兵法の極意とは何ぞ?
私自身余り詳しくはないのですが非常に興味があります。
それは、「孫子の兵法書」です。
令和の現代においてもビジネスツールとして非常に重宝され、かのビル・ゲイツ氏やソフトバンクの孫正義さんも愛読なさっているとか。
兵法というだけに戦いや敵に勝つための戦略や有効な手段やその方法だと思います。
本当にくだりの部分しか知らず「それは違うぞ」とご指摘があるかも知れませんが…私なりの解釈ですので何卒ご勘弁の程を。😅💦
私が驚いた、興味を持ったのは…
一番の極意とは「戦うな」です。
勝つ云々より、戦いそのものを否定しています。
つまり、外向努力であったり、交換条件であったり、妥協案であったり、譲歩案等々双方が矛を収めれるような事前戦闘回避行動が最も大切であると。
成程。成程。勝負に絶対はありませんし勝っても負けても遺恨は残るでしょう。
避けられるべき可能性のある争いについては打てる手は全て打てという事なのでしょうね
「戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり」
(訳)百回戦って百回勝つことが最善ではない。戦わずして勝つのが最善である
「戦わずして勝つ」これにも興味を持ちました。
ここでも「戦うな」と孫子は説いています。
これには、色々な解釈があるかとは思いますが例えるなら幕末時代、浦賀沖に黒船が来航した時に圧倒的軍事力を日本側に見せ付け、徳川幕府に「絶対に敵わない」と戦う前から心理的に戦意喪失させ白旗を挙げさせた事だと思うのです。
所謂、「抑止力」です。
しかしながらこれは正に「言うは易し行うは難し」なかなかに出来ない事です。それに至るまでに相当なる自助努力が必要であると思います。
仕事やプライベートの場において相手と諍いになりそうな雰囲気でも「..あぁ..あの人には勝てない 」と思わせる程の抑止力は自分自身なかなかに得られないと思います。
「善く戦う者は先ず勝つべからざるを為して、 以って敵の勝つ可きを待つ。」
戦いの上手い者は、 まず自軍の守りを固めて、 敵が勝つ可能性を無くした上で、 敵が弱点を見せる機会を待つ。
成る程。🤔 自分の防御力を最善まで上げてれば相手の弱点を見る機会もあると。
「敵(相手)を知り己(自分)を知れば百戦殆うからず」一番有名な言葉です。
これも勝敗ばかりでは無く、自分自身の強み(言い換えるならセールスポイント)そしてウィークポイントを隅々まで理解しろと言う戒めと捉えています。
この展開なら自分の強みが活かせる、逆にこの展開だと弱点を突かれる。攻め際、引き際を良く知れということなのでしょう。
そして戦う相手の事をよくよく理解、熟知すれば百戦しても大丈夫、百回勝てるのでしょうね。?(ちょっと?マークですが😅)
「兵法は詭道なり」
これも勉強中です。以下引用です。
「戦いは、所詮騙し合いで、いろいろの謀りごとを凝らして、敵の目を欺き、状況いかんでは当初の作戦を変えることによって勝利を収めることができるものだ」という意味です。
ジョジョの奇妙な冒険 第二部 戦闘潮流のジョセフ ジョースターさんの考え方・闘い方は正にこの「詭道」だと思いました。
戦いに限らず物事に「常」は絶対に有り得ないので臨機応変で構えよと今は捉えています。
「諸行無常」と同じで説得力がありますね。…昔の人は本当に偉大です。
... 私自身まだまだ修行や精進が足りません。
間違った解釈もあろうかとも思います。何となくは解るのですが自信を持って言える「これだ」という物は未だありません。
ですから簡単ではないのですがこれから体得したい人生の目標の一つにしようと思います。
う〜ん。これは非常に難しい事なのですが…