
ハセガワの 1/72 ザブングル その1 ~パチ組み~
今回のお品:
からの続きです。
コンセプト
1つ目はパチ組み(仮組みと新金型部品のチェック、本番との比較用)
2つ目は全塗装(本番)
の予定のうち、やっとパチ組みを実行しました。
主な参考書籍、箱絵

このキットはまさにマスターファイル ウォーカーマシン ザブングルのキット化ですね。悪くないアレンジではありますが。。
でも私にとっては旧キットの箱絵(設定画に一応忠実)が原点です。
パチ組み
ゲート処理も適当で、ヤスリも使わずニッパーとナイフで処理してます。
分解用のダボ取りもしてません。
一応接着剤不要ですが
要所要所は接着しないとキビしいですね😐
腕先なんて何度もポロポロ取れる。。
ポロポロ取れる腕先とパカッと左右に割れるフンドシだけ接着しました。
(→翼の折れたサブ・ザブングルに差し替えるためには腕先は接着したらいけなかった)
脚の付け根とモモを接続するポリキャップがゆるくて
ここもポロポロ取れます。
瞬着で固くしてゴソゴソいじってたら、、
ポキッとボールジョイント基部が折れてしまいました😭

とりあえずエポキシ接着剤で接続、、するもやはりつながらず。
これ同様に金属線でなんとか補修しました。

あ、くっつける前に平面部分をならしておくの忘れたけど見えない部分だし まぁいいか
そもそもここに無理してボールジョイントを仕込む設計にする必要はなくて
肩と二の腕の接続(下写真)のように単純な1軸ハメ込みで十分(となるとフンドシとの接続部の「自由度(ロボット工学の語彙)」が不足してきますが)。
実機でもそのようになっているはず(それがこの辺に書いたこと)

この3自由度で、3次元での任意の「姿勢」が取れる、つまりどの方向にも向けられる
プラモとして見ても
このボールジョイント基部だけで脚一本をつないでいる。
しかもポリキャップが邪魔をして芯線も仕込めない😟
これは設計上の不備ですね。。
余談
話がそれますが、、
ヒトの関節も意外と自由度は低くて
ヒジやヒザは1自由度(単純な蝶番)です。
なぜそれで済んでいるかというと
ヒトの骨は細い棒状で関節周辺は柔らかい「肉」で覆われているため
動きに干渉しないからです。
キャラクターロボット、特に昔の箱ものデザインだと外装や中身(細い棒というわけにはいかない)が干渉するために
2重関節や引き出し関節が必要になってくるわけです。
例えばもしヒジの内側がグシャッと潰れるのなら1自由度でも145度ぐらいは曲がります(ガンプラでも装甲が畳まれるやつがありますね、それでもフレームが干渉しますが)。
閑話休題
翼は慎重に扱っても開閉時に根元のピンがガイド部品から外れてしまいます。
以下のような部品をプラ板で自作して挟み込むと解消しました。

全体的に
パーツ構成で後ハメが考慮されており、基本的に加工なしで行けそうです。
スネ内側のパーツが別となっているのは
「後ハメ化しろよ」というメッセージだと見ました。

サブ・ザブングルとは、完成後も一応差し替えは可能なのかな。
ただ、翼のポリキャップは1組分しかないですね。
これはどこかから持って来いってことか。

重武装版で何が変わる?
※既に多くの方がレビューされているとは思いますが
あえて何も見ずに自分なりにまとめます。
通常版の内容を把握したうえで
組立説明書を重武装版と見比べてみましたが
ザブングル本体の組み立ては
説明書上は一部組み立て順が変わっている程度でした。
脚の付け根部の取り付け順序
通常版:腰部にハメ込んでおいて最後にモモ部と接続
↓
重武装版:先にモモ部にハメ込んでおいて最後に腰部と接続


確かに、脚の付け根部を最後にモモ部と接続すると
ハマりにくいポリキャップも相まって
脚の付け根部を手で押さえにくく、
腰部前面装甲を広げて押し込む必要がありました😟
結局違いは…
パーツレベルで比べないと分からないようです。
つまり、実際どこが変わったかは
重武装版を仮組みしてみないと分かりません。
実は、一つ組み立てたら もう一つ組み立てるのが面倒になってきたので
このままバラして本番用とし、追加装備だけ重武装版から取ってこようか🤔
とも思ってましたが、、
これは組み立てるしかないですね。
ちなみに
金型は通常版と共用しているでしょうから
通常版を再生産するときは自動的に新金型になるのでしょうね。
だとすると
通常版をそのまま再生産したら
組立説明書はパーツの違いには触れていないので整合性が取れますが
「ザブングル本体は、股関節まわり、前腕部などに調整を加えたバージョンアップ版となります。」という表記とは食い違ってきますね。
既に再版されてますが、実際どうなってるんでしょう🤔
認めたくないものだな、自分自身の(後略)
せっかくなので旧キットと記念撮影してみました。

私は旧キットを2つ持っています😅

初代
放送当時まだまだ私は技術不足で、今見ると赤面ものです😳
青の上に赤を塗ると透けるから白を下地に塗って、、ぐらいのものでした。

二代目
1年後ぐらいに再度買い直してリベンジをしようとしていました。
といっても未完ですが。。
太いスジボリが嫌で、1/144のようにスジボリを消そうとしていました。
3連バズーカの接続部の関節を増やしたり、
内部パーツや装甲の裏側を銀で塗ってみたり、
この頃からその辺のこだわりは強かったです。

所感
炎上?
本番のほうをどう進めていこうか参考にしようとちょっと検索してみたら、
キーワード補完で「ハセガワ ザブングル 炎上」とか出てくる。
「初心者向けでない」、「最近のガンプラ世代は…」、、、
とかモメてたようですね。アホらし😑
酷評するぐらい腕に覚えがあるなら、改修して作ればいいだけ。
スナップフィットで、成型色で塗り分けされていて、要所要所にアンダーゲートも使われていて、これのどこが「初心者向けでない」んでしょうね。
だいいち、ザブングルなんか知ってるのってほぼオッサンだし
こんなの買うのガチのモデラーかリバイバル組な気がします。
その状況で「最近のガンプラ世代は…」とか言っても無意味だと思いますが。。
そもそも、こんな大スケール(1/72)で!スケールモデル感覚のスジボリの入った!ザブングルが!ハセガワから!発売されるだけで
夢のような話🤩です。
というわけで、何も見ずに我流で進めようと思いましたが、、
ホビージャパンの作例記事は良さそうなので
このWeb版を参考にしてみます(買ってないので)。
ハセガワから1/72スケール大型ザブングルがリリース!精密なモールドをいかしたウェザリング、塗装剥がしなどで使用感のある仕上げに – Hobby JAPAN Web (hjweb.jp)
あらためて感想
ただ、確かにプラが薄っぺらいところが多い、、
なかには向こうが透けて見える箇所も。
プラ自体もちょっと柔らかい気がします。
このペラペラ感はどこかで。。
あっ、やまとの 1/12 スコープドッグか!
このサイズで普通のPSスチロール(全ランナーに「PS」の表記あり)なので
触った感じ、強度的に心もとない感じがするのかも。
同サイズの完成フィギュアなら合金やABSバリバリですから。。
難点 ※個人の感想です😅
スケールに合った強度設計になってない。
可動箇所が多く様々なポーズを楽しめるというアピールには沿っていない。
というのが私の見解です。
せめて数パーツは別素材にして強度を確保してほしかったところ。
これからもこのスケールでザブングルに限らずキャラクター物を出していくつもりならぜひ検討してほしいところ。
次回予告
次回、戦闘メカ ザ ブ↑ングル(このイントネーション、分かるかな。。)
「ザブングルは作ったよ」
さて!
いつになるやら😅
いいなと思ったら応援しよう!
