イベントレポート「MagicPodミートアップ」
こんにちは!MagicPodコミュニティマネージャーの田上です!
先日オンラインMagicPodを開催したので、そのレポートを書いていきたいと思います💁♀️
今回のミートアップはこんな流れで実施しました。
「最近のMagicPodまとめ」 MagicPod CEO 伊藤 望
「家族アルバム みてねのMagicPod活用状況続報と、MIXI全社への自動テスト推進の取り組みについて」株式会社MIXI ayanoさん
「スタンバイQAのテスト自動化導入」株式会社スタンバイ 扇谷 丈志さん
「他のテスト自動化ツールと比較した際のMagicPodの優位性」合同会社クエストエイド 安住聡史さん
QAパネルトーク(事前にいただいた質問に回答)
有料プランユーザー限定交流タイム
順に、どんな内容だったのかレポートしていきたいと思います🚀
1、「最近のMagicPodまとめ」 MagicPod CEO 伊藤 望
MagicPod伊藤さんからは、最近のMagicPodについて発表しました。
最近のトピックとして、ベータ版から正式版になったこと、「ヘルススコア」ダッシュボード機能の追加によりユーザーさん自身でテスト自動化プロジェクトの健全度を算出できるようになったことを筆頭に、リリースされた様々な機能をご紹介しました。
また、今後の展望として、開発を予定している機能についてもご紹介しました。
最後には2023年にリリースされた機能と今年開発予定の機能をまとめた特設ページの公開もお知らせしましたので、ぜひ合わせてご覧ください!
2、「家族アルバム みてねのMagicPod活用状況続報と、MIXI全社への自動テスト推進の取り組みについて」株式会社MIXI ayanoさん
次に登壇してくださったのはMIXIのayanoさんです。
これまでもMIXIの皆さんはBLOGやMagicPodミートアップで活用状況を発表してくださっており、今回はアップデート分をお話しくださりました!(何度も引き受けてくださり感謝しきれない・・・🥹)
↓過去のBLOGや発表資料はこちら!(どれも大反響だったやつです)
まずは実行状況の改善したポイントとして、CI連携や連続実行必須→独立実行できる設計への変更についてお話しくださりました。(昨年末に課題だと発表されていた内容がすでに解決されていた・・スピード感が素晴らしい)
そして、Slack活用やテストケースレビュー関連など、運用に関するTipsもたくさんご紹介くださりました!
後半は、MIXI全社へのMagicPod活用推進としての取り組みや効果を具体的にご紹介くださりました。取り組みとしては、仕組み化したものや、ayanoさんのパーソナリティが活かされた工夫もあり、とても参考になるものばかりでした。
最後には、この日のまとめに加えて今後の課題についてもお話しくださりました。お話を聞きながら、今後はどんな改善をされていくのか、MagicPodとして力になれることがあるかなど考えることができ、聞いていてとてもワクワクする素敵なプレゼンでした👏
3、「スタンバイQAのテスト自動化導入」株式会社スタンバイ 扇谷 丈志さん
次に登壇してくださったのはスタンバイの扇谷さんです!
まずはMagicPod導入の目的やQAの体制をご紹介くださりました。スタンバイではQAで完結するE2Eテスト自動化が最大のミッションであり、テスト自動化を一般化するためにMagicPodを導入されたとのことでした。導入時のポイントとして、E2Eのチェックシート再作成(MagicPod運用を前提としたチェック順に改変)、テストを小分け化、運用方法の策定、メンテナンス方法についてお話しくださりました。
また、Slackの活用術についても具体的な技をいくつかご紹介くださりました。チャンネルの分け方、MagicPodの成果を残す工夫、メールチェック方法など、すぐに真似できそうなテクニックが盛りだくさんでした。
最後は、開発コミュニケーションと画像差分についてもご紹介くださりました。スタンバイではリリースサイクルの兼ね合いから全てのリリース施策をQAテストするわけではなく、簡易的なABテストなどはQAを経ずにリリースされているようで、その運用方法やメリットをご紹介くださりました。
今回の登壇を依頼するきっかけにもなったスタンバイさんのBLOGも貼っておきます!
扇谷さんの取り組みは、効率UPだけではなく、MagicPodの運用に関わる他のメンバーのモチベーションのことも考えられていて、優しい取り組みが多いという印象でした!素敵なプレゼンテーションをありがとうございました👏
4、「他のテスト自動化ツールと比較した際のMagicPodの優位性」合同会社クエストエイド 安住聡史さん
最後の登壇者はクエストエイド 安住さんです!
実は、今回開催の2日前にご登壇いただくことが決まりました。
公募枠を諦めかけた時に「よかったら登壇可能です」と連絡をくれた安住さん・・とっても嬉しかったです・・!!
20代から2社経営をされ、QA部門を10社以上、MAgicPodの導入も2社経験されている安住さん。現在はQAエンジニアのフリーランスギルド運営会社「クエストエイド」を運営されています。(Xはこちら)
他社のツールと比較したMagicPodの優位性について、以下のポイントでご紹介くださりました。(MagicPodの営業メンバーだったっけ?と錯覚しました‼️)
料金プランが明白
実行回数の制限がない
サポート体制がしっかりしている
待機ステップのパターンが豊富
そして、最後にはMagicPodがそうなったらもっと良くなるのか?ということで、「何を作るかの部分までサポートいただけると良いのでは?」というご提案をくださりました。
前半嬉しそうに聞いていたMagicPodメンバーでしたが、最後のご意見のところでは背筋を伸ばして聞いていました!
こうしてユーザーさんから直接改善のアイディアをいただけるのは、とてもありがたいことです。素晴らしい意発表も、貴重なご意見も、ありがとうございました👏
実は安住さんには先日「あしたのチーム」のメンバーとしてもユーザーインタビューをしていますので、公開されたらまたこちらにリンクを追加します。合わせてご覧いただけたら嬉しいです💁♀️
5、Q&Aパネル
個別セッション後はQ&Aパネルとして、事前に参加者からいただいたご質問に登壇メンバーが順に回答する時間も設けました。以下は質問の一部です。回答はぜひYouTubeでご確認ください!
UI自動テストの運用の実例と、気をつけた場所、ひっかかった場所を知りたいです。
他のノーコードツールとの比較や、コードベースの自動テストフレームワークとの比較など。
テストの自動化の優先度についてご質問です。 「みてね」にはたくさんの機能が存在していますが、自動化の優先度はどのように決められておりますでしょうか。 開発チームの人数や構成、開発手法(スクラム等)、開発期間なども教えていただけますと幸いです。
全社導入した時に立てた目標などあればお伺いしたいです。
6、有料プランユーザー様限定交流タイム
最後は有料プランユーザー様限定の交流タイムも開催しました。
各チームにMagicPodのメンバーも2人づつ入るよう、CEO含め8人ほどMagicPodメンバーも待機しておりました!
交流タイムには、ユーザーさん同士やMagicPod開発メンバーと一緒に普段感じている課題や疑問について話し合いました。MagicPodメンバーとしても、直接ユーザーの皆さんからご意見をいただくことができて、大変勉強になりました!
ということで、最後にアーカイブ動画のご案内です!
今後も定期的にオンラインやオフラインでのミートアップを企画していきますので、またご参加いただけたら嬉しいです☺️
※MagicPod Slackコミュニティはこちらからご参加いただけます!