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ラジオ番組っぽいものを作ろうと思ってやってみた10のこと

こんにちはこんばんは。窓際マンガライターとして2019年の8月からライター活動を始めましたもり氏と申します。本業は四国は愛媛県に暮らす超絶一般的なサラリーマンです。すっごく普通の人です🦙

特に取り立ててチャレンジめいた人生を送ってきたかというとそうでもないのですが、何を思ったかマンガライターとしての活動を1年ほど続けたある日、ふとこんな思想が頭をよぎりました。

せっかく良い年してマンガ好きな方々とライター活動を通して知り合えたのだから、マンガの話を語れたら尚更楽しいのではないだろうか。そうだ、そうに違いない。そしてどうせならラジオ番組っぽくやったら面白いんじゃね?

2020年7月某日。もり氏の脳内より

それまで特にラジオをめちゃくちゃ聴いてた訳でもなく、おしゃべりに自信がある訳でもなんでもなかったのですが、思い立ったが吉日。とりあえず面白そうだと自分が思えた瞬間の熱が高いうちにチャレンジするがよかろうと当時からじわじわ話題になっていた音声配信アプリを自分なりに吟味した結果、君に決めた!と選んだのがstand.fmでした。

音声配信を気軽に、新参者でもフォロワー数を気にせずライトに始められる空気感だったこと。ライブ配信機能を使って、コメントでのやりとりができることも合わさって自分がやりたいものにマッチしているなと感じたこともあり、stand.fmアプリを使ってラジオパーソナリティーになることを決意した私です。

やってみたその1 出演オファー

ここからラジオMCもり氏のやったことがねぇことへのチャレンジの日々が始まります。お届けするラジオのコンセプトが「ゲストの方に好きなマンガを長尺でいい感じに語っていただく」という優しい世界の実現です。

そう、つまりはゲストがいないと成り立たないのです(そりゃそうだ)。まずはこのどこの誰ともつかない謎のMCがお届けするラジオに出てもらえる奇特なマンガ好きの方を探すということから始めることになります。引っ込み思案の私からすれば、それはひとつなぎの大秘宝を探すくらい大変なことです。ワンピースです。

急にTwitterのDMでオファーをかけるということにまだまだ慣れていなかった私でしたが、そんなことを言っていてはゲスト不在になってしまうので勇気を振り絞って依頼をしたところ、快くご出演くださったのが漫画の電子書籍配信サービス「ナンバーナイン」のディレクターであるガチガチの業界人であるおがさんでした!当時「アル」というマンガメディアのサイトのライターお友達の花さんもチャット参加でご登場くださいました。

第1回というまだ流れも何も決まっていない中でご参加いただけたおがさんには今でも感謝しかないです。お身体大切になさってください。

その後のラジオにも何度も遊びに来ていただき、遂にはマンガの話だけでは飽き足らず「バチェラー」の推しメンまで語ってくださる始末。いいんです。いいんですよ。

やってみたその2 台本作り

台本作りもラジオを始める上で必要不可欠と思い作り始めました。毎回ゲストの方をお呼びする流れなので、事前に台本を共有させていただき、生放送を少しでも円滑に進められるように前準備をしていきます。

上記はとある回の台本の一部です。メインゲストで登場される方の紹介文、紹介される記事や、各テーマごとに小見出しを作ったりなどなど。
回によってはゲストの方には秘密のパートもあって本番当日まで見えないようにしてるところもあったりします。

ボリュームで言うと、回にもよりますがほぼオンエア時には使用されないままに終わるメモ的なものも含めると実際はこの3倍くらいの文章量はあるかなといった感じです。

最近は慣れてきましたが、台本作りはかなり時間がかかっているところなので、ここを書き上げた時点で70%くらいやり切った気持ちになってしまってたりします。ラジオってやること多いですね。。

やってみたその3 前口上づくり

ラジオといえばやはり前口上だろうとよくわからない結論に達し、どうせならその回で語る作品に絡めた前口上を作って冒頭で披露しようと考えて実際にそれが形になってきたのが第5回の放送回からでした。

考えるのが大変な割に、当初は特に触れられることなく本題に入ってしまう費用対効果のすこぶる悪いコーナーでしたが、次第に前口上にも触れてくださる方が現れはじめてくれたので有難い話です。

前口上に関しては、下記の記事で詳しくまとめておりますので興味のある方(いるのか?)はぜひご覧くださいませ。ここまで続けてしまったのでもう引くに引けないみたいな感じになっていますが、その苦労ぶりも含めて楽しんでいただきたいところです。

やってみたその4 イベント回

毎回、好きなマンガを語る回もそれはそれで素敵なのですが、これまで出てくださったゲストの皆様がたくさん登場されるイベント回もやってみたいなと思い、大体3ヶ月に1度程のペースで、平均10名程の方をゲストにお招きしてお届けするイベント回も企画するようになりました。

1作品をテーマにしたものもあれば、推しの漫画家先生をプレゼンしたり、推しのライターさんを語ったりなどかなりバラエティに飛んだラインナップになっておりますね。たくさんの人達が出演してくださるイベント回は、ゲストの皆様のご協力なしには成立しないのです。

そしてイベント回をやろうとして気づいたのが企画の構成もさることながら、出演者の斡旋、日時調整とタイムテーブル決めが大変過ぎたってことですね。。さらには優勝者への景品のご用意とその為のクリエイターの方々への依頼交渉なんぞもあったりします。
皆様お忙しい中でそれでも出演してくださる方、ご協力頂いた方には最大限の感謝を持って準備している次第です。きっとこれからも定期的にやると思います。

さらにはイベントの優勝者に贈られる特典という形で新たなクリエイティブが生まれるという熱い展開もイベント回をやってみてよかったことの一つですね!

やってみたその5 サプライズゲスト

やはりラジオといえばサプライズゲストが出た方が盛り上がるだろう!という僕の中のアレで古くは第2回ラジオから可能な限り実施しているのが「サプライズゲスト登場!」です。

同じマンガを好きな人同士が直接会話できる場としての楽しみが提供できたらいいなという気持ちもあり、そこから更にコミュニティの輪が広がって行けば良いなという思いもあり、ってやつです。

ちなみに、メインゲストの方には本当の本気でサプライズゲストが誰か、ということは秘密にしております(まぁまぁバレてしまっているケースもありますが)。


やってみたその6 海外戦略 

海外戦略?なのかどうかと言われるとどうかしらといった話ですが、なんとチェコ在住のお友達も定期的にゲストに来てくれておりました。これはもう立派に海外戦略と行って過言ではないでしょう。

いずれは徐々に国外にもマーケットを開拓していきたいところですね。英語字幕つけるか。。そんな機能あるのかしら。。

※ちなみにチェコ在住だったマンガ好きお友達の旅するタコさんは現在は海外赴任を終えて日本に帰ってきております。一時的に海外戦略事業はストップしている現状です。

やってみたその7 大物ゲスト招聘

年に数回は、まさかあの人が!?とリスナーの皆様に驚いて頂けるようなスペシャルなゲストの方をお呼びしたい衝動に駆られます。

具体的などう交渉したか等のお話は控えますが、全国的に有名な起業家のあの方が出ていただいた奇跡のラジオ回をお届けすることができたり

漫画家の先生が実際にラジオにご登壇していただくという稀有な体験をさせていただけた回もございました。

本当に今思い返してもよく出て下さったな、と驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。どうせ無理だからと諦めずに声を上げてみることの大切さを学びました。

やってみたその8 プレゼント企画

年に1回くらい日頃お世話になっているリスナーの皆様に何かプレゼントをお届けできないかなと思い、昨年末に公式グッズ第1弾としてクリアファイルを作成し、プレゼントするということもやってみました。

恐らく20名くらいの方に配布させていただき、お喜びの声を頂きました😊
リスナーさん(ゲストさん?)に少しでも還元できたのかなぁと嬉しい気持ちですね。また年1くらいで何かやりたいですね。

やってみたその9 音声販売

ラジオと直結する話かはちょっと微妙ですが、イベント回でお友達のクリエイターさんにお支払いする対価に充てる為の資金集めとして、自身の音声を配信するという試みもやってみました。

有難いことに複数名の方にご購入いただき、クリエイターの方々に還元できる額を増やすことが出来ました。

やってみたその10 承認欲求満載回

長くラジオを続けていると、果たしてこのラジオ需要あるのか?と疑心暗鬼になってしまうこともあるわけで。

そんな僕が何を思ったか、このラジオをとにかく褒めてもらうイベント回を開催して心のガソリンを補給しよう!という謎回も自ら企画しました。

日本人はとかく自分を褒めない、ストイックに生きるのが美徳みたいな風潮があるように感じることもあるのですが。僕は人が出来ないような恥ずかしいことを意外と恥ずかしげもなく出来るのが唯一と言っていい長所なので、これだけ人を巻き込んで何をやっているのか、という気持ちがやはりゼロではないですが、たまにそんな日があっても良いだろうとも思っていたりするのです。

結果、こういう場があったことで自分が気づいていなかったラジオの良さを発見することが出来たのでとても有難い機会だったな、と感じています。ご参加頂いた皆様に感謝です。

いろいろやってみて思ったことと、これからやってみたいこと

思い返してみると「ラジオをやってみようかしら」という1つの思いから、あれもやってみようか、これもやってみようかと、数々のやってみたが生まれたなぁと。そしてやってみたの数だけ体験が生まれ、繋がりが生まれ、経験が積み上がったのだなと考えるとやってみることがどれだけ大切なのか、と思い知らされますね。

1つ実現できると、また新たなやってみたいことが生まれてくるのも面白いです。今やってみたいのは、ラジオのリアルイベントを企画してみたいですね。ここまでご拝読いただきありがとうございました!

マンガ好きな方はラジオをフォローしておくと、いつか出演オファーが来るかもです🙃


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もり氏
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