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菊花賞

◎ シュバルツクーゲル
古馬混合の3勝クラスの前走は初めて後方から控えてタメる競馬となったが、3角からは大外を回って進出を開始して、直線も最後まで脚色が衰えることなく快勝。

春は皐月賞、ダービーへの出走は叶わなかったが、ひと夏を越してパワーアップ。相当に力をつけている。

母ソベラニアは独オークス2着馬で、祖母のSasuelaからはバイエルン大賞典(G1)勝ちのSeismosが出ており、牝系は重厚な独血脈。

本馬にも豊富なスタミナは伝えられていると考えられ、レースぶりを見ていても上がりの速い切れ味勝負よりも、道中淀みなく流れて持久力勝負となる展開が向いている。

今回もメイショウタバルとゆう個性派がいるのでペースは落ち着くとは思えず、本馬にはおあつらえ向きの流れになりそうである。

人気上位ではやはりダノンデサイルとアーバンシックが強そうだが、前走レース後に騎乗したルメールが『この馬は能力がある。長距離の重賞を狙えます』と絶賛したヘデントールも軽くは扱えない。

馬券は単勝と上記3頭を厚めにした人気上位馬(単勝10倍以下)への馬連流しで勝負する。

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