ABSOMEC GTM カイゼリン(2019年)
今回のお品:
ここやここでも触れていた
ABSOMEC GTM カイゼリンについてまとめます。
ディテールアップパーツのイヤリング
イヤリングはディテールアップパーツに差し替えました。
左右の頬の板状パーツはパーティングラインが気になったのでヤスって消しました。
保管と取り扱い
通常は保管用に各関節をリリースした(ワイヤーの締めを緩めた)脱力状態のままです。スタンドでぶら下げています。
遊ぶときにはドライバーで締め上げます。
お尻のスカートアーマー(リア・フライヤー)に当たらないようスタンドをギュッと曲げて、その状態で胴をうまく支えられるようにスタンドを加工してます。
背中と左 脇の下パーツはネジ締めがしやすいようにいつもは外してます。GTMカイゼリン特製ベース (volks.co.jp)(購入当時:8500円+税)
といっしょに撮影。
ちなみにこの特製ベース、ツルツルしてて、ハイヒールのカイゼンリンちゃんにはちょっとキビシイ。。
「本物のクロームメッキ」も使われているため、手袋で扱います😅
ドライバーもベッセルのちゃんとしたものを用意。
メッキ磨き用にスーパークレポリメイトも用意。
ポーズ集
以下の写真はすべてスタンドなしで自立しています。一応。
素立ち
まずはカイゼリン立ち
足をちょっと開くと結構安定します。
ガット・ブロウ
ガット・ブロウを持たせてみました(保持パーツが必要で結構面倒🙃)。
肩の関節を締めても腕を上げた状態で保持できない。。
所感
よくできた玩具です。
モデラ―目線で見ると、パーティングラインが残ってたりします(かなり目立たないようにはしてくれていますが)。
が、塗装とかしようとは思わない。。
あくまで、ガシガシ動かして遊べる玩具です。
でも楽しぃ~😇
玩具と模型の違いについてはまた別途考察してみるかも。
私をモデラ―復帰に誘ってくれたのはコイツです👍
ABSOMECの構造について
これまでにもネジで締めるタイプの関節はありました。
ワイヤーで締め上げるという発想は「ネジ位置と締め上げ位置をずらせる」といったメリットもあり面白いのですが、、
「スイング関節」って関節自由度は1軸、つまり、動き的には普通の蝶番のようなものになるのかと思ってます。
で、ワイヤー緩めるとブランブランとあらゆる方向に可動するのはどうなのかな🤔?(だからこそ公式商品情報ページ右下写真にある「あぐら」ポーズとか取れるのですが)
「実機」は鋼鉄ジーグのような電磁的な接合らしいので「ひねり」も可能なのかもしれませんが、高速での摺動/停止を意図したものだから関節単体での自由度は低いと思うのですが。。
デトネーター・ブリンガー(ヤクトミラージュ)の股関節なんかは8スイングぐらい(正確な数字は後で調べます→やはり8でした)入ってるらしいし、自由にひねることができるならそんなに必要ないですから。
余談
私は昔から「ロボットプラモで 膝のような1軸関節にボールジョイントとか使うのおかしいのでは」と思ってます。
特にガンプラとかはボールジョイントを多用していますがそれってオモチャっぽさを増すばかりだと思うんですよねぇ。
(私は一応「ロボット屋」でもあったのですが)
ボールジョイントに動力をもたせるのは少なくとも現代の技術では困難だと思ってます。
一般的にボールジョイントはあくまで受け身の接続方法で、動力は別途用意する必要があります。人間の関節もそうなってます。
※昔「電総研」に見学に行った際、ボールジョイントにトルクを発生させる研究をしていたのを見ました。あれがどうなったのか知りたいのですが。。
他
お腹の蛇腹パーツは節ごとに自由に可動するのですが
なぜか、ワイヤーを十分緩めた状態でも
均一でなく真ん中付近でカクッと曲がってしまいます。。私だけ🤔?
また、胴と胸の接続ネジも異様に通しにくい。。
蛇足…
ABSOMECでマグナパレスが出たら、、お財布どうしよう、、、と夜も眠れない😅
虎の子のボークスヤクトミラージュツインタワーは手放したくないし。。
「あれを組み立てられる日は来るのだろうか。。。」(ディジナについて思いを馳せる コーラス6風)
サポートというものを有効にしてみました