『圕の大魔術師』考察記事 シオ=フミスの結婚相手を予想する
こんにちは。マンガファンのためのマンガサイト『アル』でライターをさせていただいているもり氏と申します。
このnoteは、アルのライター仲間である旅するタコさんのライフワークである『圕の大魔術師』をもっと楽しむマガジンになんとか私の考察記事も仲間入りさせてもらえないかと、ない知恵を絞って必死に考察を試みたチャレンジ記事です。
※『圕の大魔術師』1巻〜4巻のネタバレを恐らく含みますのでご理解、ご納得の上で読み進めくださいませ。
しかしながらこの『圕の大魔術師をもっと楽しむマガジン』に寄稿されている方々の深過ぎる考察力と洞察力には逆立ちしても、仁王立ちしても、ジョジョ立ちしたとしても到底敵いません。多分皆さんスタンド使いです。
そこで、どうにか私なりの独自目線での考察力を発揮出来る方法はないだろうかと、1週間ほど悶々と考え続けた結果、1つの仮説に辿り着きました。
こんなに女子比率高い場所では、いくら真面目で仕事のことしか考えてないシオくんといえど、誰かしらを好きになってしまうに違いない!
というわざわざ太字にする必要があったのかと訝しむほどの浅い仮説です。
と、いうことで本記事では『圕の大魔術師』の主人公であるシオ=フミスの結婚相手について考察というか予想していきます。ちなみに、この記事に関してのクレームは頂戴致しかねます。「表現の自由」という表現者の背中を盛大に押してくれるこの素敵な言葉を、記事を5行読むごとに1回は思い浮かべながら読み進めていただければ幸いです。
シオ=フミスはかなり良い子
本作の主人公、シオ=フミスことシオくんです。
混血の少年で、至る所でよく変な奴扱いされてますが、とっても真面目で優しく、まっすぐ成長した、ご近所ウケも抜群に良い男の子に育ちました。
華奢そうに見えて、ガテン系の仕事で鍛えた立派な筋肉の持ち主。見た目からは想像も出来ないパワーも素敵です。
そんなシオ君が目指しているのが司書(カフナ)です。本作の世界ではカフナとは図書館を守る感じのものすっごい人気の職業です(失礼なほどに雑な解説)。性別を問わない仕事で、尚且つ権威性のある職業の為、本作品の世界では女性がカフナを目指すことが多いのです。
見事カフナ見習いに合格したシオ君を含め、同期に男の子はたった3人しかいません。
新たにカフナとなる27名のうち、実に24名が女性ということになります。
と、いうことは、です。
きっとその中にシオ君と将来的に人生を共にする女性が存在する可能性は非常に高いと言えるでしょう。
厳しいカフナ試験を突破し、お互いが切磋琢磨し合うことでどんどんと距離が縮まっていくのです。いわゆる職場恋愛って奴です。
ここで、シオ君の同期の面々をご紹介すると共に、現時点でのシオ君との仲良し度を図りつつ、その可能性がどれ程のものかを考察していきます。お願いですから本記事から離脱しないでください。頑張ってコマ沢山貼ってるので(内容で勝負できる自信がない)。
男友達
最初に、数少ないシオの男の同期達です。若干うるさ目のハイダ族のスモモと、かなりクール目なアルフです。
スモモ曰く、カフナになろうという女は皆イカれた連中とのことです。あくまで私的な意見ですが、数々の逆風を超えてきた為、一筋縄ではいかない人の集まりということは確かに理解できます。
流石に全員紹介&考察は物理的にも、筆者の理解力的にも不可能なので、特に可能性の高そうなキャラクターに厳選して考察していきます。
ミホナ=クォアハウ
シオが司書試験を受けるアフツァックに向かう途中の街で出あう少女、ミホナ。手厳しくシオを罵倒するシーンもあったりして、シオ君ショック受けてます。
ちょっとばかし見栄っ張りで虚勢を張ってしまうところもありますが、シオとの距離感的にはなかなか良い感じと言えるのではないでしょうか。可能性は比較的高め。今後に期待です。
ダイナサス=ディ=オウガ
耳が印象的な元気っ娘。オウガです。
オウガといえば、なんと言ってもシオと同じく混血であることが大きなポイントです。地元が一緒みたいなもんです。お互いに共通点があるとグッと距離感が縮まりますね。
個性的で我が強いキャラが多いカフナ女性陣の中でも、天真爛漫で、ちょっとおバカキャラなところもなんだか良いです。
ただ、オウガのようなキャラだと、とても仲の良い友達というポジションに収まってしまって、それ以上の関係には中々発展していくことが難しいのではないかという筆者の読みです。マジメに彼氏彼女〜の話にならない空気になっちゃうというか。
ということで、オウガは可能性やや低めな気がしています。
ぺぺリコ=ブラッダティー
ココパ族のぺぺリコです。明るくて話してるだけでこちらまで元気になりますね。気さくに話しかけてくれるところも嬉しいです。
ココパ族はサイズ的に小さめの種族のようです。妖精のイメージですが、頭につけている羽根はインディアンっぽいですね。
ドラマでいうところのヒロインの1番頼りにしている友達っぽいポジションが似合いそうな気配なので、こちらもシオとの進展は可能性低いでしょう(勝手に断言)。
サエ=フミス
毛玉をすごい一杯とっている人でお馴染みのサエさんです。1つのことに集中すると他のことが見えなくなってしまうタイプのようです。
最強の共通点、シオと名前がお揃い!ほわ〜っとした感じで、こういう子が好きな男の子って多いのではないでしょうか。
仮に結婚しても名字が変わらなかったりするのかな?本作品の世界の結婚のしきたりがちょっと定かでないですが、可能性はややありよりのあり、といったところ。
集合写真的なコマを載せますが、先に紹介した方々は笑顔力高めです。一緒に居るなら笑顔の絶えない明るい家庭が良いですよね。
ナチカ=クアパン
続きましてはキラリと光るおでこが特徴的なナチカです。自信家で、結構人にキツく当たる印象ですね。
ただ、下のコマにあるように、自分が反省すべき時はちゃんと反省し、しおらしくなっている表情はギャップも相まって可愛いなぁと感じますね!
シオはどちらかというと、ちょっと気が強くて引っ張ってくれるような人が良いかなーという感じがするので、ナチカと結婚すると、中々どうして良い夫婦になりそうな気がします。
メディナ=ハハルク
登場シーンからかなり自意識高めなハハルク姉さんです。
ちなみに趣味は美術鑑賞だそうです。趣味が合えばあるいは、、、うーんどうだろう。可能性は低そうですね。
先ほどの笑顔満点メンバーとは打って変わって、クールな表情の面々です。皆頭良さそう。。そして同じ班になったらめっちゃ罵倒されそうです。
アヤ=グンジョー・カナ=ミドリィ・ユキ=チャイロウ
だいぶ疲れてきたので一気に3人紹介です(オイ)。アヤ=グンジョーはどこかの某格闘ゲームで見たことあるような謎の既視感に襲われます。
ラコタ族の3人。同期の中でも優秀な成績を収めていそうな気配です。実際にアヤは最初の筆記試験を1番最初にやり終えていたので、相当の天才であることが想像できます。
このアヤ✖️シオの可能性。僕はかなり可能性あるのではないかと感じています。それを裏付けるシーンがこちら。
シオが新手のナンパテクニックを披露しています(多分違う)。アヤも満更ではない表情。きっと今まで修行修行、勉強勉強で恋愛感情などというものとは無縁だったのではないでしょうか(完全なる想像)。
突如現れたひたむきヤセマッチョのシオ君に心がときめいたとしてもなんら不思議ではありません。
この3人の並び、なんか好きです。格好いいですね。
その他の皆様
雑すぎる紹介をお許しください。こちらの方々は流石にシオと恋愛沙汰になる可能性はゼロに等しいかな、と。
ただ、1つだけ気づいたことがあります。
今季の司書試験に最年少で合格したトゥトゥル=シウ。
SPY×FAMILYのアーニャにめっちゃ似てません??
恐らく細胞レベルでかなりの割合で酷似していることが予想されます。最後の最後にかなり高次元な考察結果を披露できたことに安堵しております。
サラ=セイ=ソン
あっ!サラの紹介忘れてた!大変申し訳ないことをしました。。。
カドー族の少女サラ。彼女はカドー族の掟で、仮面を家族以外の前で取ることはありません。家族以外で初めて顔を見せる相手は婚約者であるという鉄仮面上等の厳しい掟があります。
よって、サラのお顔を見ることは婚約者になるか、なんとかしてカドー族のサラ一家の養子になるしかないということになります(そうなのか?)。
そういう意味では、ちょっとハードルが高いような気がするので、ここも可能性は低めといえそうです。あと下のコマのツィツィがちょっとだけゲゲ○の鬼太郎感ありますね(もう考察でもなんでもないただの印象)。
結論 そこは本題ではない
『圕の大魔術師』考察仲間に是が非でも加わりたいと勢い勇んで記事を書き始めてみましたが、こんなとんでもないモノが生まれてしまうとは。。本当に、本当に申し訳ございませんでした。。ひとえに私の実力不足です。
そもそも大冒険譚である『圕の大魔術師』でこのような考察が必要だったのか?という話です。何かを履き違えているのではないか?お前は、一体この3時間、何をやっていたんだ?そうです。作成に3時間かかりました。自問自答は尽きません。
ただ、作品の楽しみ方は、読者それぞれに与えられた権利でもあります(開き直り)。
こんな考察というか妄想にふける時間も最高に楽しい『圕の大魔術師』。未読の方は是非とも読んで頂きたい名作です。以上!