東京ゲームダンジョンに行ってきた！
友人「うじゅさん！来週浜松町でインディーゲームのイベントあるってよ、フックガールも出るって」
僕「えっ！？過去冬コミで買いそびれたグッズがある……行く」
東京ゲームダンジョンとは、国内の個人・小規模制作によるインディーゲームの展示会です ※公式サイトより
僕はインディーゲーム大好きなんですけどこういうイベントに行く機会が無くって、今回初参加となりました。
会場内は非常に賑やかで各ブースでは試遊版が実際にプレイ出来たりグッズを販売しているとこも、通路が広めにとられていたり各所に休憩スペースも用意されているところは同人誌即売会とちょっと違って面白かったですね。
あと参加者の年齢層が結構幅広くて小学生くらいの子もﾁﾗﾎﾗ見かけました、未来の開発者か……！
そんな感じで、今回は試遊させて頂いたゲームの感想を書いていきたいと思います、れっつごー。
スーパーフックガール ウルトラチャレンジ！
マウス操作だけでフックを使ってステージを駆け回れ！
本作は8年前（だったっけ…）にフリーゲームとして誕生したニュー・スーパーフックガールをフルリメイクした作品、追加アクションとしてスライディングと壁駆け上がりが出来るようになって更にスピーディーに！？
試遊では3つの難易度が選べました僕は日和って中級に、ブレイブブルースカイのリメイクですが初手から構造がガラッと変わっていて実質新ステージと言っていいくらいでしたね、横で試遊されてた方もスノーマンストリートであれが無い！ここが違う！と嘆いていましたｗ
一応操作を思い出す為に直前で前作をプレイしてきたけど操作感は結構違ったかも？追加アクションはどちらもフックちゃんが飛びついたタイミングで自動発動するため慣れが必要でしたね。
Ver0.2の体験版も買ってきたので完全新ステージ含めてじっくり遊びたいと思います。
CONERU -DIMENSION GIRL-
次元を超えて他者と合体するこねるちゃんとアンドロイドのソクラテスが二心同体となって謎の宇宙人集団をぶっ飛ばす！設定からぶっ飛んだアクションゲーム。
前日にSteamでDEMOを遊んだのでストーリーモードの話から触れるのですが、まずこねるちゃんが滅茶苦茶可愛いですね！ソクラテスと合体してる姿もちょっとギャグっぽくて面白いです。
事件に巻き込まれるも地球観光と地球防衛をデートと言ったりとっても楽観的でノリのいい展開、ステージ途中の会話イベントも良かったです。
ゲームシステムはシンプルな2Dアクション、途中で武器が拾えたりこねるちゃんの気分でランダムに切り替わるサブウェポンを駆使して戦います、恐らくスコアアタックを意識しているのかステージが結構広くて要所に敵がｷﾞｯﾁｷﾞﾁに詰まっているので初見は大変でしたね。
そんな感じでスコアアタックの方、ステージ中の敵をなるべく多く倒してスコアを稼ぐのですが会場で100点を超えたらステッカーが貰えるとのことで練習して来ました。
箱を壊すと出てくるドーナツを集めると一定時間るんるんモードになって無敵&攻撃判定を纏いながら突進出来るのがスコアの鍵です、確定でドーナツの湧く場所や敵の纏まっている場所を事前に調べて安定ルートを考えるのが楽しかったー。
そんな感じで会場の試遊ではスコアアタックに挑戦、144点の記録を出して無事顔面ステッカーをゲットしました！
ビジュアルもBGMも好みで楽しみです。
ガンナーちゃん!
ローグライト&見下ろし視点のガンアクションゲーム。
小部屋が沢山あって探索しながら敵を倒しては次の部屋へ進んで最終的にエリアボスを倒すのが目標、銃がメインだけど近接攻撃もあって使い分けが大事そう。
ゲーム画面からはEnter the Gungeonっぽい印象を受けましたがオートエイムなのでカジュアル寄りで遊びやすいなーと感じました。
試遊版では最初のステージ？をプレイ、キャラのモーションとか凝ってて触ってるだけで楽しいですね、初期武器に拳銃があるのですがこれを無制限だと勘違いしてボス戦中に弾切れ、まさかの近接でゴリ押すことになりましたｗ
試遊なので一発勝負だったけど実際はプレイする度にマップが変わったり手に入る銃やショップのラインナップが違ったりとランダム要素が入って来て臨機応変に戦っていく面白さがあるんでしょう、僕はガンジョン大好きでやり込んでいるので結構楽しみです。
SHOJING ショウジング
マウスでﾈｺﾁｬﾝを操作して障子を破りまくれ！
襖や畳の裏から出てくる障害物を避けながら障子のマーキングされた場所に狙いを定めて飛び込みます、大きい的にはクリックで大の字になって破くとスコアアップ。
途中で出てくる虹色のアイテムを3つ集めるとフィーバーモードに突入して空飛ぶﾈｺﾁｬﾝに、ってこれNyan catだわ！
試遊版ではレベル1をプレイ、飛び込む先を読みながら予め高さを合わせたりアイテムを集めたりと判断が大事、これストアのPVを見て欲しくって右下のﾈｺﾁｬﾝがアニメーション豊かでポップなBGMともマッチしてて凄く可愛い。
1プレイが短くミニゲーム感覚で楽しかったです。
キメキャワ♥限界ビートちゃん!!
7月の記事でも書いた労働系リズムゲーム限界ビートちゃんです、Steam版でリリース予定。
恐らく試遊用の仕様になっていたのでブラウザ版の話も振り返りつつ、クリックのみ（Steam版ではコントローラーにも対応）でコンベアから流れてくるフルーツをプレスしてお金が溜まったら勤務中にスマホを弄って（ﾖｼｯ!）ゲームの要素を追加したりギャラリーを鑑賞したり。
何故か流れてくるプレゼントボックスをプレスすると時々ワンダーが発動して、今度は音楽に合わせてかわいいぬいぐるみを拳でプレスするリズムゲーモードに！
試遊版ではスマホ弄る部分がカットされていて、既にプレゼント等の要素が追加された状態で決められた時間勤務しました。
大きな追加点として新曲が1つありましたね、リズムモードの移行演出も違っていてサプライズでした、曲なんてあればあるだけ良いですからね！
Steam版出たらまた黙々とご褒美イラストやモンスター図鑑集めて遊びたいです。
One Turn Kill
デッキと手札が実質のライフポイント、1ターンで敵を倒しきるデッキ構築ゲーム。
説明が難しいので画面を見ながら、カードの左上がコストでその下が攻撃力、カードプレイする時にコスト分をドローしなければなりません（デッキが無いとコストが払えずプレイ出来ない）
デッキが無くなり手札からもプレイ出来なくなる前に敵を倒しきるのがゲームの流れですね、ドローソースや攻撃力強化のサポートを上手く使って所謂ソリティアをさせられるわけです。
ステージの合間には様々なアイテムが獲得出来てデッキにブランクカードを追加したり戦闘中にスキルを使える様になったりと戦略の幅が広がります。
試遊版では決められたデッキで勝負、お恥ずかしながら最初の敵に速攻でやられてｼｭﾝ…としていたところ「もう1回行きましょう！」と声を掛けられ、安いコストやカード入れ替えをし過ぎてドローが足りていない等アドバイスを貰いました、あったけぇ；
2回目ではなるべく手札を増やす立ち回りで進めていきました、が3戦目の敵がまさかの手札の枚数分プレイヤーの攻撃力ダウンとスキル持ちで全く気づかないまま火力不足で撃沈、頭使うゲームよわよわだ……
多分ビルドがある程度ハマれば気持ちよくソリティアしてスピード感あるゲームになっていくんじゃないかと思います、ピクセルアートとBGMもゲームにマッチしていて好みなので、発売したらリベンジするしかないねこれは。
Fall Asleep
落ちる悪夢から脱出しろ！障害物を避ける死にゲー。
落下し続けるキャラを制御してとにかく障害物を避け続けるのですがめっちゃ難しい、昨今話題に上がりがちな登山ゲーの逆バージョンとも言える、、、のかな？
ストアページが無く写真も撮り忘れちゃったので記憶を頼りにするしか……画面奥に高速落下する中で弾幕を避けていく感じです。
試遊版では1ステージを遊びました、1プレイが短いので6回もやらせて頂いたのですがクリアには至らず、某バイオのレーザートラップみたいなところで蒸発しましたｗ
僕がプレイした時点ではクリア者が1人しか居なかった（クリア出来たの！？）らしいです、出来ればゲームオーバーの画面で最終的にどのくらい進めたか見えたら嬉しかったかも？気づいてないだけで見えてたのかも。
もう何度かプレイすれば行けそうにも感じたので悔しいー、こうして死にゲーの沼にハマっていくのであった……
Thunder of the DemonKing
魔王様1人で襲い来る軍団に立ち向かうタワーディフェンスゲーム。
タワーディフェンスと言えばユニットを建てて防衛対象を守るのをイメージしますがこのゲームは防衛対象でもある魔王様自らが戦います。
操作はマウスクリックor長押しによる雷撃のみです、移動も無し！
試遊版では2ステージを遊べてボスとも戦いました、プレイ感は想像していたタワーディフェンスよりはとにかく正確なマウス操作に重点が置かれたAIM&アクションでしたね、敵も3方向からやって来たり硬い奴が混じってたりしてそれなりに忙しい。
倒した敵の落とす経験値で魔王様をパワーアップ出来て、中でもボタン一つで大量の雷を降らせる必殺技は爽快で楽しかったです、あとユニットが魔王様だけとは言いましたがステージに配置された木箱や看板を破壊すると破片が散らばって足止めになったり（たぶんなってた）とギミック要素もあって戦略面も面白かったです。
エアホッケー ゆうしゃとマホウの森
あの『エアホッケー@GAMEPACK』が帰ってきた！ 帰ってこないでください（嘘です）
昔富士通のPCに入っていたエアホッケーのミニゲームが今年ブラウザ版になって、さらに新作としてリメイク版が開発中。
ルール自体はゲーセンによくあるエアホッケーと一緒なので馴染み深いかと思いますが、このゲーム対戦相手の動物達が滅茶苦茶強くって難易度的には5段階中の2段目辺りで既に難しいですね。
それとプレイヤーのゆうたくんが負けた時に絶望の表情をするのがよく話題に上がります、プーさんのホームランダービーみたいなカルト的人気がある印象。
試遊版では一番優しいとされるトロゾウと戦えました、リメイク版の追加要素としてなんと魔法が使えるように！？
直線上に火柱を放って遠距離での打ち返しが出来るスキルと岩を設置して1度だけガード出来る2種類のスキルが実装、ゆうたくんすげー。
画像で分かる通り多くの来場者をことごとく返り討ちにしてトロゾウのダブルスコアです、魔法まで覚えたゆうたくんもこれには絶望顔...…
既にビジュアルも新しく、今後新BGMや新システムも公開されていくそうなのでただのエアホッケーにあらず生まれ変わった姿で、、、ゆうたくん勝たせてあげてぇ
琉奈と悪夢の館
かわいそうはかわいい！謎の洋館に閉じ込められた少女の脱出ホラーアドベンチャー。
ここの開発は以前モン娘ぐらでぃえーたっていうモンスター娘を育成&バトルさせる可愛いゲームを作っていて、また随分毛色の違う可愛いで攻めて来たなって思ってます、なにせホラーですからね！
か弱い琉奈ちゃんが館の中に監禁されていたところから始まり、探索する中で不気味な生物や危険なトラップに襲われながら脱出を目指していきます。
こういうゲームって3DかRPGツクールの印象強いけど奥行きのある横スクロール探索で若干の物珍しさがありましたね、僕がホラーゲームをあまりプレイしないのであくまでイメージですが。
試遊版では序盤の6分くらいをプレイ、しっかり可哀そうな目に会いました！！！
見た目はソフト寄り、でも要所のトラップやミニゲームでの失敗で容赦なくリョナシーンが挟まるので怖さの演出もなかなか。
探索だけでなくストアページを見る感じ謎解き要素も多く出てくるのかなーと思います、琉奈ちゃんの運命や如何に……
試遊版より範囲の広いらしい体験版を買ったのでじっくり楽しみたいと思います。
レビィのSLIME FACTORY
錬金術師のレビィちゃんの繰り広げる落ちものパズルゲーム。
毎ターン1マスずつ上からバブルが迫って来て、プレイヤーは最下段のバブルを取って別の場所に発射！縦か横に3つ重なれば合体します、ある程度合体させると錬金ボタンが押せるようになり大爆発を起こしてスコアになっていくという流れ。
細かい仕様を話すと縦に並んでる同色のバブルは一気に持ち上げることが出来たり、合体する際に隣り合う同色のバブルも巻き込んでくれることなどパズルとしてよく考えられているなーと思いました。
画面下で歩き回ってるレビィちゃんや錬金する度に増えていくスライム達が良い感じに賑やか。
試遊版では100ターン内のスコアアタックが行われていました。
そう、このゲームは時間ではなくターン性なのでいくらでも長考していいんです、スマホ数台を前に僕含め皆さんうんうん唸ってましたねｗ
特に途中から色が増えてきたところで邪魔なバブルの処理には悩まされました。
僕はパズル苦手なもののゲームの理解が速かったのかピンチに陥ることなく100ターン生き残り、最終的に16位ランクイン。
ある程度バブルを溜めながら一気に合体させられるように立ち回るのが大事そうだけどそこまで上手くは出来ませんでしたね、最上位には4万点越えもいてビックリ！
スマホ向けに開発中だけどSteam版も考えているとのことで楽しみです。
ナワルトナル
サイケなビジュアルにぶっ飛んだ設定のアクションシューティング。
主人公マジェは世界の為に身を捧げる生贄（アイドル）、敵は独占欲の強い悪質なファン、弾幕地獄を乗り越えて無事に（？）生贄となる事が出来るのか！
もうぶっ飛び過ぎてて何言ってるか自分でも分かんないです、アステカ神話等から影響を受けてるそうです神話ってすげーな。
ゲームとしてはアクションとシューティングのバランスが面白く、地上ではオート射撃・近接攻撃・ジャンプを駆使した立ち回り、鳥に変身して空中では高速で飛び回りながらオート射撃とそんなに難しい操作は無く直感的でしたね。
ノリノリのBGMと派手なビジュアルがとても良くて、特にボスなんかは劇団イヌカレーのような奇怪で幻想的にも見える巨大な霊が襲い掛かって来て迫力ありました。
試遊版で遊んだステージ、そんなに難易度高くはないかもー？と思っていたのですが…
敵の出す白弾が近接で跳ね返せて、これが敵に自動追尾するものと勘違いしたまま（実際は真横に飛んでいくだけ）ボス戦でこれ見よがしに放たれる白弾を画面下の方でずーっと近接ﾌﾞﾝﾌﾞﾝして、ボスは浮いてるので当たりませーん☆という状況で3回くらい死にました、アホか！
とにかく手触りが良くてちゃんとシステム理解すればノーミスで上手く立ち回れると思うので頑張りたい、楽しみです。
以下試遊してないけど気になったゲームをひと摘まみ
ReConnect：プログラムになってコンピューターの中でバグを修正しながらゴールを目指すパズルアクション、ステージをプログラムするところにBaba is youっぽさありつつもアクション的な要素もありそう？
HEAVEN SEEKER コノ残酷ナ世界ノ救イ方：これ既にSteamで売られてますよね気になってます、かなりガンジョンっぽいツインスティックシューターでランダムに手に入る魔法を駆使して戦っていくみたい。
魔神少女エピソード4：2Dアクションの人気シリーズ、情弱で申し訳ないんですがもうナンバリング4作目！？魔人少女2まではプレイしたことあります3DSなので結構懐かしい話ですね、その後RPGとか出してたのは知っているのですが……これを気にブレイブダンジョンやるか！？
Pastel☆Parade：キュートでポップなリズムゲーム、一言でいうとリズム天国です、これ限界ビートちゃんと合体ブースだったので遊んでおけばよかったなぁ
Skateboard Knight：3ラインをスケボーに乗った騎士が爆走しながら敵をなぎ倒すローグライト&アクション、こういうお手軽操作でやり込めそうなゲーム好き
Primland The Magus -プリムランド ザ メイガス-：ドット絵の2Dアクション、ダークファンタジーな世界観と豊富なスキルを駆使したパズル的なアクションや手強そうなボス戦が印象的でした
EchoesⅡ：サクッと遊べるローグライク、不思議のダンジョンとしてのローグライクはもはや珍しい寄りですね、Steamで既に売ってるみたいで気になってます
でびるコネクショん：ワルガキ悪魔をわからせたりわからされたりするアドベンチャーゲーム、召喚した曲者揃いの相手の心を読みながら感情を高ぶらせろ！ケモ好き必見です
RewindGirl：時間を巻き戻した地点に過去の自分が残る？自分と強力する2Dパズルアクション、自分の分身に行動を記録させるんだけど記録した行動が取れない場合はパラドクスを起こして失敗したりと、発想が面白いなと思いました
Re:VER PROJECT -TOKYO-：お尋ね者になった主人公がサバイバル生活を送りながら真犯人を突き止める2Dアドベンチャー、ただ探索をするのではなく追われる身としての緊張感が面白そう、あとピクセルアートがめっちゃいい！
あとがき
ノベルティもらえること考慮せずに鞄と財布だけで向かったので最初に行ったフックガールさんとこでクリアファイル貰えて助かりました。
正直時間も体力も足りない！！！まぁアドベンチャーや頭を使うゲームに関しては会場よりも家でじっくり腰を据えてやりたい気持ちあったりとか、あるんですけどとにかく出展作品が多く、見れなかったタイトルのほうが多いですね。
当初はフックガールのグッズ欲しいくらいの気持ちですぐ帰る予定が気づけば4時間弱経ってました、帰ってから力尽きて寝落ち……
インディー界隈の熱気を感じられる良いイベントで満足です！