デザイナーズの年、グッドスタッフの年
注:あくまで考察です、参考程度に
今年もあと少しを残して終わりを迎えようとしています。今年はあなたにとってはどのような年だったでしょうか?
デュエマにとってはグッドスタッフの年であったと考えています。
特に、通常弾での種族らの強化が殆ど無くなったことや、アナマルルのような種族シナジーに縛られないデッキの躍進や種族に縛られない拡張性を持つヤバーダンロウの登場など前年度とは大きく異なっているように見えます。
しかし、前年度大きな強化を受けた種族らが強化されないことを嘆く声も見られるなど、デザイナーズデッキが通常弾で組むことのできた去年と比べて、過去のカードが必要になりがちなグッドスタッフの通常弾は
評価が分かれやすくなります。
ですが、このデザイナーズの一年後にグッドスタッフが交代で来るこの現象どこかで見覚えがありませんか?
そう十王編と王来編ですね。
10テーマのデッキが通常弾で組むことのできる十王に対し、汎用性の高いディスペクターを取り込み5Cコントロールが躍進した王来編と非常に分かりやすく
デザイナーズとグッドスタッフが切り替わっています。
これらを踏まえて、デュエマはデザイナーズの年とグッドスタッフの年を毎年切り替えているのでは?
という説を提唱していこうと思います。
不死鳥→極神→戦国
デュエマ最古のデザイナーズの年であった不死鳥編以降からもこの傾向が見えます。
不死鳥編の次には、オルゼキアやロマネスクのような汎用性の高いグッドスタッフカードの多い極神編が、
打って変わって、その次は、サムライとナイト(とシノビ)がフィーチャーされたデザイナーズの年である戦国編と、毎シリーズごとにデザイナーズとグッドスタッフが切り替わっているのが分かります。
グッドスタッフ?超天編
デザイナーズの例として挙げた十王編のひとつ前である超天編もグッドスタッフの年となっています。
この年にフィーチャーされたギミックであるGR召喚はジョーカーズ以外種族に縛られず、それでいて出力
は高いという非常に強力なものでした。
一見すれば出力が低いようにも見えますが、低コストで大量に展開できる点やメタカードへの高い耐性がある点や自壊能力持ちの質の高さから間違いなくグッドスタッフと言えるでしょう。
しかし、これまでのグッドスタッフとは違い汎用性はほぼありません。
全能ゼンノーはその象徴とも言えるカードで、強力な能力を持ちながらもGRさえデッキに入れることができればほぼ必ずデッキに投入されるグッドスタッフです。しかし、速攻メタ能力以上の強みのないカードであるなど通常のデッキのメタカードのような扱いとなっています。
殿堂から見る切り替わり
一部の殿堂カードにはデザイナーズやグッドスタッフのカードを売るために規制したとおぼしきカードがあります。
その最たる例はビックリイリュージョンでしょう。
E2というテーマデッキ推しの時代に、アタックチャンスの出力とテーマを壊しかねないカードが規制されるというのは妥当であると思います。
逆にグッドスタッフを売るために規制をかけたのが今年の夏の殿堂でしょう、黒緑アビスも赤青マジックも多少弱体化してもなお2ブロックやリペアで使われているのは流石というべきですが。
まとめ
以上の例を見ても分かる通り、ほデザイナーズの年とグッドスタッフの年を切り替えて商品を売っているということが分かります。
そしてそれらを売るために規制をかけるなど、そのギミックを流行らせて商品を売るためのサービスを行っているのではと想像できます。
この周期であれば、来年の通常弾はデザイナーズであることが予想されます。
デザイナーズを推している場合は初心者でもデッキを組みやすくなることが予想されるので、これを機に誘ってみてはいかがでしょうか?