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おすすめの年会費無料ゴールドカード4選

ゴールドカードと聞くと、何千円もの年会費を払って持つものだというイメージがある方も多いと思うが、最近は無料で持てるゴールドカードというものも増えてきた。

そんな中でクレカ好きの私がオススメできるゴールドカードを4枚紹介しよう。

携帯電話や動画サブスクの支払いに!JQカードセゾンゴールド

JQカードセゾン(上)とJQカードセゾンゴールド(下)

JQカードセゾンはクレディセゾンが発行するJR九州提携のクレジットカードだ。JR九州のJQポイントが200円につき1ポイント貯まる。JQポイントは様々なポイントと交換が可能な汎用性の高いポイントであるが、このカードを持つことでJQポイントと永久不滅ポイントの交換も可能となり、Vポイント等の他社ポイントを永久不滅ポイントに換えることもできるようになる。

還元率0.5%ということで通常の使い方では有り難みはないのだが、ノーマルカードである程度決済をすると、JQカードセゾンゴールドのインビテーションを貰えるのだ。私の場合は今年1月にノーマルカードを発行し、1~3月の間に10万以上の決済を行ったところ、4月にインビテーションが来てゴールドカードを発行することができた。

いきなりゴールドカードを発行しても年間50万以上使えば翌年以降の年会費が無料となるが、初年度の年会費11000円はかかるし、先述の通り50万修行しなくともインビテーションは来るので、まずはノーマルカードを発行し、インビテーションを待つ方がオススメである。

ゴールドカードの場合、ソフトバンク/ドコモ/au/ワイモバイル/UQモバイル/楽天モバイルなどの携帯電話料金のポイント還元率が1.5%、U-NEXT/Abema/Netflix/Hulu/Paravi/DAZN/Lemino/dアニメ/ディズニープラスなどのサブスクサービスの還元率が2.5%となる。

そのため、これらのサービスの月額費決済用に持っていて損はないだろう。

公共料金の支払いに!エポスゴールドカード

エポスカードとエポスゴールドカード

エポスカードは丸井グループが発行するクレジットカードだ。エポスポイントが貯まる通常のエポスカード、JR九州のJQポイントが貯まるJQカードエポスの2種類があり、どちらも200円につき1ポイントが貯まる。

還元率0.5%ということで通常の使い方では有り難みはないのだが、ノーマルカードである程度決済をすると、エポスゴールドのインビテーションを貰えるのだ。私の場合は去年12月に発行し、12月~翌6月の間に30万以上の決済を行ったところ、7月にインビテーションが来てゴールドカードを発行することができた。

いきなりゴールドカードを発行しても年間50万以上使えば翌年以降の年会費が無料となるが、初年度の年会費5000円はかかるし、先述の通り50万修行しなくともインビテーションは来るので、まずはノーマルカードを発行し、インビテーションを待つ方がオススメである。

ゴールドカードの場合、選べるポイントアップショップという仕組みがあり、詳細はエポスカードのサイトを参照して欲しいのだが、公共料金等が1.5%還元となる。

そのため、自分がよく使うサービスの月額費決済用に持っていて損はないだろう。

プライオリティパスが最安級!セゾンゴールドアメックス

セゾンパールアメックスとセゾンゴールドアメックス

セゾンアメックスはクレディセゾンが発行するアメックスブランドのクレジットカードだ。永久不滅ポイントが1000円につき1ポイント貯まる(ゴールドは1.5ポイント)。永久不滅ポイントは他社ポイントと1:5のレートで交換できるため、実質的な還元率は0.5%である(ゴールドは0.75%)。ただし、セゾンパールアメックスの場合はQUICPayでの支払いのみ還元率が2%となるため(年間30万まで)、QUICPay専用カードとしての持っておくとお得である。

そんなセゾンパールアメックスだが、去年2月に発行して10万程度使用したところ、わずか3ヶ月でセゾンゴールドアメックスのインビテーションが来た。JQセゾンやエポスの場合はゴールドカード発行で従来のカードは使えなくなるのだが、こちらのカードのインビテーションは「追加発行」であることが特徴的である。つまりセゾンパールアメックスのQUICPay2%還元の特典を残したままセゾンゴールドアメックスも発行できるのだ。

ただし、このカード、年会費完全無料というわけではなく、年に1度以上の決済が必要となる。年間に1度も決済がなかった場合は通常の年会費11000円が発生するため注意が必要である。

セゾンゴールドアメックスにはセゾンパールのようなQUICPayによる2%還元もないし、国内空港のカードラウンジには年2回までしか無料で入れない。メリットはまるでないように見えるが、海外空港や関空・中部・羽田・成田などの空港を使う人にとっては空港内のラウンジや一部レストランで無料で食事ができるプライオリティパスの会員に年会費11000円でなれるというメリットがある。

プライオリティパス無料付帯のプラチナカードを発行しようとすると少なくとも年会費2万円はかかる。楽天プレミアムカードは年会費11000円ではあるが2025年以降プライオリティパスの使用回数が年5回に制限される。年会費11000円・修行なしでプライオリティパスの使用が無制限のカードはこのカードくらいではないだろうか。

ただし、私は発行していないが、映画館へよく行く人には映画料金が1000円になる等の優待のあるセゾンゴールドプレミアムというカードもオススメである。セゾンゴールドアメックスを申し込んでしまうとゴールドプレミアムのインビテーションが来にくくなるという噂もあるため(私は発行していないため事実確認はできていない)、どちらを優先的に発行するかは考えておいた方が良いだろう。

クレカ積立用!三井住友カードゴールドNL

三井住友カードNLと三井住友カード ゴールドNL

三井住友カードNLは三井住友カードが発行するナンバーレスのクレジットカードだ。Vポイントが200円決済につき1ポイント貯まる。

こちらのゴールドカードの年会費を無料にするには、三井住友カードNLで年間100万以上の決済を行ってゴールドカードのインビテーション受けるか、インビテーションなしで発行し初年度年会費5500円を払い、年間100万円以上の決済を行って次年度以降年会費無料の特典を貰う(いわゆる100万修行)かのどちらかになる。

筆者は後者を選択した。後者の場合は100万円達成時に1万ポイントのボーナスポイントが貰えるためで、年会費を差し引いてもトータルではノーマルカードからのインビテーションよりも得だからである。

三井住友カードはスマホでのタッチ決済でコンビニやファストフード店で7%還元を得られるが、これはノーマルカードでもゴールドカードでも同じだ。ゴールドのメリットはSBI証券でのクレカ積立にある。

ノーマルカードのクレカ積立の還元率は最大0.5%(初年度0.5%、年間10万円以上決済で次年度0.5%)だが、ゴールドカードの還元率は最大1%(初年度1%、年間10万円以上決済で次年度0.75%、100万円以上決済で次年度1%)である。毎月10万の積立投資をした場合、ノーマルカードとは1%還元時に年間6000ポイント、0.75%還元時に年間3000ポイントもの差が出る。

今回おすすめしたのはゴールドNLカードだが、三井住友銀行のキャッシュカードと一体化できるOliveゴールドもほぼ同じ機能で財布の中のカードの枚数を減らせるのでおすすめである(三井住友銀行引き落とししかできないが)。

まとめ

いかがだっただろうか。
0.5%還元のカードで修行して得られるポイントが1.5%還元なら、初めから1%還元の他のカードで支払えば良いじゃないかと思われる方もいるが、長期的に見れば1.5%の方がお得だし、なにより国内空港のラウンジに無料で入れたり、海外旅行・国内旅行保険が手厚くなったり、メリットも多々ある。

空港のカードラウンジにて

また、時代遅れと言われるかもしれないが、黄金色のカードを持っているとなんとなく自己肯定感も上がってくる気がして悪くない。

みなさんも自分にぴったりな無料ゴールドカードを探してみてはいかがだろうか。


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