「凪」と「時化」

よく耳にする言葉「凪」とは、「風が無く穏やかな海の状態」を指す言葉です。

一時期は男の子の名前付け人気ランキング常に上位で耳にも響きの良い名ですね。

かの冨○義○さんが水の○吸でオリジナルフェイバリット「凪」を繰り出していましたね。😅

対して「時化」は強い風雨のために海が荒れることを指す言葉です。転じて、海が荒れて不漁であることや興行などで来客が少なく商売が思わしくないことも表します。

よく漫画やドラマで耳にする「ちぇ時化てやがるぜ」のセリフはここに起因しますね。

対義語としても人の心も「凪」と「時化」に当てはまると思います。　

今私の心は凪なのか時化ているのか？

一社会人、父親、夫としては本当は絶えず凪の状態に保たなければ行けないのでしょうね。

…毎日何の向かい風や障害も無く過ごす事は出来るのか？

答えは極めて難しい又は不可能でしょう。追い風、まして神風など吹こう筈がありません。

時化ている荒波の海に立ち向かうのは一見「勇気」に見えるが実際は「無謀」。

心が時化ている時に穏やかな凪の心に戻るには一体何が必要で今私に何が足りないのだろうか….

...今はまだ、自分に問いかける事しか出来ません。

いつ如何なる時にも寛大で穏やかなる「凪」の状態で居たいものです。心も体も…