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占いの活かし方。

色んな占い師の考え方や占い手法、占う内容等があるが、私が思う
     “占いの活かし方”
について話したい。

占いを受ける側だった頃の私の考えを思い返すと、
 “当たってなんぼ。”
と思っていた。

せっかく占いにお金をかけるなら当たる占いに費やしたい。
では、当たる占いとは何か?
 ✅自分の過去の出来事や考え方に合致していた
 ✅今の自分の考えに近しい回答をされた
 ✅自分が描く未来を言葉で表現してくれた
そんなときは、“当たっている!”と思っていた。
それはマイナスな回答であっても、プラスの回答であっても
 “当たっている”
と感じていた。

今ではその考えは変わった。
特殊な社会経験もあり大人になったからかもしれないが、占いは
“今までの自分の考えを再確認したり、考えを改めるきっかけを与えてくれるもの”
“より良い未来にするための思考や行動にうつすきっかけを与えてくれるもの”

だと思うようになった。
その当時は、占いを一種の魔法のようなものだと感じていた部分がある。
占いを受ければ、他人である占い師が初対面の自分のことについて次々と言い当て、それが魔法のようだと感じ、未来の出来事も占い師が言うような未来になると錯覚を起こしていた。

占い師からの回答に対してそれ以上深く考えず、
 “自分はそういうタイプの人間なんだ”
 “来月、来年になれば新しい出会いがあるんだ”
などと素直に聞いている部分が大半だったと思う。
特に未来についての回答に対しては、
 “この年は良い年になる!やった!!”
 “今年は慎重に行動しないと痛い目に遭う、ショック...”
と嬉しい気分になったり落ち込んだりするだけで、せっかくそういう年だと分かっていたのに何か積極的に、自主的に行動を起こそうと思ったことがなかった。
意外にそれほど真剣に捉えていなかったのかもしれないし、真剣に捉えるほど悩んでいなかったのかもしれないが...。
結果、そこまで、思ったより良い年でもなく悪い年でもなく終わっていた気がする。

今思えば重要だったのは、占いを受けたその先を考えるべきであった。
そう!鑑定を受けて終わりではない。
そこから自分はどう感じ、決断し、行動して次に繋げていくのかが大事なのだ。
納得のいく鑑定、納得のいかない鑑定だったとしても、一度思考してみることが重要。
結果を聞いて自分はどう感じたのか、どう行動したいと思ったのか、それを掘り下げることで自分の潜在意識、本心、隠された自分に気付く事ができる。
この部分を提示できない占いはどうなのだろうか。


ここで問いを一つ。
人は何故、動物がもつ本能以外に理性が存在するのか?

人に理性があることで人間は考え、思考し、時には道具を使い、コミュニケーションを取って互いに協力し合い、結果、他の動物よりすさまじい速さで進化を遂げた。
理性があることで、我々人間はルールを作り、新しく何かを生み出し、他人に意見を主張し他人の意見に同調することができる。
人は思考を止めてはいけない
思考することで進化、成長することができるのである。

そして、思考し行動することで、今の状況を変えることが出来る。
それは、良い方向かもしれないし悪い方向かもしれない。
しかし、現状からは必ず脱出できる。
そして次の問題にぶつかり、悩んでも答えがでない、思考しても行動にうつす勇気が出ない時に、自分の本心に問いかける機会の一つとして“占い”を活用して欲しい。


あなたを救えるのは、
 “あなたの思考と行動”

私の占いは、迷うあなたと対話をして、カードがあなたに伝えたいメッセージをお伝えすること。
カードは不思議なことに
 ご縁をいただけたタイミングで、
  あなたの悩みに対し引いたカードが、
   偶然なのか必然なのか、
    一部分でも何か心に響くメッセージが送られます。
私は偶然引いたカードに縁を感じるのです。
せっかく占うなら、せっかくご縁をいただけたなら、引いたカードには何か意味があるのだと信じたい。
そのカードがあなたの思考と行動の一助になることを願い、引いたカードの中で重要だと感じた部分はそのカードと基本的な意味をお伝えしています。

私は、ご縁のあった皆様の未来が明るくなることを願い、日々占いと向き合っています。

このブログにアクセスいただいた一人でも多くの方が
 “あの時の決断に悔いはない”
と思える過去がたくさん積み重なることを願っています。

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