幻燈機(iOS アプリ回顧録その4)
初めての iPhone と iPad 対応のフォトフレーム系アプリ。2010年販売。初代 iPad が販売されたので作った覚えがある。iPod 連携で音楽を流しながら写真切り替えが可能だった。しかも、取り込んだ写真は Bluetooth 経由で送受信もできた。Bluetooth を使ったアプリも、幻燈機が最初かな。
Bluetooth を使った写真の交換機能は GameKit フレームワークを使った。現在だと、MultipeerConnectivity フレームワークを使った実装がベストだろう。当時はまだ無かった。Bluetooth LE 対応になってから、MultipleConnectivity フレームワークが提供されたと思ったけど違うかな。
この当時は、iPhone と iPad の両方対応でも、画面サイズは二種類しかなくて楽だった。Android アプリ開発者は動作検証が大変だなと思っていた。今は、iOS デバイスの画面サイズも増え、Universal アプリの動作確認が面倒になった。AutoLayout の仕組みが提供されたけど、画面サイズ毎のユーザインタフェースの使い勝手の確認は必要だ。なので、数が多いと本当に面倒臭い。