまだ……
破壊無効も正直身代わりの闇やアルグール・マゼラがあるので……はい。



その他のモンスター

素材となるモンスター達。
地味だけど彼らがいて初めて真価を発揮するのがヴェンデット儀式モンスター。
縁の下の力持ち達です。
墓穴の指名者や無限泡影などで効果を無効にされても効果付与はできます。


スカー・ヴェンデット
☆6    ATK 2300/DEF 0

ヴェンデット魔法・罠をサーチする効果。
とても偉い。
レベル6なので1枚でスレイヤーの素材になれます。
そこも偉い。
フィールドのモンスターがリリースされるとスレイヤーがやって来たと思い込んで湧いてきます、可愛いですね。
ヴェンデットしか出せなくなるデメリットはあるものの、相手のリリースやニビル、無効効果を使った虹光などにも反応するのが偉いです。
そう、この子は偉い。
チェーン順気にする必要がありますが、闇黒の魔王ディアボロスと合わせて使うと楽しいです。


ヴェンデット・レヴナント
☆4    ATK 1800/DEF 200

相手に破壊されて復活。
フリーチェーンで特殊召喚されたモンスターを除外する効果を付与。
付与する効果は強いものの、特殊召喚条件が少し使いづらいのでチャージやラヴェナスで呼ぶ用。
昔はコアで除外されてからアニマで特殊召喚されたりしてました。
リリーサーの方が……なんでもないです。
儀式魔人リリーサーなんて、そんなカードは存在しないです。


ヴェンデット・ヘルハウンド
☆3    ATK 0/DEF 2100

手札のヴェンデットカードを捨てて復活。
フリーチェーンで相手の魔法罠を除外する効果を付与。
永続発動時に使うのがオススメ。
毎ターンコスト無しコズサイの快適さを思い知るがいい。
グローアップ・ブルームと共に虹光の素材になったり、エンシェント・フェアリー・ドラゴンをカオス・アンヘルに変換する仕事もあります。
レベル、守備力、特殊召喚条件、付与効果、全てが優秀なワンちゃん達です。
しかし筆者は猫ちゃん派です。


ヴェンデット・ストリゲス
☆2    ATK 500/DEF 2000

墓地に送られた場合に手札のヴェンデットカードを見せて復活。
戦闘時に手札交換する効果を付与。
儀式魔人プレサイダーと一緒に素材にしたり、ヴェンデット・ナイトと併用すると楽しくなれます。
効果無効にされた神巫ちゃんを虹光に変換する仕事もあります。
スレイヤーやバスタードの効果で墓地へ送ると同時にサーチしたカードを見せて復活出来るのでなんとなくお得感。
実はレベル6以下のヴェンデットでステータス合計が1番高い子。
攻撃力使わないというのは置いておいて。


ヴェンデット・コア
☆1    ATK 0/DEF 500

墓地のアンデットを除外して復活。
対象耐性を付与。
先述した通りエグゼクターの素材にするととても強いです。
復活効果の方は不知火など他のアンデットとも相性が良く、コアでチャンシーを除外→チャンシーでシノビネクロを除外する事でお手軽に?トリシューラを出せます。
効果無効にされたユニゾンビを虹光に変換する仕事もあったりなかったり。


ヴェンデット・アニマ
☆1    ATK 0/DEF 0

除外して除外されている他のヴェンデットを特殊召喚。
戦闘破壊した相手を除外する効果を付与。
優秀な付与効果ではあるものの、自身を特殊召喚できないので素材になる事は少ない。
スカヴェンジャーの素材に出来ればとても強いと思います。
他の除外されているヴェンデットを特殊召喚できるのは中々便利。



儀式魔法

3種類あるが全て優秀。
故に誘発もよく刺さる。悲しいですね。
屋敷わらしちゃんダメ絶対。
うち2種類にはうららも刺さるので、儀式召喚前にうらら吐かせる程度はしておきたいですね。


リヴェンデット・ボーン

手札・墓地のヴェンデット儀式モンスターのレベル以上になるようにモンスターをリリース、もしくは墓地のアンデットを除外。
スレイヤーの身代わりになる効果。
墓地のアンデットを除外出来るのでコアと同じように不知火やチャンシーなどと相性が良いです。
身代わり効果はアルグール・マゼラがいる場合はあまり使いませんが、不知火と混ぜる時は多めに入れてもいいかもしれません。
ヴェンデット儀式魔法で唯一ターン1がついてません。


リヴェンデット・バース

リリースの代わりにデッキからヴェンデットを1体落としていい儀式魔法。
これで出すと相手ターンのエンド時に破壊されるので注意。
ですが、出したモンスター次第ではそれをメリットとする事もあります。
以前はフィールドのヘルハウンド/レヴナントとデッキのヘルハウンド/ストリゲスでスレイヤーを出すのに使われていました。
現在はスカー君のお陰で初動としてめちゃくちゃ優秀な儀式魔法へと進化しました。
進化して真価を……なんでもないです。
スカーを落としてスレイヤーを出すのが基本的な使い方です。
ヴェンデット儀式魔法で唯一レベル合わせる必要のあるカードであり、唯一下準備非対応でもあります。


ラヴェナス・ヴェンデット

手札・デッキ・墓地からヴェンデットモンスターを裏守備で特殊召喚してそのモンスターを含むフィールドのモンスターで儀式召喚。
素材の用意方法・下準備への対応させ方どちらもインチキ極まりないカード。
流石のPOTE産、と言ったところでしょうか。
フィールドが埋まっていると発動出来ず、フィールドに目的のピン差し素材が揃ってしまっていると失敗してしまう事があるのでそこは注意が必要ですね。
バースにも言える事ですがうららとわらし両方刺さるのがつらいところ。
加えて、効果処理の際に2回特殊召喚をするので増Gにも弱いです。



その他の魔法


通常魔法が存在せず、全て種類が違います。


ヴェンデット・チャージ
速攻魔法

手札・フィールドからアンデットを墓地へ送り、デッキからヴェンデットを特殊召喚。
儀式素材の用意はもちろん、サクリファイスエスケープや、神巫やユニゾンビなどのチューナーを止められた際に便利です。
虹光落とさせてもらえないなら虹光をS召喚します。
止めた貴方達が悪いんだからね!
せいぜい苦しめ。


ヴェンデット・ナイト
フィールド魔法

手札を1枚捨ててヴェンデットモンスターをサーチ。
馬やドーハスーラなどを捨てられるのが嬉しい。
たまにここにうらら吐いてくれる人がいるのでそこも助かるポイント。
筆者は大体エンフェで割る用に入れてます。
お陰で混ぜ物がしやすいです。


ヴェンデット・ナイトメア
永続魔法

レベル変動効果と打点アップ効果。
真っ先に抜ける候補。
ですが、効果を盛った儀式モンスターの攻撃力も盛れるのは魅力。
最強の儀式モンスターをじっくり育てていきたいところです。



罠カード

魔法カードとは逆に現状全て通常罠。


ヴェンデット・リユニオン

手札のヴェンデット儀式モンスターと同じレベルになるように除外されてるヴェンデットを裏守備で特殊召喚して儀式召喚する罠。
入れる枠は中々ありませんが、優秀で且つ使っていて楽しい罠カードです。
フィールドを空けておく必要があるのと、手札に儀式モンスターがいなくてはならず、レベルも揃えないといけないので慣れるまで少々扱いづらいかもしれません。
バスタードやスカヴェンジャーを出す時にお世話になってます。


ヴェンデット・リバース

手札を捨てて墓地の儀式魔法回収&ヴェンデット特殊召喚。
墓地から除外して除外されているアンデット5枚回収&1ドロー。
墓地効果はアンデット汎用として使えて、スカーでサーチ、セイヴァーで回収が出来るのでテーマ外でもエルドビームの弾としてとても優秀。
儀式魔法を捨てて捨てた儀式魔法を回収なども出来ますが、元々墓地に儀式魔法がないと使えません。
個人的に1番優先度の高いヴェンデット罠カード。


ヴェンデット・リボーン

相手のレベル持ちモンスターをリリースして同じレベルのトークン生成。
対象に取って発動します。
リリースして発動にしてほしかった。(強欲)
このトークンがいるとヴェンデットしか出せなくなるので、同じくヴェンデットしか出せなくなるスカーをリリースに反応させて出して一緒にリンク素材にでもしましょう。
XやLに対して使えないのもマイナスポイント。
でもTCGではシークレットです。
一応、レヴナントの素材効果では除去できない通常召喚されたモンスターを除去できるので、その点は偉いですね。


ヴェンデット・デイブレイク

フィールドのヴェンデット儀式モンスター1体だけを残しフィールド全破壊。
テーマ統一デッキでもない限りまず入れる余裕ありませんが、決まると気持ちいいです。
発動条件やデメリットがあるものの、ヴェンデットには珍しい対象を取らない除去であるのが偉いですね。



基本的な動き方

まずはスレイヤーを儀式召喚するところから。
その際にスカーを素材にできると尚良し。
スカーを墓地へ送れた場合、スカーの効果で手札や盤面と相談して魔法罠カードをサーチしましょう。
慣れないうちはチャージ・リバース辺りがオススメです。
儀式召喚したスレイヤーはチャージで墓地に送るかS・L素材などにします。
儀式召喚したスレイヤーをX素材にするのはNG。
スレイヤーの墓地効果でラヴェナスをサーチ、チャージ以外で墓地へ送った場合はヘルハウンドを墓地へ送るのが無難。
ヘルハウンドの効果で自身をssするか、スレイヤーを墓地へ送るためのチャージでヘルハウンドかレヴナントをssすれば準備はOK。
ラヴェナスでヘルハウンドかレヴナントの足りない方を裏守備で呼び出し、墓地のスレイヤーを儀式召喚しましょう。
あっ、儀式魔法にチェーンして深淵の獣使うのやめてください
これで毎ターンフリーチェーンで魔法罠と特殊召喚されたモンスターを1枚ずつ除外できます。

以上が、ヴェンデットの基礎の基礎、基本的な動きとなります。
これに加えてSモンスターやLモンスターも並べられると心強いですね。
手札事故で儀式できない場合は虹光の宣告者でも置いてお茶を濁しましょう。
妨害とサーチをこなしてくれる優秀なモンスターです。
リリース時墓穴やめてください!!!

おわりに

ひとまず、テーマカードの紹介は以上となります。
はじめに述べた通り、ヴェンデットと相性の良い他テーマや汎用のカードなどは後日まとめていきたいです。
レアリティに拘らなければOCGでもMDでも安く組めるのでオススメですよ。
POTE産ナシですがMDのソロモードにもあるので、まずはそちらを試してみるのもいいかもしれません。
☆5のレンタルデッキはPOTE前のヴェンデットのテンプレとして申し分ない構築となっています。
POTE産アリのヴェンデットに触れてみたい場合は魔妖の☆4、CPUにヴェンデット使われたい場合は不知火の☆4がオススメです。

最後に、ヴェンデットだけでは対処の難しいカード・戦法・効果への対処法の一例を挙げておきます。

対象耐性→ドーハスーラ、承影など
除外時効果→零氷の魔妖
裂け目など→不知火の宮司
闇メタ→エルドリッチ、不知火など
アドバンス→アンデット・ワールド

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